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星空の下で想うこと:医療の原点への興味が湧いてきた



最近、私の甥が父と自宅の敷地内でどろんこになって遊んでいる。
雨でたまった泥水に靴のまま入って手で触ったり。石を積み上げてはまた崩したり。

あの遊びの中で多くの微生物に触れる。それが何よりも素晴らしい。
彼にとっては沢山の生物に触れる中で、潜在的に自分の生き方を正している時間である。



私は小さい頃からずっと父親から言われ続けた言葉がある。
「疲れたら夜空を見るんだよ」と。空を見る。

満点の夜空を見て、ぼーっとする。
この行為も先代のほとんどの生き物がおこなってきた、神秘的な行為なのかもしれない。

過去を深堀する行為は重要である。
宇宙全体がよりよい方向へと進んでいる中で、過去から未来の軸で正しい方向に進んでいるか、生き方を誤らないために。


なら私の扱う医療の、昔から伝わる行為は何だろう。
これを深堀する行為が家庭医療だと信じたい。



そう思ったのにも関わらず、この瞬間私は頭を医から遠ざけた。
やっぱり私は医療から自分を切り離している気がする。
どっぷり浸かろうとしてない。なんでだろう。
浸かっていいのに。

医療を1つのピースとして、世の中の沢山の価値とくっつけながら、新しい価値を生み出したいと私は考えている。
家庭医として人間に寄り添った医療を提供できる臨床医になりたいと考えつつも、
臨床医だけで一生を終えたくないという強い気持ちもある。

だからこそもっと医療の過去を掘らないといけないんだろうなぁ。
それは、宇宙全体の大きな軸から自分軸を外さないため。
「過去に私たちが生きてきて、なぜ医療が生まれたのか?」
その大きな軸を外さなければ、どんな突拍子もないアイデアが生まれてきても必ず成功する。

書きながら医療の歴史について深堀したい欲が湧いてきた。
今日も頑張ろう。

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