みつまめ

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最近の記事

10月のひとりごと

日記に書くほどでもないとりとめのないはなし。 登場人物は主に2人。 心療内科に初めて行ったのは1年前。過労が原因で適応障害の診断を受けた。そのときに診察とは別にカウンセリングを勧められ、先生も「合わなかったらやめていいよ」と言うので一度受けてみた。担当になったカウンセラーの方は新人っぽい女性で、向こうのほうが緊張していてうまく会話が噛み合わず、先生の言う通り2回目はお願いしなかった。 その後自分は転職をしたが、一年後違う職場で全く同じ状況になった。心療内科にも1年ぶりに行き

    • 9月のひとりごと

      『ぼくたちは習慣で、できている。』を読んで先月から日記をつけ始めた。 “毎日書く”が目標だったので、無印で100円の、1ページに1週間分書けるシンプルなノートを選んだ。 1日分のスペースが小さいので、その日あった出来事だけ淡々と書くようにしている。それでも読み返すと、その時の感情が割と鮮やかに蘇ってきておもしろい。習慣としてのハードルがめちゃ低いので、なんとか一ヶ月以上続いた。 すると今度は、日記のスペースには入りきらない、出来事というほどではないけれど印象的だったシーン

      • Aぇ! イナズマロックで15秒だけ考えたこと

        ジャニーズ問題がどうこうなる前から、価値観のズレをつぶさに見つけては寄ってたかって叩きのめすTwitterの風潮がしんどくなって、アプリを消していた。 9月、平日の昼間に友人から連絡が来て、Aぇがフェスに出演することを知った。(連絡をくれた時点でチケット確保済みだった。ありがたい限り) どの界隈にとってもそうだと思うが、オタクにとっての一番の情報源はTwitterなので、番組出演情報にも、タレントの熱愛ややらかしにも、全ての情報に疎くなっていた時だった。 それでも「行くよね

        • 自転車屋の屋良くん

          朝、心療内科に行く時に自転車のペダルがおかしくなっていることに気づいて、帰ってお昼を食べてからいつもの自転車屋さんに行った。 いつもの自転車屋さんのことは同居人と私の間で「イケオジのところ」と呼んでいる。店主がとにかくかっこいいのだ。多分40代くらいで、スタイルが良くて、ジャニーズの屋良くんに似ている。 お店自体は商店街の外れにあり、いかにも「街の自転車屋」という感じの佇まいで、いつも軒先でお客さんがイケオジに修理を相談したり勝手にタイヤに空気を入れたりしている。 私の

        10月のひとりごと

          「一年に1回か2回か使う道具たち」の島

          同居人と仕事の話をしていたらついヒートアップしてしまい、結果「ごちゃごちゃ考えないようにまずは家の中のものを減らして、思考をシンプルにしよう」ということになった。 翌日、ちょうど読んでいた『ぼくたちは習慣で、できている』という本に下記のような一節があり、とてもタイムリーでなるほど!と思った。 この本では(まだ読み途中だけど)「才能は天から降ってくるモノではない。努力を習慣にして継続すれば後に才能が作られていく。」という前段から、「習慣を身につけるためのステップ」が実験デー

          「一年に1回か2回か使う道具たち」の島

          二度目の休職と、薬膳を学ぶ

          一年ぶり、人生2回目の休職。 自分を責める気持ちより「逃げてなにが悪いんだし!しらねぇし!」の気持ちの方が勝っていて、年齢を重ねるってこういうことかなと思っている。 とはいえ体が変になるくらいまでダメージを受けていたのは今回も変わりない。一回隠居モードに入ったら、気持ちだけじゃなく体の方もやさしいものしか受け付けなくなって、外食でおかゆが食べられる場所を探して赤羽駅に何年も前からある中華料理屋に入った。 中華粥を食べてたら心もやわやわにふやけて、半分食べたくらいで涙がぼた

          二度目の休職と、薬膳を学ぶ

          13位の日

          静岡日帰り出張。 行きの新幹線で予約した席は通路側。 途中、新横浜でハットを被った小綺麗なおじいちゃんが乗ってくる。 強めにトントン!と膝を叩かれて 「窓側座る?どうせすぐ降りるでしょ?僕は終点近くまで行くからね」とのこと。 じゃあ先に降りる私が通路側座ってたほうがいいのでは?と思ったけど、言われるがまま隣の席にそそくさと移動し、おじいちゃんが通路側に座る。 おじいちゃんは座りながら「これこれ〜!」と崎陽軒のお弁当が入った袋を自慢してきた。 起床から2時間以上たってるのに

          引き出物はホットサンドメーカー

          ありがたいことに、偶然チケットが巡ってきて、舞台「おとこたち」を観に行った。 舞台なんて片手で数えるくらいしか行ったことなくて、10数メートル先にユースケサンタマリアとか藤井隆が現れただけで興奮状態に。 映像と漫画は人並みに摂取するけど、舞台はどれとも全く違ったエンタメで「待ってくれ、こんなにすごいことが各地で毎日のように行われてるのか?どうかしてるな?」となった。 目も当てられないような、ほんとにしょうもない3人の男の半生をなぞるミュージカルで、心臓がざらっと嫌〜な気持

          引き出物はホットサンドメーカー