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case7 主語「自分」
matcher 7人目
人材 内定者の方
面談1時間ありがとうございました!
会社と私は「対等」
そりゃそうだよ。その通りだよ。そうありたいよ。とは思うけど。
実際どういうことか。
会社は属す先。価値はあくまで自分。
例えば私がAmazonの社員だったとしたら、「Amazonのみほりーぬさん」ではなく「みほりーぬさん」という人として見てもらえる環境にいるべきであり、自分もそう認識するべき。会社に属するのはあくまで手段。自分が実現したいことを叶えるための通り道として「己のために会社を使う」くらいの意気。
会社の理念って口だけやないの
と思うことが多々ある。主に合同説明会にて。理由はふたつ、理念を表す言葉がどの会社もあまりに壮大であまりに綺麗であるから、そして働くすべての大人が理念に対するパッションを持っているとは到底思えないから。
合説に来ておられる人事の方々は企業理念を語っているけど、それ言ってるのしょーみ社長と人事だけなんちゃう、みたいな捻くれた考えを持ってしまう。会社全体で共通理念があるなんて思えないんだもーん。
「会社の理念、本物か?」を確かめる方法、それは、本人たちに聞いちゃう。わーいなんてシンプルな。
例えば、合説で、個人的にさりげなく話しかけて大勢には言えないようなことを聞き出す。例えば、OB訪問をして、営業からエンジニアまでいろ~んな職種の人と会って、話を聞いてみる。例えば、面接で、偉い人に逆質問で聞いてみる。
「会社の理念、お仕事のどんなところに現れていますか?」とダイレクトに問うのもあり。聞いた話から見えるその人の価値観を探るのもあり。
合わせにいったら落ちる
合わせにいって受かる会社もあると思う。合わせにいくと落ちる会社もあると思う。就活ってMOSTLY前者だと思ってた。後者も存在するらしい。
「うちの理念に共感する人しか入れないヨー!」ではなく、もっとずっと遠い先にある価値観が「合ったらラッキー!」くらいの感覚らしい。
理念が合致するかが第一関門ではなくて、第一関門はあくまで主人公(就活生)がやりたいことであって、その奥底深くにある価値観が合致したら「おっ俺たち気が合うラッキーピーポー☆」くらいの、そんな感じだと思う。
正直、「そんな会社、幻想じゃなくて実在するんや」と思った。就活生を主語にしてちゃんと考えてくれる、GOOD。
SPIで可能性減るのもったいない
やっておけばよかったことその壱、SPI対策だそう。SPIいければ自分の可能性が広がる最高!というよりは、SPIとれないと自分の選択肢が減っちゃってもったいないっていう方がしっくりきた。
人材はそうでもないけど、商社・コンサルだとSPIかなり必要になってくるらしい。
企業分析ってもどうやるん
自己分析ばっかしてて企業分析してないと、一次は通るものの一向に最終が通らないという状況に陥るらしい。なぜなら、自分のことは話せるけど会社のことわかってないから。わからんけどもしそうなったらメンタル結構やられそうな自信がある。
①IR見よ
実際に入社したらどんな仕事するのかがわかる。=入社前の想像と入社後のリアルのズレ防止。あと、IRの情報から求められるスキルを想定して、仮設立ててアピールする。IR見て、この会社で働くにはコミュ力必要そうだな、コミュ力引っ張り出しておこう、んで面接、みたいな。
②求める人物像見よ
「求める人物像はこんな感じなんだ~おっけ~」で終わってはならん。なんでその人物が必要なのかを、考える。WHYの繰り返し。考えてもわかんなかったら、OB訪問とかで聞いちゃえ。
社会人よ、何故就活生の相談にのる
会う人会う人に聞いている、「なんでmatcherやってるんですか~」。もちろん鬼のホスピタリティを備え持つ善人もいるけど、基本的には若い人のピュアなモチベに触れて刺激受けたいパターンと、今の大学生の流行りとか悩みをリサーチしたいパターンらしい。納得。
大学生の話から「あったらいいね」を割り出して、実際に新規事業の種になることもあるらしい。面白い。
自己分析やり方3選
①ストレングスファインダーやる
で見つかったストレングスに付随するエピソードを出す。強み先行、エピ後付け型。
②幼少期からバチクソ深堀る
そこから自分の性格の特性を見つけ出す。
③組織の中の役割を考える
どういう役割をすることが多いか考える。で、考えて終わらない。ここ重要。例えば「自分はまとめ役タイプ」なら、「自分なんでまとめ役タイプ?」を考える。WHYの繰り返し。
就活は団体戦
自己分析がどうにもこうにも苦手&嫌いですということを伝えた。多分、企業分析が苦で苦でしょうがないんですウウウという人もいるだろうし、十人十色だと思う。
就活は、誰にとってもそれなりにしんどい壁だと思う。いっぱい考えないかんし。いっぱい伝えないかんし。じゃあどうするの?
「周りの人に頼る力だよ」、このお言葉結構響いた。私の苦手分野ゆえに、苦手意識あるがゆえに、響いた。
やりたくなくて、苦手で、嫌いなことがあって、全然良くないけど、実は周りの人に頼る力をGETする絶好のチャンスかもしれないのだ。起死回生のチャンス。ピンチをチャンスに。
よく聞く「就活は団体戦」。困ったときにSOSを出せるか、誰かの力を借りられるか、そういう意味での団体戦でもあった。むしろそれが本質か。
感想
「就活って、結局ありがちなテンプレに自分を押し込む作業だと思てます、だから憂鬱です」的なことをお悩みとして言ったことがある。
就活を、「自分を出す作業」ではなくて「求められている形に自分を嫌々はめこむ作業」やと思っていた。思っていたんです。
でもそうしなくてもいいケースもちゃんとあるということが今日わかりました。ありのままの自分を出してよくて、それをちゃんと聞いてくれて、そんでもって合うかどうかを正直に検討してくれる大人が、いるということがわかりました。
変な偏見持っててごめんね、就活くん。
逆に、今後そういう会社に出会えたとしても、出す自分の方が準備できてなかって伝えられなかったら本末転倒やので、準備~~~~~!
とりあえず自己分析~~~~~!嫌いだけど、一回やってみ???と背中を押してもらったので、あんま考えんと、やる。
Done is better than perfect.
2020.08.27 みほりーぬ
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