私の小さな決意

私がフェミニズムというものを知ったのは、2018年ごろだったと思う。それまでは、一切フェミニズムといもの、やフェミニストという人達も知らなかった。でも私自身の日常の中には、女性だからという理由でやらなければいけないことや、その逆にやってはいけないことみたいなものが生活の中に普通にあった。

具体的な話は避けるが、私のもと父親がそういうことを平然という人だったから言われるたびに「なぜ」と感じていた。がその「なぜ」の違和感の正体がわからなかった。あと記憶に残っているのは、男の人に生理は気持ちで乗り切れると言われたこと。

そんな私がどうやってフェミニズムに出会ったのか、それはたまたまYouTubeで好きな俳優のエマ・ワトソンと調べた時に出てきたスピーチを見た時、女性のための活動をしている人がいるということを知った。かなり衝撃だった私はすごく狭い世界しか見ていなかったのだと思ったと同時に私がずっと違和感をかんじていた「なぜ」はおかしくなかったのだと、それが当たり前の反応でその「なぜ」をなくすことができるのではないかと嬉しくなった。

その次に私は『SDGs』というものも知った。その中に「ジェンダー平等を実現しよう」という目標がありそれを知った私はもっとフェミニズムや、ジェンダー平等について知りたいと思い行動に移した。

インターネットで、フェミニストやフェミニズム、SDGsについて検索をかけると色々な記事が出てきたが、実際にこの問題について声を上げている人達をみたいとTwitterでも検索をかけた。そうすると本当に沢山の人たちが声を上げていた。でもその声にくっついていたのは認めたり、賛成する言葉だけではなかった。フェミニズムや女性が声を上げることに対して否定的な人がたくさんいることを知ってすごく怖くなった。自分も声を上げたいと思っていたが、こんな否定的な言葉がついてきたらどうしようと思い声を上げることから逃げてしまった。

私が逃げている時にもずっと声を上げ続けている人が沢山いた。それを見ながら自分にできることを始めようと思い、学校のプレゼンテーション大会に参加した。テーマはジェンダー平等について。決勝まで残る事ができた。顔も知らない名前も知らない誰かに自分の思いを伝えるという経験は初めてだったし今思えば内容もちゃんとしたものだったかもわからない。が知らない誰かに自分の声を聞いてもらうということはできた。そこからTwitterでも少しづつ発言はしなくてもRTやいいね応援したい人をフォローしたりもしていた。それが今まで自分の言葉で声を上げるためにしてきた事。

今日は国際女性デー、少し前に話題になっていた記事を読んだ。そも記事の中に声を上げる人たちを「なりたくなかったあれ」と表現されていたのを目にして、「私はすごくなりたかった」っと強く思ったからこの長いノートを作っている。

このノートを機に少しづつ私もフェミニストとして声をあげ、フェミニズムやジェンダー平等について学びたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?