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『ブラッシュアップライフ』で平成のあの頃を振り返った

こんにちは!

新年が始まってから全然ブログを書けてなかったので、なんだか書きたいことが色々と溜まってます。

タイトル通り、今更ながらドラマ「ブラッシュアップライフ」を視聴しました!


1ヶ月間だけNetflixを契約した

12月から1月の1ヶ月間だけ「ポケモンコンシェルジェ」と「Scott Pilgrim vs. The World」を見るためだけにNetflixを契約しました。

Scott Pilgrimは日本の漫画に影響を受けて、アメコミとは異なる日本の漫画のスタイルで描かれたカナダ人アーティストによるビデオゲーム風な漫画です。2007年にカナダに留学していたのでその時に知りました。
過去に「Juno」などでお馴染みのマイケル・セラ主演で実写映画化もされてます。
今回は日本のアニメ制作会社によるアニメ化で期待してたのですが、2話からつまらなくて3話で離脱してしまいました。

ポケモンコンシェルジェはめーっちゃ可愛くてポケモン大好きな私は「私もポケモンコンシェルジェになりたい!自分のパートナーポケモンは誰がいいかなぁ…」と毎話ハイテンションで観てたのですが、なんと4話完結なんです…。1日1話、4日で観終わってしまいました…。
シーズン2に期待だぜ!?

多言語に対応した日本の映画・ドラマは少ない

そんなこんなでNetflixの更新日まであと10日ぐらいに迫ったところで、夫が「これ面白そう」と選択したのが「ブラッシュアップライフ(英語のタイトルは「Rebooting」)」でした。
日本の最新ドラマは外国語の字幕が付いてるものが他の国のコンテンツに比べて圧倒的に少ない(韓国ドラマとかは英語・スペイン語とか多言語に対応しているものが多い!さすがK-POPも韓国ドラマも海外に積極的に発信してると感心する)ので、アメリカ人英語ネイティブでまだまだ日本語勉強奮闘中の夫と一緒に見る事はありません。
そんな中でも「ブラッシュアップライフ」は英語字幕に対応していました!

本題の「ブラッシュアップライフ」の話はここから

ブラッシュアップライフは地上波では去年の1月〜3月に日本テレビ系で放送されていたドラマです。安藤さくらさん演じる主人公の近藤麻美(あーちん)は33歳で交通事故で亡くなってしまいますが、死後の世界で別の生命に生まれ変わるか、同じ人間としてやり直すか選択を迫られます。彼女は再び「近藤麻美」として同じ人生をやり直すことを選択します。

reboot(リブート)は再起動ややり直しを意味するので、何度も人生をやり直す物語にぴったりな英語タイトルだと思いました。

平成初期生まれ世代には懐かしのアイテムが盛りだくさん!

こうして主人公の麻美はまた生命を授かり0歳から人生をやり直すのですが、麻美は1989年・平成元年生まれのキャラクターなんです。
そう、私もちょうど同じ年に生まれたので、幼稚園でのセーラームーンごっごや、小学校でのシール集め・交換に高学年でプロフィール帳が流行る、などが自分の子ども時代を振り返っているようで懐かしい気持ちになりました。

私はセーラームーンは強くてカッコ良くてポニーテールが似合うジュピターが一番好きだったので、マーキュリーやりたいっって思ったことはなかったですが、統計的にはあの世代の女の子はマーキュリーに憧れる子が多かったのでしょうか?

また雑誌「ピチレモン」を5年生くらいから愛読してたので、ANGEL BLUEのナカムラくんとかも「流行ってたなー」って思い出しました。
私は当時ピチレモンのモデル(通称ピチモ)の大沢あかねさんが好きすぎて、地元でピチレのイベントなどにも参加してました!

とにかく主人公を平成元年生まれの設定にしてくれたバカリズム最高!となりました。笑

ちなみに中学生時代で何度も何度も出てくる大事なアイテムとなるゲームボーイアドバンスは私も中1の時に買いました。
結婚の時に実家で荷物を整理した時に見つけて、レトロガジェット大好きな夫がキープしてたんですが、最近バックライト付きのIPS液晶にアップグレードしてくれたのでめっちゃ綺麗な画面になりました!

このドラマの「推せる」ところ

それ以外にもブラッシュアップライフの好きなところは、恋愛に全然重きを置いてなくて最後まであくまでも友情一番で話が展開していくところです。
また30代前半という年代で周りは結婚して子どもを持つ、母親になるといった現実的な転換期を迎えているのに、あーちん、みーぽん、なっち、まりりんの4人の女性の人生にはそういった側面を一切描かないところも、これまでの女性をメインにしたドラマでは珍しく新鮮で面白いなと思います。

夫は1話目から最後まで「どの女性キャラクターがタイプか」をずっと悩んでいました。
最終的にはなっちを選びましたが、メガネをかけてる時のみーぽんも「すごく良い」と推していました。笑
私は現実で出会ったら大人になった黒木華さん演じる玲奈ちゃんに惚れると思う。大衆がイメージする「可愛いらしい女の子」を具体化した感じ。

平成まではみんなが同じ流行を追うモノカルチャーだった

4歳上の夫も世代は同じなのでブラッシュアップライフの時代設定は共感するものが多くとても楽しんでいました。
そんな夫に「アメリカ版を作るとしたら?」って仮定の話をしたら、「アメリカは日本と違い異なる人種、宗教、文化の人間が共生してるから、同世代でも絶対同じものを通ってきた」という概念が無くてみんなに共通するものが作れない」という回答でした。さらに「日本でも「みんなが同じ流行を追う」というのは今の令和の時代では通用しないね」とも言っていました。
言われてみればスマートフォンにYouTubeにSNSといったテクノロジーが発展する前の平成20年代初期〜中期まではみんな自宅でTVを観ていたので、周りと同じドラマを観て、同じ音楽を聴いていたし、ファッションなどの流行も雑誌が主な情報源だったので、今でいう「多様性」は少なかったんだなあと思います。

そう考えると平成後期から令和のこの過去10年間くらいで、なんだか一気に時代が進歩したようで嬉しいような寂しいような、そして自分もそんなことを思う年になったことを痛感した、もう胸を張って「若い」とは決して言えない歳に差し掛かった平成元年生まれなのでした。

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