2024 自作の短編小説にAIが続きを書いてくれたよ その3

こんにちは。白です。
生成AIの機能を使って短編小説をAIがどのように書くか試してみた雑文、三回目です。
今回使用したAIはクラウドワークスAIのテキスト生成ツール「短編小説を書く」です。

私が短編小説の冒頭の文章を書き、その続きをAIが生成します。
生成のさいに書きたい小説のジャンルを決めます。
今回使用した文章は私の未発表の短編小説で、元のジャンルは恋愛小説です。

□冒頭 作成:千住白

 左羽さんは美しい人だった。男性からも女性からも思いを寄せられ、幾人もの恋人がいたらしい。
 便利屋見習いの僕は左羽さんの話し相手をするために、左羽さんの会社を訪れる。グラフィックデザイナーの左羽さんの会社は白木でできたアトリエのような建物で、オープンスペースの左羽さんの仕事机の横には、銀色の鳥が羽ばたくモビールが吊されていた。
 鳥の残像を目で追う。風のような名前の佐羽さんにふさわしい空間だった。窓の外には歓楽街のネオンサインと喧騒が広がっているというのに、左羽さんの部屋にはいつもしんとした砂丘のような心地よさがあった。

冒頭 作成:千住白

ここまで来てようやく理解しましたが、「恋愛小説」「ミステリー小説」「ホラー小説」等の指定は「ミステリー小説ふうの文体」でAIが文章を書いてくれるという意味でした。
冒頭さえ用意すればAIが「ミステリー小説」「ホラー小説」を展開してくれるわけではないのですね。
それを前提にご覧ください。ではどうぞ。

□続き 生成AI ジャンル「ホラー小説」 九回目

僕は左羽さんの会社に訪れ、彼女の仕事机の横に立っていた。白木でできたアトリエのような建物に包まれ、静寂が漂っている。左羽さんのグラフィックデザインの才能を感じる空間だった。

オープンスペースの中央には、左羽さんの仕事机が置かれている。彼女の周りには、彼女が制作した美しい作品が飾られている。その中でも特に目を引くのは、銀色の鳥が羽ばたくモビールだった。風に揺れる鳥の姿は、まるで自由と美しさを象徴しているように思えた。

左羽さんは美しい人だった。透き通るような肌に、黒い髪が艶やかに輝いている。彼女の瞳には、深い情熱と哀しみが宿っているように見えた。男性からも女性からも思いを寄せられ、幾人もの恋人がいたと聞いた。

僕は便利屋見習いだ。左羽さんの話し相手となるために、彼女の会社を訪れた。彼女は仕事中で忙しいはずなのに、いつも優しく対応してくれる。彼女の存在は、心地よい安らぎを与えてくれる。

窓の外には歓楽街のネオンサインと喧騒が広がっているというのに、左羽さんの部屋にはいつもしんとした砂丘のような心地よさがあった。彼女の作品からは、静けさと美しさが溢れている。それはまるで、砂漠の中で見つけた一輪の花のようだった。

「左羽さん、今日はお疲れさまです」と声をかけると、彼女は微笑んで返してくれた。「ありがとう、君がいるだけで、心が落ち着くんだ」と彼女は言った。

彼女の笑顔に、僕は胸が熱くなった。彼女の存在は、ただ単に美しいだけではなく、心を癒す魔法のようだった。彼女が持つ才能と優しさに触れることで、僕の心も少しずつ変わっていくのを感じた。

左羽さんは、人々を魅了する存在だった。彼女の作品は、見る者の心を揺さぶり、感動させる力を持っていた。彼女の魅力は、ただ美しいだけではなく、心に響くものだった。

「君も、何か作品に携わってみないか?」彼女がそう尋ねてくる。

「僕にはまだ才能がないと思いますが…」と僕は答える。

彼女は優しく微笑みながら、言った。「才能なんて、後から身につけられるものだよ。大切なのは、自分自身の中にある感情や思いを表現すること。君なら、きっと素晴らしい作品が生まれるはずだよ」

