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菩薩社長の名言『大抵のことは全て気のせい』

菩薩社長のもとで秘書をしております。


というか、菩薩社長ってなんなん?菩薩太郎とか菩薩鉄平みたいに苗字が菩薩なワケ?顔が菩薩に似てるの?などと思われた方、大変失礼いたしました。何のひねりもないのですが、中身がとにかく菩薩な社長ゆえ「菩薩社長」と私が勝手に呼んでいるのでございます。そんな菩薩社長についての詳しい記事はこちら。

え、読むの面倒くさいって?お気持ち良く分かります。


めちゃめちゃざっくりご説明すると、入社してまだ日が浅かった私に


「ピリピリせず、思いつめず、まぁいいか!も必要。初めからできる人なんていないし、誰しも皆初めての時があったんだから。」

「"あぁ、今日も会社行きたくないなぁ"と皆に思わせちゃいけないと思っているんだ。」


このように声をかけて下さったのです。ね、菩薩でしょ?笑 
そんな菩薩社長より先日大変ありがたいお言葉を頂戴いたしましたので、そのお言葉とそれにまつわるエピソードをご紹介させていただきます。







    ☆☆☆「大抵のことは全て気のせい」☆☆☆






社長は車の運転が好きなため、取引先との商談で外出する際はご自身の車で向かうことがよくあります。先日もそうでした。(私もそこに同行)


その日はあいにくの雨。湿度が高く蒸し蒸ししていたものの車中は非常に快適。商談も無事終わりました。


その1週間後、別件で再び社長の車で外出する事になりました。その日は晴天。といっても会社から車が置いてある駐車場までのたった数秒でさえも日差しが照りつけていたため、うわぁ暑いなぁと思いながら社長の車のドアを開けました。するとその瞬間、車からめちゃくちゃ良い香りが漂ってきたのです。


思わず「社長!とっても良い香りがしますね!」と、ついつい口に出してしまいました。


すると
「いやぁ、実はさぁ。先週雨の日に車出したでしょ。その時に車内が湿気というかカビ臭いというか、とにかくニオイが気になっちゃって。自分一人ならいいけれど誰かが乗ってるって思うと妙に気になるもんだから、急いで車の芳香剤を買いに走ったんだよ」との事。


なんて正直にお話して下さる方なんだろうと感動しながらも、そんな風に思っていらっしゃった事にびっくり。それらの感情を「ニオイなんてこれっぽっちもしませんでしたよ」という言葉に乗せてお伝えした所「それなら安心したよ」というひと言でその一件は終了しました。



そんな話題が出た事さえすっかり忘れていたある日の事。
仕事がスムーズに進んだ事でテンションが上がってしまい、社長に馴れ馴れしく話しかけるというポカをやらかしてしまった事がありました。
”あ、しまった!”と思い、すぐに社長に謝った所


「え?そうだった?全然気にならなかったよ。というか気づかなかったよ。アレだよね。この前の僕の車の芳香剤の一件みたく、本人はめちゃめちゃ気にしてるけれど周りは全く気づいてないっていう。だから大抵のことは全て気のせいなんだよね。




大抵のことは全て気のせい
たいていのことはすべてきのせい
タイテイノコトハスベテキノセイ



一瞬木槌で頭を叩かれたかのような衝撃が走りました。



社長、あなたはなんて尊いお方なのだ。。
思わず「俺じゃダメか!?」とバックハグしそうになる気持ちをグッとこらえました。(通称あすなろ抱き)


相手に不快な思いをさせてしまったかな?とか、もしかしたら相手にこんな風に思われてないかなとか、色々と気にしてしまう事ってよくあると思うんです。けれどたいていの場合は取り越し苦労なんですよね。(もしくは社長がよっぽどの菩薩か?)
だから取り越し苦労をして毎日を憂鬱に過ごすよりも、自分を楽しませたり心地よくいさせてあげる事に重きをおいた方が自分も周りも幸せだよなぁと。



そんな社長からのありがたいお言葉をきっかけに、たいていの事は全て気のせいマインドで数日を過ごしてみた結果・・・


心が揺さぶられる回数が少なくなった気がします!今まで急カーブばかりを走っていた車が真っすぐな道を進み始めたかのように。
あぁ、やっぱり菩薩社長はすごいなぁ。






☆☆☆おまけ☆☆☆


菩薩社長の名言をきっかけに、なんとも清々しい日々を送っていたある日の夕方。社内の天井近くに置いてあった箱をピックアップするため、タイトスカートで脚立に登っていました。無事箱をピックアップし脚立から降りようとした瞬間、膝下までのセンタースリットが「ビリビリビリィィ」と太もも上まで見事に破れてしまいました。




    他人の視線なんて気のせいだ!









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