時にはおすすめ。心閉ざしキャンペーン

ちょっと疲れることがあったので、心閉ざしキャンペーン中でした。

疲れた理由というのは、ある人とのコミュニケーションにおいて。

その方には癖があって、ご自分の意見を通そうとする場面で、本心を隠しながらテクニック的にコミュニケーションをしてしまうことがある。目の前の人を人として尊重する意識が薄れ、有無を言わさず言うことを聞かせるぞという強い本心を持ちながら、言葉だけは丁寧。

怖いですよね。表面的には丁寧なので、一見会話は成立しているようですが、内容としてはあまり意味がないような要求をしてくるのです。

あー、これはお相手してはいけないやつで、一方また発動しましたか、という気持ちで解決策は別途調整中なのですが、まあ疲れますね。

でもこういうのに気付けるようになったのも、色々と経験して学習しているからだと思います。気づけば、ちょっと距離を置いたり作戦をたてることができます。最短で終わらせることができるし、私の責任だとも思わない。嫌われているわけでもないので、人間関係ですらない。

とはいえ、私には責任はないよ、気にしないで忘れてしまえ、と簡単にはいかないのです。その人の、暗くて重いだろうものと向き合ってしまったので、やっぱりどっと疲れる。

というわけで、心閉ざしキャンペーン。このキャンペーンのポイントは、心閉ざしている自分を認めること。キャンペーンなので終わりが来るということの二つです。

役割としての仕事の場でもらった「疲れ」なので、全身全霊で落ち込まないために、役割としての仕事の場でだけ、キャンペーンと称して、密かに心を閉ざします。

で、そうこうしているうちに、安全が確認されてきたら自然とキャンペーンを解除します。

夫に話したら、いろいろ手続きが複雑なんだねぇ、と言われました。感受性が強いくせに、理屈で解決するタイプ。さすが、よくわかってらっしゃる。


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