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詩集

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書きためた詩のマガジンです📖
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記事一覧

初夏が彼女をそうさせる【詩】

背伸びした制服の短いスカート 夏の香りをつれてくる 暑い太陽が彼女をそうさせる 太陽より君が眩しい 満面の笑みを見せる彼女 誰に見せている笑顔なの 暑い太陽に嫉妬する僕 初夏は思わせぶりの恋をさせる 初夏が彼女をそうさせる 翻弄させられる季節が もうすぐやってくる 通学路の片思い

欲しいもの【詩】

買っても買っても見つからない 物を買う でも十分買ったかな 物で心は安定しない 探しても探しても見つからない 欲しいものは 安定した自分の心 自分の心があったら たぶんあんまり物に頼らなくても大丈夫 買ったり探さなくても 自分の心は いつも自分のそばにいるよ

プリクラ【詩】

友とはしゃいで 撮ったプリクラ あの頃の青春は いつまでもプリ帳に 残されたまま ひとりではしゃいで 撮ったプリクラ あの頃の青春は いつまでもプリ帳に 誰にも言えないまま あまりにも幼くて 子供のような自分がいた プリクラの青春は 青いままで 原型をとどめていないプリクラの私です。 時効なので載せました。😅

君だけを守りたい【詩】

しんだくて辛いのは 君だけじゃない たぶんみんな辛いんだ 壊れそうな気持ち 抱きしめて 大丈夫だよ、元気出して! 未来が見えなくて辛いのは 君だけじゃない たぶんみんな未来が見えない 壊れそうな気持ち 抱きしめて 君だけを守りたい ずっとずっとこうしていたい 僕には君との未来が見える 君はどうかな? ずっとずっと君だけを守りたい 大好きだ!

君に届かない【#青ブラ文学部】

天国の君へ お元気ですか 届かない思いを持て余してしまう 何も残していかなかったけど 君がくれた思い出は宝物 言わずに秘めた思いは 永遠に君に届かない 私、君に恋していました 山根あきらさんの企画に参加させて頂きます。😄 素敵なお題をありがとうございました。🙏✨

赤いカーネーション【詩】

花束を贈るのが 気恥ずかしいのは 何故だろう 一本の赤いカーネーション 初めてのプレゼント 一輪挿しに 一本の赤いカーネーション 飾ってくれた ご機嫌のお母さん 真っ赤な頬の僕 いつもありがとうと言えないけど 一本の赤いカーネーションを贈るだけで 今日ありがとうと言えた 5月第2日曜日の母の日

春の夢【詩】

うつらうつら 眠気に誘われ はかない夢をみているよう こんなのどかな日々が幸せ 心地よい眠りで 朝寝をする 幸せとはこういうことかな

かけがえのない存在【詩】

学校の勉強だけが全てじゃない だから落ち込まないで 大人になって社会に出ると いろんな人がいろんな仕事をして みんなそれぞれ役割があって助け合っている そして世界が回っていく どんな人も欠けてはいけない かけがえのない存在 だから大丈夫 生きていこう

欲望の杯【詩】

欲におぼれそうになる 私の胃袋はふるえる これ以上の幸福があるだろうか どんな願いよりも極上だ 黄金の飲み物を また頂く 神に感謝して 乾杯と杯を差し上げる

傷心【詩】

同じだけ傷ついたぶん 同じだけ傷つけている 知らず知らずのうちに 無意識のうちに 今までいろんな人を 傷つけてきたのだろう 憂い悲しみ 心を痛めない人はいない だからこれからは 人に優しくなりたい

恋々れんれん【詩】

君を逃した いや君は旅立った 私に未練を残して どうして傷付けてしまうのだろう 君には幸せになってほしいのに 後悔に焦がれる いや君に焦がれる 恋々れんれん いつだって何歳だろうと 人は恋する生き物 恋っていいですね そう思わせてくれたのは 君でした

葉桜【詩】

桜が散り 地面の花を踏みしめる 桜に別れを 名残惜みつつも 葉桜の葉が 目に鮮やかに映る 眩い日差しが 緑の光をこぼす 爽快な空気が高揚させる 新たなスタートを切る

未熟な心【詩】

お腹がすいたら ご飯を食べるように 心が空っぽなら 言葉に触れる 目に見えない心を 言葉で形作る 未熟な心で 未熟な言葉でも 伝えることが きっと成長の証

夢中になって【詩】

悩みや不安 吹っ飛ばすくらいの 夢中な出合い 心の底から楽しくて 時間も忘れるくらい 夢中になったら きっと退屈しない 不平不満も言わない 自分の人生に無我夢中 だから夢中になろうよ