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近頃のマルポテ事情_#0 *まだ見ぬお仲間の皆さまと、Multipotentialiteってなぁに?という方へ!

プロローグ


ご縁をいただいて、Multipotentialite(マルチポテンシャライト、仮の通称:マルポテ)の日本の第一人者、宮城糊店の宮城景花さんとよくお話させていただいている。「第一人者だなんて、そんなそんな・・・」とおっしゃる顔が浮かぶ。でも、ご本人にそんな気負いがなかったとしても、名実ともにそうだと思う。

先日も突撃でお話をさせていただいたのだけれど・・・景花さんが、マルポテに出会ったのがちょうど去年の今頃だったというお話を伺った。年明け以来の未曾有の絶不調を抜けた頃!しみじみ。1年って、早い。早い・早い・早い。

この投稿のタイトルを見て、記事を読んでくださる方は、マルポテがどんなものか、すでにご存知かも知れませんが、簡単な説明としてはこんな感じです。

マルチ・ポテンシャライトとは「マルチ(多くの)+ ポテンシャル(潜在能力を持つ)+ アイト(人)」という意味を込めアメリカで生まれた新しい概念。ひとつのことを突き詰めるというよりは、色々なことに興味関心があり、多才な感性を持つ。これまでは器用貧乏と思っていたあなたは、実は今の時代に必要とされている“創造的で型にはまらない人材”なのです。

この概念を提唱したEmili WapnicさんのTED↓


著書と翻訳本↓ *日本語版は、5/10現在、一時的に在庫切れの模様です。

「マルチ・ポテンシャライトの集い」が誕生するまで

何で名実共に第一人者なのか。他己紹介させてください。

2019年9月、史上初のマルポテのマルポテによるマルポテのための集会「Everything Conference」が開催されたのですが、景花さんはその会に単身で乗り込んだのです。世界各国から、米国ポートランドにMultipotentialiteが集う、100名限定の会。5月に知って、訳本を読んで、オンラインサロンを見つけ、カンファレンスを知って申し込んで、飛行機を手配して、9月に行った。「英語、そんなにできないんだよねー。あははー」とご本人は何度もおっしゃるのです。切込隊長、その飛び込み力、本当に尊敬です。

この辺りの時間の前後関係をはっきり記憶していないことが残念だが、景花さんが渡米されること&報告会を予定していることを私もどこかで知って(アメブロしかないのだけれど・・・)「日本から行く人がいるんだ!報告会するんだ!」と、自分のことのようにわくわくして、心でエールを送ったことを覚えている。

参加した報告会で聞いたことだが、Everything Conferenceへの参加者の内訳、日本はもちろんアジア圏からの参加者が、景花さんだけだったとのこと。記念すべき第一回の集いに、アジアからの参加者がいたこと、しかもそれが日本からの参加だったということを、私はとても誇らしく思っている。

前段が長くなったが、第一人者だから恐れ多い・・・とか、その人と親しくさせていただいているのでえっへん!とか、そういうのはクリスタルクリアになくて。(繰り返しにはなるが、えい・や!と渡米されるパワーやフットワークの軽さ、道を切り拓いて下さったこと、スピードと行動力・行動量、とても尊敬している。)ただただ、この考え方が広まれば良いなぁという、二人の気持ちが一致しているということ。そうして私は今、これを書いている。

景花さんの 【マルチ・ポテンシャライト】という概念を知って、救われた話(2019/7/15)

「マルチ・ポテンシャライトの集い」に参加した

とまれかくまれ。

初回の報告会(11/28)は別の予定で泣く泣く参加できず。「次は絶対に!!!」と思っていたところへ、年末のとある忘年会で私のHSP*HSS師匠であるHSP/HSC才能発掘プロデューサーの皆川久美子さんからも景花さんのお名前を教えていただくことが重なり。「いつだろういつだろう・・・」と思っていたところへ、第二回のイベントが東京・つつじヶ丘の手紙社さんで開催されることを知り(2/8)、つんのめりそうになりながら申し込んだのだ。

暦の上では春になってもまだまだ冷え込む日の短い冬の夕暮れ・・・開場を待つ間「写真もして、マルポテとして一人で渡米して、報告会もするって、アーティーで、鼻が効いて、行動力があって、動線設計がバッチリしていて、一体どんな方がどんな雰囲気の場を作るんだろう・・・」と、溢れる愛と裏腹に、自分にしては近い記憶がないほど、緊張感も高まったりしていました。正直、かなりイケイケでブイブイな感じの方を想像していました(表現が昭和ですみません)。

開場と共に、三々五々、お店に入ると、一人一人を「寒くありませんでしたか?」「ゆっくり過ごしてくださいね!」本当に丁寧に迎えてくださって。なんと・・・人らしい人なんだ!!!と、勝手に高まり過ぎたハートが解けていくのを感じました。

会の詳細をここで語ることは控えますが(ぜひ、体験してください)・・・
・初回のオープンダイニングでのカジュアルな食事&報告会
・2回目@手紙社さんの会
ほんとうに美しくて温かな時間(景花さんのアメブロ。リンク先の写真がたいへん優しい。撮影は、北海道から駆けつけた息子さん。)

オンライン版「マルチ・ポテンシャライトの集い」開催!とその前夜のこと

そして先日・・・3回目が開催されました。4/26(日)。
はい、with Cです。記念すべき、オンライン初開催!!!

