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残したい思い出とさよならしたい思い出を整理した話


先日実家の片付けをしてきました。
就職と同時に家を出て約10年。
今までも少しずつ私の物は処分していたのですが、今回は段ボールに詰められていた思い出の品たちを整理しました。


思い出が詰まった段ボールのはずなのに、開けてみたら「なんでこんなの取ってあったんだろ」「あれ、これまだあったの?」と思うものも。
そういうものはあっさり処分できました。


例えば、中学の頃授業中に友達と交換しあっていた手紙とか(授業中に遊んでたな…)、友達と交換しあったプリクラとか(友達の友達とか知らない子も写ってるのあるよね)、はまってた漫画のグッズとか(今も漫画自体は好きだけどグッズは使わないしいらない)、かわいいけどさすがにもうつけられないキャラクターのキーホルダーとか。


就職して間もない頃は、学生時代の思い出が強くて捨てられなかったんですね。
でもさすがに30代に突入したらけっこうあっさり捨てられました。
なかなか友人関係のものって処分しにくかったけど、授業中手紙をやりとりしていた当時の友人たちとも未だに交流あるし、この先も細く長く関係性は続いていくだろうなって思えたのも一つの理由かも。


次に捨てられなかった思い出の品は、ディズニーグッズ。
子どもの頃からディズニーランドが大好きなんですが、北海道から行くので数年に一回くらいしか行けない大イベントだったんです。
物心ついて覚えている範囲では15周年、ディズニーシーのオープン、20周年。
その時の周年グッズがまあなかなか捨てられず。
おまけにもったいなくて使えなくて、ディズニーカーニバルのメモ帳やらトゥーンタウンオープンのメモ帳やらが残ってました。


さすがにもう残しておかなくてもいいかなあと思ったんですが、使わないのももったいないし、かといって自分は使う機会ないな…と思い、娘にあげることにしました。


まだ2歳なので、使うといってもぐちゃぐちゃにペンで落書きしたり、シールぺたぺた貼ったりとめちゃくちゃな使い方ですが、大事に取っておいたものも娘が楽しそうに使ってくれて、なんだかすっきりしました。
まあ娘が我が家に持って帰ってきたので、実家から我が家に物が移動しただけといえばそうなんですが…。


そして、処分しにくいものナンバーワンと思われるもの。
写真。


今の娘と同じくらいの頃に、初めてディズニーランドに行って撮った抱っこされている写真。
手にはミニーちゃんのパペット。


今年ディズニーランドデビューした娘も、パークでミニーちゃんのぬいぐるみを買ってもらい大事に遊んでいるので、親子同じだなと笑ってしまいました。


そして、その写真を見た母が「これは取っておかなきゃね〜。私が」といってアルバムごと持って行きました。笑
そうね、私よりもこれは親の方が思い出として持っていてもらっていいかもしれない。


一方、これはもういいかなと思って処分した写真もありました。
今考えるとあまりいい思い出ばかりではなかった小学校時代の写真です。
いじめられていたわけでもなく、友達と遊んだりもしていましたが、なんとなく無理して付き合っていたなという気がします。

別に自分はそんなに興味ないけど、仲良くしてきたし合わせないと。
周りから浮きたくないし、みんなこう言ってるし。

そんな気持ちで毎日過ごしていた記憶があります。
毎晩母に愚痴を言っては遅くまで話を聞いてもらっていました。

中学は私立に進学したので、小学校の同級生とはその後付き合いがありません。
写真を見て思い出したいわけでもないので、思い切って処分しました。
すっきり。
なんとなくモヤモヤが残る思い出をわざわざ取っておかなくてもいいなと思えたのは今回の収穫です。


両親の70代突入が少し見えてきて、実家の片付けはお互い進めていかないといけないなと思います。
そして何よりも、年明け引っ越し予定の我が家の片付けを…進めないと…

年末の大掃除も兼ねてがんばります。。。


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