夏の夜は子ども時代に戻る
近くの公園で花火をした
慣れない手つきで手持ち花火に火をつける
夜の公園に照らすように弾ける花火
色が変わって公園にあかりを灯す花火
だがその花火も一瞬……
火が消えた後に残るものは
燃えた灰と風に乗って流れる煙
唯一光ってたのは、公園の薄暗い電気と花火をつけるロウソクだった
それも花火する時のいい思い出になるだろう
最後には鮮やかで儚くも散ってく線香花火
久しぶりすぎて1本手を持つ方に火をつけてしまう
そんな未熟で鈍臭いことも子ども時代にしていたであろう
これは線香花火