初回の報告会から全面タッグの手紙社さんで、4/24(金)にGoodMeeting!というオンラインの企画*が走り始め、そちらのコンテンツの一つとして、マルポテ会(マルチ・ポテンシャライトの集い〜器用貧乏と言われ続けた人へ)も開催される運びに・・・。

*募集から1週間足らずで部員が100名超と伺っています。そしてリリースされたコンテンツも100本超!すごいです。
ちなみにこんな場所です(サイトより抜粋):「ワークショップ、ごはん会、ライブ、占い、県民の集い……お部屋にいながら100以上の番組に参加できる手紙社によるワクワクオンライン劇場、開幕します!」
私も部員になっていますが、お料理から手芸から好きなものを語る会から、ラジオあり、ランチ会あり、おやつ会あり・・・メニューが多くて追い着かない程、あれこれ走っています。

以前から「集う場、欲しいね・・・」という話は出ていて、緩やかにFacebookページはあったのですが、「今回の初のオンライン開催に合わせて、整えたい・・・」という連絡が来たか来ないか笑、オンラインデビューの前夜、ものすごい勢いでページが動いていったのでした。

開催まで日が近いなぁ、何人ぐらいの人に届くのかなぁと思っていた中、北から南から日本全国からあっという間に定員に届く数のお申し込みをいただき(手紙社さん、すごい!)、「オンラインだから、海外からも申し込めちゃいますね^^」なんて冗談めかして言っていたとこへ、「・・・モロッコから申し込みがあった!」というニュースも届き。

奇しくもこの週末はPuttython*に当たっていて、私はそちらへはちゃんと参加できなかったけれど、日本でもコミュニティが産声を上げるまさにその時だったのでした・・・涙。

*世界中のマルポテが集結するオンラインサロン「Puttytribe」というのがあり、そこではオンラインのミーティングやコミュニティがいろいろ走っています。その中でも、24Hでそれぞれが自分プロジェクトに打ち込む、年に一度のお祭りが、Puttython。Puttytribeは有料コミュニティですが、Puttylikeというオープンな場もあります。ご興味あれば、見てみてください!

そんなこんなで、日本版のグループページはリニューアルオープンし、翌日の第3回目=初のオンライン開催を迎え、あっという間に1期〜3期の参加者が集合し、会合内会合まで開催されました。泣ける。

*そして・・・週明け5/12(火)には、第4回が開催された!何と、3回目からわずか2週間強!!!また仲間が増え、昨晩は「強み」をテーマに、さっそく会合内会合を開催。

参考:手紙社さんの募集ページ
マルチ・ポテンシャライトの集い〜器用貧乏と言われ続けた人へ 

*こちら↑は5/12分になります。今後も月1ペースぐらいで継続的に実施していく予定と今時点(5/16現在)では、伺っています。

どうしてこれを書くのか


自分が始めてMultiPotentialiteという言葉と出会ったのは2016年の夏で、偶然FacebookにPuttylikeの何かがフィードされてきたのだった。何で気がついたのか、どうしてEmilieを知ったのか、全く思い出せないのだけれど、「あ、仲間がいた」とすごくホッとした気持ちを思い出す。

一人でないと分かってからは、「みんなに分かってもらえなくてももういいや」と思うようになって、良く言えば潔い諦めの気持ちの中で生きていた。でも、本を読んで、景花さんと話して、こうして仲間の輪が広がっていくと、「もういいや」なんて思っていた頃の自分の強がりがかわいそうで、泣けてくる。

その言葉に出会うまでは暗闇だった。
器用貧乏。長続きしない人。いつも違うことをしている人。何をしているか良く分からない人。いくつになってもいつまでたっても落ち着かない人。・・・いくら自分の中で一貫するものがあっても、自分で自分を信じたいし、平気な風を装っても、周りのそういうトーンに慣れることはなくて、痛いし寂しい。

でもその概念に出会って、光が差した。仲間に出会って、勇気が出た。
自分、どんどん贅沢で欲張りになっているなぁと笑う。一人だと負けそうでも、仲間がいたら頑張れることもある。
自分はすっかりこの、安心安全の中で、寛いだ気持ちを味わって、少しづつ前に進みたいと試行錯誤を始めたところだ。

でも、まだ概念に出会えていない人。世界にたった一人のような気持ちで、孤独の暗闇に包まれている人。
そういう人に、あなたは一人ではないよと伝えたい。
すごいよ。ずっと頑張ってるよ。一人一人の持っているたくさんの素晴らしさをもっと、持っているもの全部、咲かせようよ。
私はそういう世界を見たいんだ。

ラベル付けへの賛否両論はあるだろうと思うし、マルチ・ポテンシャライト=「マルチ(多くの)+ ポテンシャル(潜在能力を持つ)+ アイト(人)」だなんて自分で言ったら、自画自賛!特別感丸出しじゃん!と、面白くなく人もいるかも知れない。
もちろん批判はされたらちょっとは嫌な気持ちになるけれど、それでも良いやと思っている。自分がそうだったように、それに出会うことで気持ちが楽になる人が一人でもいてくれるなら、どこかのだれかに何を言われたとしたって関係ない。ただただうれしいなぁと思うから。

そういう感じで、不定期ですが「日本のマルポテ界隈、こんな感じでうごめいていまーす」という何かを、細々発信できたら良いなぁと思っています。



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