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アダルトチルドレン(AC)の心理カウンセリング

今回は心理カウンセリングについてお話ししたいと思います。

現在33歳の私が真剣に心理カウンセリングを受けるようになったのは、コロナ禍の2021年の1月から。


生い立ち

私は中学の頃は1年の夏から卒業まで3年間ほぼ不登校児でした。
中3の初夏にでフリースクールに通い始め、そこで友達が出来ましたが、それまでの2年間はほとんど家に引きこもって家族以外との交流はない生活をしていました。
外部との交流はない生活はしていましたが、不登校であることがすごく恥ずかしくて高校からはちゃんとしたいと、失った3年間を取り戻せないかと思ってました。
かといって家にいながら勉強していたわけでもありません。
ただ、中1で洋楽に目覚め英語がすごく好きだったので、英語コースのある高校に入りたい、カナダに留学したい(Avril Lavigneが特に好きで、彼女の出身地であるカナダに強い憧れを抱いていた。笑)という夢はありました。
そして英語科がある私立高校の受験を決め、中3の夏というすごくギリギリの時期ですが家庭教師をつけてもらいました。
高校はなんとか入学できましたが、勉強と周りの人間関係にすぐギブアップしてしまい、2年からは姉やフリースクールの友達が通っていた通信制高校に編入しました。
高校を卒業してからもせっかく入れた英米科の短大を2学期で中退して、短期の派遣やアルバイトも点々としていました。

カウンセリングを受けることを決めた経緯

20代前半から親に対するわだかまりややモヤモヤの感情が強くなり、24、5には早くこの家から出ないといけないと思い始めました。

そして25歳で出会った現在の夫と27歳で結婚。

それでも家を出て何年も経つのに、未だに親(特に母)と顔を合わせる度に、「なんでこの人はこうなんだろう?」「なんで心のない発言ができるのだろう?」と家に帰っては親の言ったことを繰り返し考える日々を過ごしていました。
特に心にグサっときたのは、2019年の家族旅行中に亡くなった母方の祖母の話をしていたら、姉がふと「そういえば友達の旦那さんが自殺で亡くなった」と言い出し、理由は不倫と借金だったとそうです。
すると母は「そんな人は死んで当然だ」と言いました。
自分の親である母からの「(人が)死んで当然」の発言を聞くのは精神的にすごくキツかったのです。
この時のことは今でも鮮明に覚えています。

そして夫からの勧めもありオンラインで心理カウンセリングを受けようと決意しました!
アメリカに住んでいた時も夫婦カウンセリングを受けたことがあり、抵抗は全くありませんでした。

当時は奈良に住んでいたので奈良在住のカウンセラーさんを探しトライアルをしました。とはいえコロナ禍だったのでカウンセリングは全てZoomを使ったオンライン形式でした。

初回のカウンセリングはどんなことをしたか

初回のカウンセリングを予約したあとは、カウンセラーさんからメールで同意書シートが送られてきて、現在の悩みやカウンセリングを通してどうなりたいかを記入して送り返しました。

そしてカウンセリング当日は、シートに沿って自分の生い立ちや具体的な悩みをカウンセラーさんに伝えました。

一番の悩みであったのは「心理的に親から離れられない」「生きづらく・人間関係が長続きしない」でした。

するとカウンセラーさんからアダルトチルドレン(AC)・愛着障害の傾向に当てはまるように思いますと指摘されました。

アダルトチルドレン(AC)とは、子ども時代に親や養育者との関係の中で負った心の傷が、現在の生きづらさや人格形成に影響している状態を指す概念のことです。医学的な診断名ではありませんが、心身の不調や社会生活に支障をきたしている場合には医療などによるサポートが必要になることもあります。

https://h-navi.jp/column/article/35026768

※心理学の専門用語では愛着障害と呼ばれます

自分が抱えてきた生きづらさの症状に名前があることは知りませんでしたが、なんとなく自覚はあったので、納得できました。

それから10回のアダルトチルドレン回復講座、6回のコミュニケーション講座といったものを計3ヶ月ほど受講しました。

次回に続く

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