えっ?天児屋命の子孫ってコト?③


これをお読みの方の大半は『天児屋(あめのこやね)』を人と認識しておられると思います。

私がこれからお話しする中での『天児屋(あめのこやね)』は天児屋(あめのこやね)と言う人物ではなく、天児屋(てんごや)と言う場所と捉えお話ししていきます。

天児屋とは人ではなく場所。
どんな場所かと申しますと、神託を受け取る場所。神託を受けとる人がいる場所。
と言う解釈でお話し進めたいと思います。
有名処では『瀬織津姫』など祓い清めの巫女は数あれど、その最高峰の巫女(本物の神託を受けとれる者)がいたところ。
それが『天児屋(てんごや)』なのです。

現 宍粟市千種町西河内に『天児屋(てんごや)』と呼ばれる場所がある。
私の祖父はその地に生を受けた。
その地は『たたら製鉄』が日本で最初に伝えられた場所。
この『たたら製鉄』も『天児屋』を語る上で非常に大切なワードになってくる。

純粋に神託を受けられる選ばれし巫女(正式には巫女ではないんだけど、ややこしくなるから巫女と表現します。)この天児屋(てんごや)に住みたたらの『村下』職を務めた家系の男性を支えた女性…村下の血筋があってこそ『天児屋(あめのこやね)』や『おなり神』と呼ばれる巫女(大奥取締り役みたいな?)の役割が出来る。
各地の巫女をまとめる役目
具体的にはその場所から動かずして、意識体で各地の巫女と繋がり、信託を伝えていたとされる。



この私が生まれ育った現兵庫県宍粟市千種町中心に、鳥取県の一部、
岡山県の一部。だいたい現在の『氷ノ山後山那岐山国定公園』が砦。
すなわち神世と人世の結界(境界線)になっていた。その場所がすごく大切で、その時代が大事。
この辺りから話を進めてみようと思う。

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