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自分が皿を片付けるのは、やっぱり悪いことだったようだ

無能な働き者は射殺しろ…みたいな主張があったっけな。

前回の記事

前回の記事では、「なぜかは覚えていないがお父さんの食事が終わっていないときは食器を片付けてはいけない、というルールを課された」ということを紹介した。

食後に食器を片付けるのはすっごく悪いこと?|みけCAT

それから1週間のうちに、私が食器を片付ける、もしくは食器を片付けようとしたことで悪い評価を受けるという出来事が2回も発生した。
今回の記事では、これらの出来事を紹介する。

出来事 1

流しの横の広いところが塞がっていたので、流しの前の狭い場所にコップを置いた。
すると、「お母さんが寝ぼけてぶつかると割れそうな所に置かれると怖いな」的なことを言われた。
自分だってリスクが高めな場所に起きたくて置いているわけではなく、広い場所が塞がっているから仕方なく選んだのである。
それでこのような評価を受けたということは、今回は運ばないべきだったということだろう。

出来事 2

お父さんと一緒ではない食事の後、皿がしばらく置かれていたので片付けようかと思った。
そのため、まずは片付けられそうな状況かを確認するため、台所の様子を見に行った。
その結果、十分な置き場所が無く、片付けられなそうと判断したため、しばらく待機した後また見に行くことにした。
すると、「来るんなら皿を持ってきてほしかった」的な文句を言われてしまった。

さらにその後の母との会話の中で、母の職場に居る知的障がいがありそうな従業員の話をされた。
色々な場面において、その従業員がした仕事の尻拭いをしたり、仕事をするのをやんわり断ったりしたりしている、という内容だった。
そして、私について「あんたのこともこのように思っている」だったか「あんたにはこのように思われてほしくない」的なことを言われた。
「いちいち教えるより自分でやったほうがいい」的なことも言われた。

考察

自分が皿を運べそうかの事前確認を行うのは、運べない状況なのに皿を持って行ってそのまま持ち帰る無駄足を避けるためである。
このとき、自分には残念ながら透視や千里眼などの能力は無く、しかも愚かなのでその欠点をカメラを設置するなどして補完することもしてこなかった。
そのため、事前確認には直接行って状況を目視する必要がある。

だが、今回は事前確認を行ったことが文句や説教に繋がってしまった。
しかも、事前確認をしたために低評価を受けたのは今回だけではない。
以前、事前確認に行ったら「来るなら皿を持ってきてほしかった」的な文句を言われたことがあった。
このときは、「皿を持っていくための確認をしただけなのにそんなことを言われるなんてひどい!」と怒り、その後皿の片付けを全面停止した。
この全面停止は、記憶によれば数年後の正月に「そろそろいいかな」って思って解除するまで続けたと思う。
今回は、このような全面停止による抗議をするのではなく、動作の改良のため、事前確認のためだけに台所に行くのを禁止し、トイレなどその他の用のついでに確認ができたときのみ皿の片付けをすることにしようと思った。
(「確認ができた」は「皿の片付けをする」の必要条件であるが、十分条件ではない)

しかし、職場の話をされたのを受けて考え直した。
考えてみれば、透視や千里眼などの能力が無い無能なために直接行くことによる事前確認に頼る以外にも、自分が行う皿の片付けには悪い点がある。
まず、そもそも「油ものは流しの中に、そうでないものは流しの上に置く」というルールだったはずであるにもかかわらず、判定をサボって全て流しの上に置いてしまっている。
また、何らかの基準に基づいていい感じに皿を重ねてから片付けると良い可能性が考えられるが、自分は片付けのときに皿を重ねることは一切していない。
今回紹介した出来事 1 は、置き場所の選択が不適切なことがあることを示唆している。
今まで、お父さんが食事中は片付けていけないなどの制約がある中、皿を片付けられる状況ではよかれと思って皿を運んでいた。
しかし、話によれば、どうやらやり方が悪く尻拭いが発生するようである。
残念である。

結論

今回の件を受け、透視や千里眼などの能力が無い無能の自分は、不適切なやり方で尻拭いが発生する可能性があるらしい食器の片付けを、無期限で家では原則全面停止することにした。
ただし、具体的に頼まれた場合は協力してもよい。
なお、「運んできてくれたら嬉しいな」などのような単なるお気持ち表明依頼ではないとみなす。
今回は、(たとえば) 以下の行動は停止の対象外 (現状維持) とする。

  • 自分で食器を片付けることを要求されるタイプの飲食店 (フードコートを含む) での食器の片付け

  • 家での、配膳など食器の片付け以外の手伝い

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