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水のように柔らかく、半年間ニート生活始めます。

8月末付で約3年半働いた印刷会社を辞めました。
9月からまずは半年間と期限を決めて、アクティブなニート生活を送ります。

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会社を辞めたきっかけは複数あり、それがうまい具合に相互作用してタイミングが合ったという感じ。
大量生産への疑問、歴史ある大きな企業の危機感のなさ、正社員の未来への不安、変化のない毎日、10年後の将来が想像できない…などなど
去年あたりからいろんな違和感がふつふつと湧いてきていた。

でも、一番のきっかけは父親の存在が大きかったと思う。
ずっと会社に尽くしてきた父親の突然の鬱宣言。
仕事漬けで昔からあまり一緒に住んでおらず、未だにぎこちないコミュニケーション。
彼が何を目指して、どんな壁があったのかは定かではない。
でも働いた先にそんな未来が待っているのだと思ったら、苦しいなと。

そんなモヤモヤの中で、ふと外を見渡してみたら、面白そうなことがたくさんあった。
昔経験したことを掘り返してみたら、たくさんの引き出しがあった。
生き方って一つじゃないし、選択肢もたくさんあるし、なんか何でもできる気がする!
欲張りで好奇心旺盛な私のキャラクターを活かして、ちょっと寄り道感覚の冒険。
幸い、失うものが何もない身分ですしね。

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昔の引き出しの一つ、カナダのロッキー山脈で行った環境教育プログラムで学んだ言葉があった。
いろんな引き出しを探していたら出てきた言葉だ。

老子の「上善若水」(理想的な生き方とは“水”のようであることだ)

英語だったから原文や深い理解までできなかったし、内容もうろ覚えだが、恐らくこれ。
ただ、大自然の川辺(カヌーの川下り中)でカナダの先生が語っていた情景は今でも目に浮かぶ。

水は柔らかい。だけど、硬い石を丸くする力がある。
水は形がない。だからこそ、形にとらわれず自由自在にどんなところにも行ける。

老子の勉強もしてないし、解釈もざっくりだけど、水に触れあっていた実体験があったからこそ、この言葉がすう~っと脳みそに入っていった。

水のように、柔らかく生きる。

平成最後の夏に、人生のテーマを作ってみた。


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アクティブなニート生活なので、目標をいろいろ立てました。
(それは追々話せたら、話します。)
その一つとして、NOTEを始めました。
今まで自分の考えや思っていることを書き出すことに苦手意識を持っていたので、その克服のためです。

私のあだ名をちょっとかけまして、
はらにーと生活。
さあ、始めます!



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