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2021 やわらか日記 過去ログ2

2021/04/19 オーダーを出す

 こんにちは。白です。
 今回は人生のオーダーを出すというお話です。

 以前から私の文章を読んでいる方には「またかよ」って話ですが、私は1999年から自分のサイトで文章を書いています。
 真面目に活動していたのは合わせて十年間くらいです。
 2010年にサイトを閉鎖したあと、断捨離の一環として自分のサイトのデータを処分しようとしたことがあります。が、さすがに十年分の文章を消すのは迷いがあり、私は「もうちょっと踏ん切りがついたら」と思って消すのをやめました。
 断捨離を忘れて数年が経ち、ふたたび文章を書き始めた2017年からまた過去のデータを表に出すようになりました。そのときにデータを消していたら私は今ここで文章を書いていなかったでしょう。

 サイトをやっていた2000年代は主に本の感想や雑文を書いていました。小説も書いていましたが、サイトの一割にも満たない量でした。
 大人になった私は作家になろうと思ったことがありませんでした。作家を目指すならBL小説の作家だと思っていましたが、私は2017年までBLの両思いが難しくて書けなかったのです。

 文章をインターネットに書き始めて二十年経っても、私は自分の文章がお金を払って読むに値しないものと思っていました。
 自分が人生においてオーダーを出さないかぎり、私の能力はそのままです。それはさすがにまずいだろうと思った私は、2019年に同人誌を出しました。生まれて初めて出した同人誌は、小説の書き方をまとめたエッセイでした。

 BL作家になりたいとオーダーを出したのは、2020年の暮れでした。一ヶ月かけて旧作を改稿し、始めてBL小説を公募に出しました。
 オーダーを出さないと、見えてこない風景もあります。Twitterやnoteを眺めていて、投稿している方のすさまじい努力を知りました。私もそれなりに小説を書く努力をしていると思っていましたが、プロになる努力はしてこなかったので、やはり自分の姿勢が変わると世界の見え方も変わるんだなあと思いました。

2021/04/20 ビジネス書の共通点

 こんにちは。白です。
 今回はビジネス書のお話です。

 あるとき友人が「ビジネス書をけっこう読んだけど、結局は「やれ」っていう結論なんだよね」と言いました。私は「まあ、そのやり方が人によって違うんだよね」と思いました。
 Just do it.は人生の真理ですね。
 Just do it.で思い出しましたが、ナイキの創業期には日本の商社マンが関わっていたそうですね。『SHOE DOG』は読んでいないのですが、テレビでちょっと特集を観ました。戦友となった日本の人々への感謝のために、ナイキの本社には日本庭園があるのだそうです。

 私は必要に応じてビジネス書をちょこちょこ読みます。ただ読み飛ばすだけなのできちんと身になっていません。
 ビジネス書は読みやすいよな、大切なところが太字ゴシックになっていたりサマリーがついてたりするもんな……ただ、小説でそれをやったら怒られるので、文章の書き方で太字ゴシックにしたりサマリーをつけたりする必要があるんだなあと思いました。漢字とひらがなや、漢語と大和言葉のバランスで。こう書くと面倒くさそうですが、文章に硬さとやわらかさをつけろということでしょうね。

 「ビジネス書で始めから終わりまで示唆に富んだ本を読んだ場合、それはあなたの読書不足である。なぜなら、ビジネス書に書かれた真理は多くの場合共通しているからだ」という文章を見てなるほど、と思いました。
 友人の言葉のように、確かに共通している部分はあるのです。メモの重要性とか「計画は逆算して立てろ」など。「お金を好きになれ」もありましたね。お金をきちんと好きでいるのは難しいです。

 最近松岡圭祐氏の『小説家になって億を稼ごう』を読みました。扇情的なタイトルで読まない人は読まないだろうなと思いましたが、小説家になってからの心得や手続きなどが親切に書いてある本です。
 日本人には露骨にお金を好きだというと品の悪い行為みたいに思われる部分があって、そこが多くの人をお金から遠ざける要因になるのだそうです。なので真面目に小説で稼ごうと思っている方には、一読をお勧めします。
 題名を見て「億までは稼がなくてもいいかなあ」と思った私が自分に制限をかけているんだな、自分に天井を作るのはやめようと思いました。

