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菩薩社長の名言3『当たり前は当たり前じゃない』

菩薩社長のもとで秘書をしております。


冒頭から大変恐縮ですが、ここからしばらくの間茶番にお付き合いいただく事になります故、菩薩社長の事をご存知の方は下記茶番をすっ飛ばし、是非☆☆☆マークがついている本編へお進み下さいませ。


菩薩社長をご存知ない方はしばし茶番にお付き合いください。


菩薩社長ってなんなん?顔が菩薩に似てるの?菩薩じろうとか菩薩おさむみたいに苗字が菩薩なワケ?などと思われた方、大変失礼いたしました。


何のひねりもないのですが、中身がとにかく菩薩な社長ゆえ「菩薩社長」と私が勝手に呼んでいるのでございます。そんな菩薩社長についての詳しい記事はこちら。


え、読むの面倒くさいって?お気持ちよ~く分かります。


めちゃめちゃざっくりご説明すると、入社してまだ日が浅かった(とにかくビクビクしていた)私に


「ピリピリせず、思いつめず、まぁいいか!も必要。初めからできる人なんていないし、誰しも皆初めての時があったんだから。」

「"あぁ、今日も会社行きたくないなぁ"と皆に思わせちゃいけないと思っているんだ。」


このように声をかけて下さったのです。いかがでしょう?相当ざっくりな説明ですが、菩薩でしょ? (強引に同意を求めるスタイル) 
そんな菩薩社長より先日大変ありがたいお言葉を頂戴いたしましたので、そのお言葉とそれにまつわるエピソードをご紹介させていただきます。
 

    
    
     ☆☆☆「当たり前は当たり前じゃない」☆☆☆



先日社長に「(社内システムに)この数字を入力してくれないかな?」と頼まれました。その入力は特段難しいものではなかったのですが、システムの入力項目の中にどうしても理解不能な箇所がありました。まさに”なんじゃこりゃ?"ってやつです。思わず「社長、この項目は一体何のために使うものなんでしょう?」と伺ってみた所、社長は微笑みながらこのようにおっしゃいました。



「そうだよねぇ僕たちは昔っから当たり前にやっているから何とも思わないけど、それを知らない人からしたら何のことだかサッパリ分からないよねぇ。人それぞれ捉え方は違うんだから、当たり前を当たり前と思っちゃいけないよねぇ。ありがとう。」

出ました~!!!菩薩社長の名言!!しかも初っぱなから!!


そんなありがたいお言葉と共に、システムの理解不能な箇所について一から十まで丁寧に教えてくださる社長。くぅぅっ!どうしてこんなにも丁寧に教えて下さるんですか!そしてお言葉の最後の”ありがとう”、これはさすがに反則です!お礼を言いたいのはこちらなんですから!正直に申し上げますが、あすなろ抱きしたい衝動を抑えるのに必死なんですよ私!




そんなやりとりから数日後。
以前から計画されていた新しい事業が本格的に始動する事になり、社内が一気に慌ただしくなりました。それに伴い社長も外出のオンパレード。そのため朝と帰りのそれぞれ5分程度しか社長とお話できないという日々が続いていました。OH!菩薩社長ロス!



あぁ、菩薩社長がいつもいて下さる事、それは"当たり前ではないんだな”と数日前の社長のお言葉をしみじみ実感。


とはいえ社長不在でも業務は色々とある訳で、その中には他の役員の方のお手伝いも含まれていました。


”お、このお手伝いはいい機会だぞ!” と感じ、役員の方がどんな対応をされるか検証してみる事にしました。レッツチャレンジ!
(すみませんね、検証なんかしちゃって。でも私そういう人間なもんで笑)



なんの検証かというと

【明らかに相手が忙しそうな状況で「すみません」と話しかけた際、相手はどんな反応をするか】

というもの。
※決して故意ではなく急ぎの用があって話しかけた訳であります
※でも良い子はマネしない方がいいかもであります


検証の結果、皆さんの反応はこのようになりました。
(といっても社長含め3名ですが)


「すみません」と声をかけると



社長・・・・必ず手を止め、体ごとこちらに向けた状態で話を聞く準備をして下さる
Aさん・・・ノールックでお返事して下さる
Bさん・・・手は動かしつつ目線だけこちらに向けて下さる(めっちゃ器用)



日頃社長とのやりとりが大半を占めるため、他の役員の方とやりとりをすると余計に”今までは本当に恵まれてたんだなぁ、菩薩社長の菩薩っぷりを当たり前と思っちゃいけないよなぁ、でも本音を言うともう少しAさんもBさんも社長みたく対応してくれたらなぁ・・・”という思いにかられました。そんな検証結果にしようと思ったのですが何故かモヤモヤが止まりません。このモヤモヤは何だろうと因数分解してみた所、社長のあのお言葉が頭をよぎったのです。



人それぞれ捉え方は違うんだから、当たり前を当たり前と思っちゃいけないよねぇ。



はっ!としつつも、このお言葉から私は下記2つの答えにたどり着きました。


・私の中では菩薩社長が基準、唯一の正解となっていた事
・当たり前ってとても便利な言葉だけれど、この当たり前こそ人それぞれだという事



社長と比べてクールな対応をされたAさんやBさんさんだって、私が勝手に比べていただけであって、それぞれがそれぞれの基準で行動されていただけなんだよなと。決して社長が唯一の正解ではないよなと。そう思ったら、社長・Aさん・Bさんそれぞれが、菩薩・観音様・明王でいいじゃないかと。(みんな違ってみんないいってやつですね。)



モヤモヤが消え去り、目の前がパァっと開けたような気がしました。
そして、菩薩社長の名言の奥深さを知り、改めてその偉大さを知ったのです。



それからは、AさんBさんの対応にも寂しさを感じることが少なくなりました。もちろん100%ではなく、たまにビビる事もありますが。笑
(※そんな時はこのお言葉からも勇気をいただいています。→)


最後に。
「当たり前を当たり前と思っちゃいけない」というお言葉からここまで色々と考えさせてもらえて、社長に感謝!社長はやっぱり凄い!と思いました。けれどそうやってただただ感動するだけではなく、その名言を元に色々と実験や検証をしながら自分自身でもそれを体感、腹落ちさせる事。それが大事だよなぁと今回の件を通して思ったのでした。



当たり前は当たり前じゃない!



☆☆☆おまけ☆☆☆

そんな菩薩社長、先日Yシャツの第四ボタンが開いておられました。

「社長、私は大変目の保養になるのですが・・・あのぅ、Yシャツの第四ボタンが開いておられます」とこっそりお伝えした所、「朝、急いで来たのがバレちゃうね」と少し恥ずかしそうにしながらいそいそとボタンを閉めていました。萌え






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