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子育てが終わる時。

私は18歳で結婚して長男をすぐに産み、
長女も23歳の時に産みました。長男は大学四年生になり、家から出ています。
長女も来年には大学進学の予定で、あと一年で家を出ることになり…。
主人は4年ほど前から単身赴任で不在。
いつ頃戻るかは分かっていません。

先日、娘から年間行事予定表をもらいました。
いつものように、娘の学年に関係する行事やテストの所に蛍光ペンで線を引いていました。
5月、最後の高体連。7月、最後の学校祭。
9月、体育祭。と、他にもテストや授業参観日と色々あり、3月、卒業式。 
卒業式に線を引いた時、自分でも引くぐらい号泣してしまいました…。なんとなく日々の中でも、あと一年で娘とのお気楽な女子だけの生活が終わり、家に一人になるんだというのは意識している部分があって、毎日大事にしなきゃと思っているのですが、その三文字がもう遠くない未来に来てしまう事を改めて認識して、10分以上声を出して泣くという…。

私は、周りや自分が思ってる以上に、自分でも意外なほどに、子育てが生き甲斐だったのかと、最近思うようになりました。
長男の卒業式の前日も、引っ越す前日も、同じように泣きました。10代で産んだ息子がその時の自分の年齢と同じになった。私は息子を産んだけど、息子は大学生になってくれた。本当に嬉しかった。
娘とは主人と長男が家を出た後二人で楽しく過ごした時間がとても貴重だったので、もうすでにこみ上げるものがあります。本当に友達みたいに、服を交換したり、カフェに行ったり。
すごく遠くに行くわけじゃないけれど、一旦大きな区切りになるんだと思います。

周りからも、自由だね!何かやりたい事とか無いの?と、うんざりするほど言われます。
仕事を忙しくするべきか、このままでいるべきか。でも号泣した自分を客観的に見つめると、自分の第二の人生を本気でどう過ごしていくのか、考えるべきかなとようやく思い始めました。
きっと燃え尽き症候群のように、無気力になってしまいそうで。それはマズいなと…。
娘との時間を噛み締めながら、自分の人生の新たなスタートを少し真剣に考えてみようと思います。

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