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そろそろ彼女の出番

瞑想デビューは2年前。

それまでは、瞑想で何かビジョンが浮かんでくるとか、声が聞こえてくるなんて絶対にないと思ってた。ただ目をつむってるだけの時間。それの何が楽しいんだ?と。

だから、知り合いにたまたま紹介してもらった、占星術やエネルギーワークのセッションをされている合田先生の瞑想グループワークに参加した時、「瞑想をした事がありません」と白状したら、先生やワーク参加者にとっても驚かれたような気がする。



先生が瞑想の準備をするよう私達に言った時、瞑想に準備が必要なの!?とびっくりした事を覚えている。先生が奏で始めたその音が、クリスタルボウルだという事さえ知らない状態で、その音にドキドキワクワクしていた事も覚えている。
先生が、「”どうして私は地球に来たのですか?”と問いかけながら瞑想をしてみるといいですよ」と教えて下さった時には、ほんまかいな!?とさえ思った事もよく覚えている。




とはいっても、素直な性格で有名な私shanaeは、先生のおっしゃる通り、その言葉を地球に問いかけながら目をつむる事にしたのだった。


こうして瞑想がスタート。




すると数分後



突然自分の体が幽体離脱のように浮き上がり、と思ったら体がスーッと宇宙までいってしまった。まるで3Dのアトラクションゲームを体験しているかのように。


え!?ええっ!?なにコレ!?



瞑想って3Dのアトラクションゲームなの!?
そんなの誰も教えてくれなかったじゃん!


そんな事を思いながら改めて自分の体を見ると、私の体はそこにはなく、代わりにエネルギーとしての私が宇宙に浮遊していた。そして、エネルギーに頭があればの話だけれど、宇宙に浮遊していた私のエネルギーは、いきなり頭から一直線に急降下していった。まるで鉄腕アトムのように。



一体どこへ行くのだろう。。



そう思いながら、私のエネルギーが向かっていった先、それは



広い広い地球の
日本という国にいる
私の両親の元だった。



一応お伝えしておくと、宇宙から地球に突入する際には、相当なGがかかる。歯を食いしばり、まるで鬼の形相状態で地球に突入するのだ。あれほど大変な思いをしてまで、私達は地球にやってくるのだから、私達がこの地球で生きているという事自体、とても素晴らしい事だと気づく。


もう1つお伝えしておくと、突入する際、Gに加えて、様々な物体やエネルギーにもぶつかりながら進む。けれどそんなものモノともせずに、一向に速度を落とす事なく、一心不乱に両親のいる所へと突撃していく私のエネルギー。



凄まじいGや、次々と現れる物体&エネルギーにも耐え、ようやく、地球の、日本にいる私の両親の元へと舞い降りた瞬間の、決して言葉では言い表せないほどの幸福感や恍惚感たるや、もう涙が溢れて止まらなかった。あれを味わってしまったら、全てが尊くて愛しくて、この世界はなんと美しいのだろう、そう思う以外に何を思うだろうか。


そうしてそこから数週間は、まるで全知全能感を手に入れたかのように、見るもの触れるもの食べるもの全てに、恍惚さを感じていた。


数週間後、あの幸福感や恍惚感をもう一度味わいたくて、「どうして私は地球に来たのですか?」と、地球に問いかけながら瞑想をしてみる事にした。けれど、どんなに問いかけようとも、あの素晴らしい突入劇を体験する事はできなくなっていた。



あれは結局、ビギナーズラックっていうやつだったのか?



そんな風に思いながらも、合田先生の瞑想のグループワークには参加し続け、太陽から冥王星までの10天体と繋がる、という非常に珍しい瞑想ワークも体験した。けれどやはり、あの幸福感や恍惚感を味わう事はできなかった。(とはいっても、この10天体と繋がる瞑想ワークで体験した事は、その2年後の現在、ドンピシャな気づきとして私の元にやってきた。この時間差。そして、まさかあの瞑想時の体験が、今こういう形で現実に現れるとは!!合田先生、あなたは凄すぎます!)



な~んだ、私にはそっち系の力なんてないのか。
それにすがろうとどこかで思っていた自分がいたから、自分で自分に落胆してしまった。



そしてそれ以降、私は瞑想する事をやめた。



でも、それで良かったのだ。
その時は瞑想して宇宙と繋がるよりも、現実をたっぷり味わう事が大切だったのだから。もちろんその当時はやけくそになっていた時期もあったけれど。笑


そうして、現実を存分に味わったのち、自分の中の何かが


もうこの辺りのエネルギーは十分に味わった!
そろそろ新しいエネルギーを味わいに行こう!



そう言い始めた。


そう言い始めてくれた事が、ただただ嬉しかった。
だって、もうこの辺りのエネルギーには辟易していたから。けれどもそこで、私の”思考”がこんな事を言い出した。



別なエネルギーを味わいに行こうだって!?
何を今さら!!現実を見ろ!
この辺りのエネルギーに飽きたからって、別のエネルギーを味わいに行くなんて事、許されるはずないだろう!



思考は、新しい場所や新しいモノ、新しい考えをとにかく嫌う。
思考に人格があるのなら、もしかしたら人見知りなのかもしれない。


こうして私は、新しいエネルギーを味わいに行く事に対して、さんざんダメ出しをされ続けた。



でも、そんな時、ありがたい事にたくさんの人が手を貸してくれた。


話を聞いてくれたり、こんな人がいるから一緒に会いに行こうよと誘ってくれたり。そういった人達の協力と、「エイヤッ!!」とバンジージャンプする少しの勇気を私自身が持てた事で、さんざんダメ出しを続けていた思考をねじ伏せた。


そうしてようやく、新しいエネルギーを味わう旅に出た。



そんな旅の道中、私はかけがえのない魂仲間達に出会う事ができた。そして、彼らのおかげで、強力なサポーターをも味方にできた。
ちなみに言っておくと、私の魂仲間達はハンパない。カッコ良すぎるのだ。そんな魂仲間を統括するリーダーはもっとカッコ良い。彼女は一体何者だ?たまにそう思う事がある。笑





さて、私の味方になってくれた強力なサポーターとは、一体誰か。



それは、”ハイヤーセルフ”とか、”上の人”と呼ぶ場合もあるかもしれない。ここではガイドと呼ばせてもらう。




私のガイド


その名も『清水さん』




冗談を言っているワケでも、ふざけているワケでもない。


私のガイドの名は『清水さん』なのだ。


ちなみに、魂仲間達のガイドさんは、英語名の素敵なお名前がほとんどである。けれど私のガイドの名前は、何故か清水(シミズ)さん。といっても、この清水さんという名前のルーツが、実はどエライ言葉と繋がっていた事が後日判明し、ブッたまげる事になるのだけれど、それは魂仲間達と私だけのヒ・ミ・ツ☆
まぁ、つまるところ私は、清水さんを愛してやまないのだ。



時に、お尻をフリフリしながらメッセージをくれる。
時に、私の肩に顔を置いてニヤニヤしている。
時に、「車の後部座席に仏像が座ってる世界だってアリじゃん」と言ってくる。



とにかく面白くて愛がある。
私は彼女と共に、この地球を思う存分味わおうと思っている。




さぁ、そろそろ彼女の出番。

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