彼女の言葉に勇気づけられ、僕は彼女の提案に応えることを決意した。左羽さんとの出会いは、僕の人生に新たな扉を開いたのかもしれない。

左羽さんの会社を後にすると、心には彼女の言葉と鳥のモビールが残った。彼女の作品に触れたことで、僕は自分自身に向き合う勇気を持つことができた。

これからの人生で、僕も何か素晴らしい作品を生み出せるように、左羽さんに触れた感動を胸に、歩みを進めていこうと思った。

続き 生成AI ジャンル「ホラー小説」 九回目

最初に書きましたが、「ホラー小説ふうの文体」で短編小説を執筆してくれました。
左羽さんの口調がマッチョで、私の頭のなかでは胸板が厚い八頭身が僕と会話をしています。
八頭身は2ちゃんねる(現在5ちゃんねる)のAAキャラです。

□続き 生成AI ジャンル「なろう小説」 十回目

左羽さんの部屋に足を踏み入れると、そこには静寂が広がっていた。白い壁と床、そして窓から差し込む柔らかな光が、まるで別世界のような雰囲気を演出していた。

左羽さんは美しい人だった。華やかな外見とは対照的に、彼女の部屋はシンプルでありながら、どこか温かさを感じるものだった。左羽さんのグラフィックデザインの才能が光るアトリエは、彼女の創造力と繊細さが反映されているかのようだった。

僕は便利屋見習いの身でありながら、左羽さんの話し相手をすることになった。彼女には幾人もの恋人がいたという噂があったが、彼女の心の内を知ることはなかった。それが今、運命的に交わることになったのだ。

左羽さんの笑顔が浮かぶと、その美しさに思わず息を飲んだ。彼女は銀色の鳥が羽ばたくモビールの下で仕事をしていた。その姿はまるで風のようだった。彼女の手が優雅にマウスやペンを動かす様子は、まるで鳥の舞いのように軽やかで、魅了されるほど美しいものだった。

「左羽さん、いつもこんなに集中して仕事しているんですか?」と僕は尋ねた。

彼女は微笑みながら言った。「私の仕事は私の生きる術なんです。だから、いつも全力で取り組むんですよ。」

彼女の言葉に感動しながら、僕は彼女の作品に目を向けた。部屋の中には彼女の手によって生み出された数々のグラフィックデザインが展示されていた。その一つ一つに彼女の情熱と才能が込められていることがわかった。

「左羽さん、こんなに素晴らしい作品を生み出す才能をお持ちなんですね。本当にすごいです」と僕は褒め称えた。

彼女は恥ずかしそうに笑いながら頬を赤く染めた。「そんなことないですよ。ただ、自分の感情や思いを表現するために、この仕事をしているだけです。」

彼女の言葉に、僕は彼女の情熱と真摯さを感じた。

続き 生成AI ジャンル「なろう小説」 十回目

個人的に一番予測できなかった「なろう小説」です。
どこがなろうなのかいまだに不明です。
風景、台詞、人物を同じトーンで描写しているので、どこにフォーカスすればいいかわからない文章ですね。
私たちのカメラアイ(目)は、自分がフォーカスしているものだけを詳細に見て、他はぼやけている(目に入っているだけで見ていない)んですね。
すべて同じトーンで描写すると文章が冗長に感じられます。

□続き 生成AI ジャンル:異世界転生小説 十一回目


ある日、左羽さんが私に話を始めた。

「ねえ、私、実は異世界から来たんだよ」

私は驚きながらも、興味津々で左羽さんの話を聞き入る。

左羽さんは言葉を続ける。

「この世界に来たのは、数年前のこと。私は異世界で鳥の使い手として生まれ、鳥たちと共に暮らしていたんだ。でも、ある日突然、異世界からこちらの世界に飛ばされてしまったんだ。」

