見出し画像

初心者デザイナーに伝えたいこと3選

noteをいろいろ見ていると、Webデザイナー、UIUXデザイナーになるために学習している人がたくさんいることに驚く。
私がこれまでデザイナーとして働いてきて、特に押さえておきたいポイントを3つだけ絞って書き出してみる。


使えるソフトは何がいいか?

圧倒的にFigma。
Figmaだけでもいいんじゃないかと思うが、UI作成(Webサイトやアプリなど)に強いのがFigmaで、イラストやロゴ、写真加工が必要な場合に使うのがPhotoshop、Illustratorという感じで分けて使えると良い。
今はSTUDIOやcanvaなどある程度デザインの土台が揃った状態から始められるものも増えてきたが、まずは純正のデザインソフトが問題なく使える状態にしておくというのはとても大事。

理由としては、歴代のデザイナーたちがFigma、Photoshop、Illustratorなどのデザインソフトを使って作成してきた過去の資材があり、それを使って一部修正などの作業をまず任せられることが多いと思うので。

ほとんどの会社ではFigma、Photoshop、Illustratorが使うことが出来ればなんとかなるはず。
それぞれのソフトの基本的な使い方や、どんなことが出来るのか、どんなことが得意なのかをわかっていれば、応用の使い方まで覚える必要はない。今の時代検索すればHowToすぐに見つけられる。

検索力を磨く

自分で考え込まず、すぐに検索する!
例えばデザインソフトの使い方がわからなかった時やデザインに悩んだ時、デザインの理由を考えたい時など。

若手の頃にどこかで見た「悩むのはベテランがやること。ベテランはこれまでのデザインを頭の中で振り返ることで手が止まるが、若手は振り返るものがないから手を止めても意味がない。とにかく手を動かす!」という言葉はこれまでのデザイナー人生でずっと頭に残っている。

サイトデザインやバナーデザインの参考サイトやデザインソフトの使い方をまとめてくれているサイトが今やネット上にたくさんあるので、そういうサイトを見て学習していこう。
愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

検索して参考サイトなどを見て丸パクリは絶対してはいけないが、一部の要素を参考にして作るというのは全然問題ない。
いろんなデザインを見て感じてアウトプットを起こすというのを繰り返すべし。

100点を目指さない

デザインのゴールは無いし、いくらでも時間がかけられるので初めの頃は特に、あれもこれも考えて付け加えて修正してを繰り返してひとつのデザインを作り上げるのにかなり時間がかかるはず。

時間をかけた分、そのデザインが採用されるわけではなく、適当に作ったボツ案だと思っていたものが採用されることもある。(本当にこれまで何度もえっこれ!?となることがあった)

自分の中での「いいの出来た!」という気持ちと、クライアントや先輩デザイナー、他部署の方などその他の視点でのデザインの見え方は全く違うということを意識して取り組んでいく。
デザインへのダメ出しくらっても、それは自分自身を否定されたわけではないので感情を切り離しておこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?