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深層学習(ディープラーニング)の深層を探る ~その2「ネオコグニトロン」~

自分は以前、神経科学をほんのちょっとだけかじって、いろんな縁で今はディープラーニングのエンジニアをしています。

神経科学をやっていたので、今のAIブームにちょっとだけ物足りなさを感じてます。ディープラーニングは確かにすごい。だけど、脳の方面からディープラーニングをみるとまだまだやる事はいっぱいある気がする、、、なんて思ってます。

「ネオコグニトロン」をご存じでしょうか?ディープラーニングの畳み込みニューラルネットワークの原型になったものです。1979年に発表された研究なので、当然畳み込みニューラルネットワークなんて言葉で説明されていませんが。畳み込みニューラルネットワークでいう、畳み込み処理とプーリング処理がS細胞とC細胞で表現で説明されています。

興味のある人は「ネオコグニトロン」で調べて見てください。

「ネオコグニトロン」の開発者は福島邦彦さんという方で、下の記事『人間の脳のメカニズムを、わたしは知りたくてたまらない。』があります。

現在のAIブームでは、「必ずしも人間の脳を再現を目指すものではない」ていう表現をよく目にしますが、脳にはまだまだ解らないことが沢山あってその方面からAIをみると、「ネオコグニントロン」のように発見があるかもしれませんね。



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