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no3.専門病院にはじめての訪問 -私に残された時間は少ない編-

はじめに決めること


1ヶ月の予約待ちをして専門医である、
四谷メディカルキューブに訪問をしてきました。

前の記事のように調べたところ、子宮筋腫に関しては
日本でもトップクラスの病院です。
そして、綺麗な病院でした。
診てくださったのは、テキパキした雰囲気の50代の女医さん。

話をする中で分かったのが、ここは手術専門の病院なので、
「前提として手術をしたい人のみを診ている」ということ。
相談のつもりで訪問したので、面をくらってしまいました。
でも1ヶ月も待った以上、一旦は話を前にすすめることにしました。

女医さんからのからの質問は2つ。
1)子宮を残すか、残さないか
2)子宮を残す場合は、腹腔鏡と開腹とどちらを希望するか

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人生設計について


子宮を残すかどうかの質問を受けた時に、
一緒に考えられるパートナーがいない寂しさと焦りがこみあげて来ました。
彼はいますが、人生の先を一緒に歩む決心がついてるかは別の話。

私の年齢は36才。今、出産しても、高齢出産と言われる年齢。
術後1年は妊娠したら子宮が破裂するらしく、
妊活できるのは手術の傷が完全に治癒してから。
手術の予約を合わせると、最短で1年半後の38才からの妊活になります。

私に残された時間は少ない。

こうゆう時に、自分ごととして一緒に不安を共有し、
選択をしてくれる人がいたらどんなにいいだろう。

あたりまえですが、子宮=子供を作る場所。
子供が欲しいか分からない私の答えは明確で、
選べる状態にしておくことにしました。

自分で選択はできる。でも、それでも、主語が私ではなく、
私達だったら、どんなにいいかと...。
選択自体はできるけど、一緒に考えてくれる人がいれば心強い。
人生ではじめて結婚していないことを後悔しました。


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子宮筋腫は出産に影響してくる病気。
いやでも、人生設計についての問いを投げかけられます。
準備のできていない私にとって、それは結構キツいことでした。

自由に遊んどいて病気になったら結婚したいと言い出すなんて
都合が良いのかもしれませんが、
こうゆうのが人生の転機になるんでしょうね。

完治したら婚活します。笑


それぞれの選択肢のちがい

話を元に戻すと、先生からの問いかけは条件次第で希望が叶います。

>1)子宮を残すか、残さないか
子宮癌でなければ可能です。子宮を残すメリットは、出産の可能性が残ること。子宮をとることのメリットは、再発リスクがなくなることです。

>2)子宮を残す場合は、腹腔鏡手術と開腹手術のどちらを希望するか
腹腔鏡手術と開腹手術の違いは、穴を開けるか、カットするかの違いです。腹腔鏡のメリットは、傷口が小さく、回復が早いこと。開腹手術のメリットは、大きな/小さな筋腫も取れること、再発リスクを減らせること。

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両方という選択肢

私は、子宮を残し、腹腔鏡を希望しました。
そして、それが叶う状態かを診るために検診をしてもらいました。

後日、検査の結果で分かったことは、
筋腫が何十個もあることから、腹腔鏡だけでは全てを取りきれない。

筋腫の取り残しがあると、再発のスピードと可能性が高まる。
なので、腹腔鏡と開腹の両方をすることをすすめられました。
開腹だけにしないのは傷口を少しでも小さくするためです。

2度目の説明は副院長が行ってくれたました。
30分ほどかけて丁寧に説明をしてくれました。
分からないところはないか何度も寄り添いながら説明してくれて、
とても安心しました。

ちなみに、副院長はかなり関西弁でした。
私も関西人なので妙に安堵しました。

ちなみに、腹腔鏡と開腹のコンビネーションは、
四谷メディカルキューブでしか行っていません。

メリットはできるだけ傷口を小さく抑えつつ、筋腫を取り切ることです。
とても高度な技術が必要なようです。

とても良い案に思える一方、
この病院でしかしていない手術というところが、ひっかかり。。

信じていないわけではないけれど..。
自分ところしかしてないとか。。うーん。。

セカンドオピニオン を聞きに行くことにしました!

ちなみに、この時点では、手術を絶対するかは決めていません。
手術3週間前までは、手術取りやめができるようなので、
最後に怖気付いたらやめるつもりです。