(後編)SDGsが採択された日、国連本部にいた私は

*****(前編はこちら)*****

現地では、24時間体制だった

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#LightTheWay @United Nations Headquarters
世界130か国以上のCSO(Civil Society Organization)で取り組んだ
action2015キャンペーンで、国連サミットの前夜祭のイベントに参加!

渡航準備も大変ではあったが、現地に行けば、朝から夕方までイベント三昧。
トークセッションを聞いて、グループワークをして、休憩中は情報交換をして…とにかく頭はフル回転!100を超えるイベントには、トークセッションがメインのものもあれば、上記の写真のような、お祭りイベントもある。
国連サミットの前夜祭イベント「Light The Way」では、光を灯して、それぞれが訴えたいことをパネルにしたり、声を出しながらキーワードを叫んでみたり、各々が大切に思っていることをアウトプットする場になっていて、ここに集まった人たちと気軽に会話を楽しんだ。

夕食時には渡航メンバーとブリーフィングを行う。美味しいピザを食べながら、日本語でコミュニケーションが取れることがこんなにも楽なのか〜と少し力が抜けながらも、他のセッションの様子を一生懸命に聞く。
その後ホテルに戻り、眠れるかと思いきや、時差の関係で日本の朝が始まるので、日本で動いているプロジェクトの対応を行う。渡航前の準備が大変だったなあ...なんて言っていられないほど、現地の方が24時間体制だった!

そういえば、ホテルを予約するにも大変だった。世界各国のメディアや業界人たちは早めに抑えていただろうし、国連本部に近いシングルルームの空き状況も渡航1ヶ月前でもほとんど空きがなかった。完全に動き出すのが遅かった私は、他の渡航メンバーが抑えていたホテルに泊まられてもらうことに。感謝しかない。
これまで企業人だった私は、諸々の手続きは人事部がしてくれていたので、気づかないうちに私は会社に頼っていた。企業の中にいると、何でも自分でできる気になるが、一歩外に出てみると、自分にできることなんて小さなことで、すごく時間もかかる。(改めて会社という組織は守られているな、すごいな、と思った)

熱量を伝え続けたい

今回のNY渡航は、私に取って本当に貴重な体験だった。スケジュール調整、ホテルや航空券の手配も大変だったけど、人々の熱気に圧倒されっぱなしだった。世界中の熱量に感化されながらも、帰国したらこの熱量を伝えたい!と強く思った。

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近年の日本では、”SDGs”という言葉をよく見聞きするようになってきたが、最初は「何それ?儲かるの?」とよく言われたものだ。
2016年のG7伊勢志摩サミットを機に、日本政府はSDGsにコミットすることを宣言し、その後、経済界が動くための第一歩として経団連も動き始めた。2018年〜2019年はSDGs元年と言われ、密かなブームが起き始めていた。

SDGsが採択されてから5年が経ち、今、世界はどうなっているのか。2020年はパンデミックの年でもあり、2021年になってもなおコロナの影響は続いている。
「コロナ禍でSDGsは後退している!」などと言われているが、特に私たちが住む日本では、私たちの生活を改める(大量消費・大量生産の生活スタイルを変革させる)ために必要な”ショック”だったのかもしれない。少し冷たい言い方になるが、これだけ世界が大きな動きにならないと日本はアクションを起こせなかったのではないだろうか。例えるなら、無理して働いて倒れることで(認知)、やっと自分自身の身体と向き合い(関心)、病院に行く(アクション)ということだろうか。

生きるために本当に必要なものはなにか

世の中はコロナ関連で自粛モードが続いているが、今だからこそSDGsの理念を伝えるチャンスだと思っている。私自身、実はSDGsという言葉を知ってほしいとは思っていない。言葉を知ることが重要なのではなく、そこに書かれている考え方や生き方について、熟考することが大切なのだと思うからだ。(もちろんアクションまで落とし込めることが理想)
日本でもこれまで以上に”消費すること”への意識が高まっている。サステナブルな生活スタイルを確立するためにできることとして、私自身も身近に取り入れられそうなことからトライしている。(それについては別途、記事化してみたいな。需要あるのかな?)

昨年末に知人からお誘いをいただき、SDGsに関する情報発信を「SDGsPicks〜SDGsを知る・楽しむ・行動するオンラインマガジン〜」で、させてもらうことになった。身近なことと関連付けながら書きたいと思っている。他にも複数のライターさんがいるので、自身の勉強のためにも読みたいと思う。

本当に大切なことは何か。
世界が手を取り合って、地球の未来を良くしていこうとしている。

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