マンガ『死ぬこと以外かすり傷』から受けた印象
出会い
2019年12月26日夜、新宿。
年末ということもあってか、町はいつもにも増して人だらけだったが、この町では当たり前のことだ。
私は友人が韓国へ嫁ぐ前に会ってご飯を食べていた。最後にカフェにでも寄ってもう少し話したいと紀伊国屋書店さんのカフェを探して歩いていると、
「『死ぬこと以外かすり傷』のサイン会やってまーす!」
とスタッフの人がのぼりの側に立って大きな声で叫んでいる。
瞬間、「あれ?この本のタイトルさっき見たぞ…?」と頭によぎる。
そう、先程『アル開発室』というオンラインサロンで、この本が発売されると同時にキャンペーンを打つという内容が投稿されており、それを読んだばかりだったのだ。
スタッフのすぐ横奥には、箕輪さんが寒空の下、長テーブルと椅子についている。
「ラッキー!」ぞくぞくとしたアドレナリンが走るのを感じた。
箕輪さんの横には本が平積みされている。「最後尾はこちら」の看板は先頭のスタッフが持っている。これなら友人を待たせずにすみそうだ。
すぐに本を購入してサイン列先頭に着く。多分、写真撮影はOKだろうなと思いつつ、
「一緒に写真撮ってもらうってできますか〜?」
と聞くと、
「全然いいですよ〜」
といつもの箕輪さんの調子で応えていただけた。
意外な素顔…?
早速帰りの電車で本を開いた。面白くて吸い込まれるように読んだ。恐らく30分〜1時間程で読み終えられるかと思う。
「マンガ」とは言うものの、漫画半分、文章半分で、漫画とビジネス書の中間に位置する印象を受ける。
箕輪さんは『箕輪編集室』というご自身のオンラインサロンをお持ちだが、私はサロンには入会しておらず、箕輪さんのことをよく存じ上げない。
『NewsPicks』や『ニシノコンサル』の番組での発言の印象から、へらへらしてて面白いことをやっている人という印象で、失礼ながらとても「編集者」には見えない。
そんな箕輪さんも実はとても苦労されている。詳しくはマンガを確認してほしいが…
1番驚いたことは、妻子持ちという事実!以前ニシノコンサルで、月の2/3は東京にいるとおっしゃってたが、妻子持ちだからなのだろうか?西野さんや堀江さんはほとんど東京にいないという発言をされてたと思うが、家族という縛りがないからより自由な時間が多いのかな。
気になったのは奥様の存在。いつ帰ってきてるのか出かけてるのかわからないような旦那さんを持ち、且つ幼いお子さんが2人もいらっしゃる!同じ幼い子供を持つ母として、この時奥様はどんな心境でいらしたのかと考えずにはいられない…。(私なら離婚してるかも)
あなたの背中を押す一冊
著書の中で度々、狂え!熱狂しろ!と箕輪さんは熱弁している。マンガと文章から肌にヒリヒリと何かが突き刺さるのを感じた。
今何かに踏み出したいけどなかなか踏ん切りがつかないでいるあなた、周りに自分と同じようなモチベーションの仲間を見つけられずにいるあなたにはオススメの一冊。
また、箕輪さんに何かアプローチしたいことがあればまずはこの本を読んで"憑依レベル"でブンセキしてみるのがいいかもしれない。
読んでいくうちにきっとその熱さから、『みの編』に入会したくなっていくだろう。
箕輪編集室…月額5940円。2020年1月31日まで当月額が無料のキャンペーン中。
いや〜私はその体育会系のノリはちょっと…というあなたには、『アル開発室』がいいかもしれない。
アル開発室の代表のけんすうさんは、箕輪さんと真反対の所に位置していると言えるのかもしれない。文章1つひとつが丁寧で冷静、人とは違う視点から物事を見ていらっしゃるので、人生の中で何か気付きを得たいあなたにオススメだ。また、上記のコマ投稿で使ったように、純粋にマンガ業界を盛り上げたいというあなたにもオススメ。
アル開発室…月額980円。入会初月無料。
※筆者は特に宣伝しろと言われて書いてるわけではありませんw
コッチヲ見ロッ!貴様!見ているなッ!