私は目を丸くして聞き入る。

「異世界から来たと言っても、どうしてそんなことができたんですか?」

左羽さんは微笑んで答える。

「それは私自身もよく分かっていないんだ。ただ、異世界での私の力がこちらの世界でも使えるようになったの。私の心の底には、鳥たちの声が響いているんだ。」

私は興味津々で質問を重ねる。

「それで、異世界での生活はどうだったんですか?」

左羽さんは懐かしそうに思い出しながら話す。

「異世界では、鳥たちと共に美しい景色を見たり、自然の中で過ごしたりしていました。鳥たちとの交流は私にとってはとても大切なものでした。」

私は左羽さんの眼差しに、彼女の異世界での思い出が詰まっていることを感じる。

「でも、こちらの世界に来た後はどうしていたんですか?」

左羽さんは少し悲しげな表情で答える。

「異世界の力は使えるけれど、私は異世界に帰ることができないんだ。それでも、私はこちらの世界で鳥たちの声を聞きながら、自分の力を生かす場所を探しているんだ。」

私は左羽さんの強さと孤独さを感じながら、彼女の目を見つめる。

「左羽さん、あなたの力や経験を活かせる場所はきっと見つかるはずです。私もあなたを応援しますよ。」

左羽さんは微笑みながら頷く。

「ありがとう、本当に嬉しい。私は鳥たちとのつながりを大切にしながら、自分の道を歩んでいきたいと思っているんだ。」

私たちはお互いの目を見つめ合い、未来への希望を抱きながら話し合った。左羽さんの美しい瞳には、鳥たちの羽ばたきのような輝きがあった。
異世界から来た彼女との出会いは、私にとって特別なものだった。彼女の存在は私の人生に新たな風を運んできたようだった。左羽さんとの出会いから、私の日常は少しずつ変わり始めるのだろう。
彼女の美しさや強さに魅了されながら、私は彼女と共に新たな冒険へと足を踏み出すのだった。
この先、私たちはどんな出会いや困難に立ち向かっていくのだろうか。それはまるで、鳥たちが空を舞いながら新たな世界を切り拓くように、未知なる未来への飛翔を意味しているのかもしれない。

続き 生成AI ジャンル:異世界転生小説 十一回目

今回は左羽さんがちゃんと異世界転生していました。
ホラー小説ではホラー要素の範囲が広すぎて入らなかった(AI独自の要素がなかった)ですが、異世界転生はやることがひとつなので、要素が入れやすいのでしょう。
そしてAIの短編小説には、末尾を希望に満ちた壮大なプロローグ風にまとめたがる傾向があります。
今回はそのまま載せていますが、生成しているとき末尾が邪魔なのでカットしています。

□続き 生成AI ジャンル「ドキュメンタリー小説」 十三回目

僕が左羽さんの会社を訪れた日も、その独特な雰囲気は変わらず漂っていた。

「お疲れ様です、左羽さん」と僕が声をかけると、彼は微笑みながら仕事を中断した。

「おっ、お疲れ様、さとるくん。今日は何か用かな?」

左羽さんの声は優しく、その眼差しはどこか切なげでありながら、鋭い輝きを放っていた。彼は常に美しいと言われているが、その美しさは外見だけではない。彼の内面もまた、魅力的な何かを持っているのだ。

