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グループでの役割に"本当に"求められる力

リーダーになるべき人。書記になるべき人。タイムキーパーになるべき人。

以前のめちゃめちゃ悔しかったオンラインインターンの話を友達としていたら、グループでの役割について思うことがたくさんあったので文字に残す。

インターン当日グループワーク中にも思っていたんだろうけど、その日の経験を友達に話して初めて「あっ自分こう思ってたんだ」と、思った。


各役割に求められること

部活・サークル・仕事仲間など長期的にグループ組むシチュエーションではなく、その日だけとか超短期的にグループ組むシチュエーションを想定しています。

インターンのグループワークは4人いて、まぁまずは「役割分担しましょうか」となる。

そのときは「役割何があるかな?」で挙がったのが、

①リーダー

②書記

③タイムキーパー

の3種。なので、この3種類について考える。


①リーダー

究極、何もしない人がリーダーとしてベスト。

自分で何でも進めてしまう人がリーダーになると、リーダー以外何もせんくなる。よろしくない。

タスクの量を正しく把握して、メンバーの力量を正しく把握して、割り振る能力が必要。アサインの鬼、みたいな。

リーダーの仕事は、アサイン以上でも以下でもない。

一見なんにもしてないじゃないっすかリーダー!っていう人でも、アサイン能力があるのであれば、アサインするという仕事がめちゃめちゃ、なんかしている

責任感が強い人よりも、意外とLazyな人とかやりたくなぁ~~いみたいな人の方がリーダー向いてるのではないかと思う。


②書記

人間の書記は、AIが会議を自動文字起こしするのと話が違う。

人間がインプットしたものをアウトプットしてるわけだから、書記を誰がするかは結構大事である。

書記をAさんがするのか、Bさんがするのか、Cさんがするのかによって、記録される情報が全然違う。

インプットした中から、要約する力言葉にする力が長けている人が書記を担うべき、だよな。

字が綺麗/タイプが早いも大事だけど、要約と言語化能力の方がはるかに大事では。

例えば、話したこと一言一句文字にしようとする書記は、やばい。逆にオリジナルの要約しすぎちゃう書記も、やばい。

その境界の線引きはめちゃめちゃ曖昧で難しいし、なんならどれだけ要約することが正解なんてわからないけど。

ただ、書記能力に自信がない場合は、「リーダーなりたくないし無難な書記、早めにとってしまえ!」で書記に手を挙げるの結構罪深いな。


③タイムキーパー

時計を見つめて都度アナウンスするだけの人、ではない

スマホでタイマーを設定するだけの人、ではない

最終ゴールから逆算して、どのタスクに何分かけるのかを計算し、その都度進み具合と時計のマッチ具合を確認せねばならない。

例えば、15分を使うひとつのタスクで、12分経ってるのに全然終わりが見えてないときに何も言わないタイムキーパーは、やばすぎる。

5分で3分の1進めたか、10分で3分の2進めたか、時計だけでなく全体の進度も把握できなきゃいけない。

数字が読めればいいわけではなかった。


オンラインの難しさ

同じ、初対面の人とのグループワークであっても、オンラインとオフラインはかなり違う。

オンラインで初めましてさんたちといきなり作業をするのは、就活カレッジのオンライン就活でグループ企業分析したのが1回目、インターンでグループワークしたのが2回目だった。

オンラインの一番の難しさは、無駄を躊躇うことだと思う。

初めましてでお互いの顔色を窺っているから尚更、「これは言う必要があるぞ」と確信が持てることしか言おうと思わなくなる。「ん~これはわざわざ言わんてもいいか」と思うことは言わなくなる。

オフラインだと比較的どうでもいいこともポロッと言えるけど、オンラインだと独り言とか言いづらいし、話し出すタイミング被って「あっごめんなさいどうぞ」「いやいや、先どうぞ」となるの結構だるい。

話し合いをスムーズに進めるために「必要な要素だけを!」と無駄を削る。逆にスムーズにいかなかったりする。

日本人は特に、「空気を読む」とか「顔色を窺う」とかいうスペックにめちゃめちゃ長けていると思うので、オンラインのデメリットを享受しがちなのではないかと思ったりもする。その分、オフラインのときは皆さん無意識にそのスペックをフルに働かせて円滑な話し合いをしているということですよね。すごない?

「空気を読む」「顔色を窺う」の中に、相手が纏う雰囲気を察するということも含まれる。オンラインでは、察しにくい。非常に察しにくい。言葉にしてくれないとマジで伝わらない。言葉にしてくれなきゃわかんねーよ!と思うことがあるということは、自分も言葉にしなきゃ相手に全然伝わってないということである。

言葉にしなきゃ伝わらない、は相槌というデメリットにも表れる。オンラインの会話では相槌が圧倒的に足りてないらしい。足りないというか、聞いてる側に全然届かないらしい。聞いてる側は相槌打ってるつもりでも意外と伝わってなくて、話してる側は「えっ無反応やん(ぴえん)」と結構不安になってしまう。zoomで自分話したあとにグッドボタンしてくれる人いるとすんごい嬉しいもんね。


おわり

オンラインむっずかしーーーーーーーーーーーーー!オンラインで何もかも行われるようになった、誰も想像していなかった2020年。オンラインの難しさに慣れるようになってしまえば、最強だと思いません?オフラインに戻ったときはやりやすくてたまげちゃうし、オフラインも慣れたから継続してできるし。最強では?踏ん張り時なんだよ、人類、な。

ここまで読んでくれた人には是非感想を私に欲しい。のです。私はこう思うけど、共感される部分・共感されない部分がどこなのかとても気になる。就活と言わずこれから仕事して生きていく上で結構大事なことなのでは~と思うので感想コメントをいただけたらすっごい喜ぶ~!!!

またこんな書くつもりなかったのに長くなってしまった。長く書くから締めに辿り着かなくて下書きが増えていくねんな。もうちょっと簡潔に述べる力をつけよう。うん。


2020.09.03 みほりーぬ

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