「実は、あなたと話がしたくて来たんです。最近、恋愛について悩んでいるんですよ」

左羽さんは笑顔で頷くと、僕をアトリエの奥へと案内してくれた。アトリエの中は静寂に包まれていたが、その静けさが心地よく感じられた。

「恋愛の悩みか。それは難しいね。でも、私ならきっと何かアドバイスできるよ」

左羽さんは仕事机の横に座り、僕に親しげに微笑みかけた。彼の横顔は、まるで彫刻のように美しい。

「最近、恋人との関係がうまくいっていなくて……」

僕は言葉に詰まる。左羽さんは静かに待ってくれた。

「彼女には他にも男性がいるんです。でも、それを黙っているだけでなく、私とも同じように接してくれるんです。どうしたらいいんでしょうか」

僕の言葉に、左羽さんは考え込むように頬杖をついた。

「恋愛は複雑なものだね。でも、一番大切なのは自分自身を見失わないことだと思うよ」

彼の言葉に、僕は頷く。

「自分自身を大切にすることで、他の人との関係もうまく築ける。それが恋愛の基本だと思うんだ」

左羽さんの言葉に、僕は心が震えるような感覚を覚えた。彼はただ話し相手としての存在ではなく、心の支えになってくれる存在なのだ。

「でも、それって難しいですよね。自分を大切にするって、具体的にどうすればいいんですか?」

僕が尋ねると、左羽さんはゆっくりと口を開いた。

「例えば、自分の感情を大切にすること。自分の気持ちに素直になること。それができれば、他の人との関係も自然にうまくいくよ」

左羽さんの言葉に、僕は深く考え込む。彼の言葉は、まるで砂丘の上で一筋の風が吹き抜けるような鮮やかさを持っていた。

「それに、人は他人のことを気にし

続き 生成AI ジャンル「ドキュメンタリー小説」 十三回目

左羽さんが男性になりました。私は冒頭の文章で左羽さんの性別を指定していないので、AIがそう判断してもOKです。
左羽さんが男性なのは、今回はドキュメンタリー小説なので、AIの頭にプロジェクトX的な連想が湧いたのかもしれません。女性だとドキュメンタリーに向かないと判断したのでしょうか。そうかも。
男になっても左羽さんが善良でさらっとした感じなのは相変わらずです。

□続き 生成AI ジャンル「コメディ小説」 十四回

「こんにちは、左羽さん。お邪魔しています」

「ああ、お前か。どうしたんだ?」

左羽さんはいつものように冷たい態度で返事をする。しかし、それもまた彼の魅力の一つだと思っていた。彼は美しいだけでなく、どこか謎めいた雰囲気があり、他の人とは一線を画す存在だった。

「実は、ちょっと相談があって来たんです。最近、恋愛に関して悩んでいて…」

左羽さんの顔に微かな興味が浮かんだように見える。私は彼の仕事机の横に座り、話し始めた。

「僕、便利屋をしているんですが、最近は恋愛相談が多いんですよ。でも、自分自身はまったく恋愛経験がないんですよね。だから、どうしても相手の気持ちを理解できなかったり、アドバイスをすることが難しいんです」

左羽さんは黙って私の話を聞いている。彼の表情はいつもの冷たさを保ちながらも、少しだけ興味深そうに見えた。

「でも、左羽さんは違うんですよね。美しいだけでなく、たくさんの恋愛経験もある。だから、どうしても相談したくて…」

私の言葉が途切れると、左羽さんはゆっくりと口を開いた。

「恋愛はな。それは人間の心の複雑なものだ。だから、一概にアドバイスすることはできん」

彼の言葉には深い哲学が込められているように感じた。私は彼の言葉に耳を傾ける。

「ただし、一つだけ言えることがある。相手の気持ちを理解するためには、まず自分の心を見つめ直すことだ。自分の感情に正直になり、相手の立場に立って考えることが大切だ」

左羽さんの言葉はまるで鏡を見るようだった。私は自分自身の恋愛に対する悩みや心情に向き合うことができていなかったのかもしれない。

「そうだな、相手の気持ちを理解するためには、まず自分の心を見つめ直すことだよ。自分が何を求めているのか、何を感じているのかをしっかりと考えるんだ」

左羽さんの言葉に救われるような感じがした。彼の美しい瞳が私を見つめる中、私は自分自身の心の声に耳を傾けることを決めた。

「ありがとう、左羽さん。あなたの言葉がとても励みになりました」

私は深く頭を下げると、彼のアトリエを去った。

左羽さんの言葉を胸に刻みながら、私は恋愛相談を受けるために次の場所へと向かった。彼の言葉が私の心に残り続け、私自身も成長していくことを感じた。

左羽さんは美しいだけでなく、その内面にも魅力がある人だった。私は彼の存在に感謝しながら、新たな出会いを求めて歩き始めた。

続き 生成AI ジャンル「コメディ小説」 十四回

ドキュメンタリー小説の設定が残ったのか、左羽さんが男性になり、僕は地の文が「私」になりました。僕女になったのか、男性のままなのか、これだけでは謎です。どっちでもええがな、と私のなかから声がしました。まあね。
そして「コメディ小説」のどこがコメディなのかが謎です。
基本的に、AIは私の文章の要素をプラスの方向に積み上げる作業をするんですね。マイナスの方向に掘り下げる傾向は少なめです。
この話は長くなるので最後にまとめます。

今回はここまでです。また長かったですね。お疲れ様でした。
次回かその次で終了します。AIの創作の残りとまとめです。


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