2021/04/21 BLが書けない

 こんにちは。白です。
 今回はBLが書けないというお話です。

 BL(ボーイズラブ。男性同士の恋愛物)を書いているのに、日記でBLの話をしていないことに気づきました。
 最近なんとなく煩悩が枯れています。
 そういう時期なのかもしれないし、恋愛が書けなかったころの自分に戻りつつあるのかもしれません。

 昔の私はBLの両思いが書けず、恋愛以前のお話や、BLの周辺のお話をよく書いていました。両思いを書きたいと思っていましたが、片思いから両思いになる過程がわからなかったのです。
 初めてまともに書けたBL小説は25万字あります。主人公の恋愛に焦点を絞ればそれほど分量はいらないだろうというお話です。
 以前いただいた講評でも、もっとBL寄りにするか、逆にBLの要素を薄めて一般小説に寄せたほうがいいと言われました。どちらにするか今でも悩んでいます。

 私がBLを書いているとなぜか周囲の人々の話が出てきてしまい、「ラブが足りない」と自分で思いながらも書き進めてしまいます。
 なのでBL作家になりたいというのもおこがましいような気がします。ほかの方はもっとエンタメとして頑張っているのになあ……と考えてしまうのです。自分で天井を決めるのはやめよう。うん。
 私はいつもBLと一般小説の中間のようなお話しか書けないし、その方向で行くしかないのだろうとも思います。どちらに寄せるかで常に悩みますが、お話によって試行錯誤するしかないと思っています。
 よしながふみさんのように、ふだんは一般向け、BLは同人誌でやるという方法もあるんですよね。しばらく考えてみようと思います。

2021/04/22 コンテンツブロッカーを入れました

 こんにちは。白です。
 今回は以前日記に書いたコンテンツブロッカーを入れたよというお話です。

 以前私はスマホに無料アプリのコンテンツブロッカーを入れて、パソコンには制限をかけていなかったのですが、結局自分の意志だけではSNSを制限できませんでした。

 「Freedom」というコンテンツブロッカーを入れました。パソコン・スマホのアプリの使用制限をするソフトです。
 海外のアプリなので英語ですが、高性能です。私は一年で契約しました。月300円弱の使用料です。
 特定のサイトのアクセスを制限することもできますし、ネットへのアクセス自体を制限することもできます。
 試しにネットのアクセスを制限したら、メモアプリの「Evernote」の同期まで止まりました。同期が止まると困るので、条件をすこし緩やかにしようと思いました。

 私は投稿サイトからTwitterへ更新情報を投稿するとき、Twitterをダラダラ見てしまうんですよね。なので投稿サイトとTwitterにアクセスできる時間を決めました。
 一時間集中したいので、一時間だけネットの接続を制限しよう、という使い方もできます。
 これで少し無駄なアクセスが減るかなあと期待しています。

 『スマホ脳』によると、SNSは他人のいいねで脳の報酬系を刺激するのだそうです。一日に何十回、何百回と刺激を受けるので、人々はスマホやSNSから離れられなくなる、と。確かにその通りです。
 投稿サイトやSNSに慣れてしまった今となっては、ほとんど反応がなかったサイト時代には戻れないので、なるべく刺激を減らしてようすを見ようと思います。

2021/04/23 コーヒー飲料の話

 こんにちは。白です。
 今回はコーヒー飲料のお話です。

 コカ・コーラのCOSTA COFFEEというコーヒー飲料を飲みました。270mlのペットボトルで170円とちょっと高めの新製品です。
 ブラックとカフェラテがあり、セブンイレブンでは一本買うと後日もう一本ついてくるというキャンペーンをやっていました。なので私はまずブラックを買って、その後カフェオレを引換券でもらいました。
 ブラックは濃いめで後味がよく、「あ、これはいいコーヒーだ」と思いました。一口飲んだあとで安堵のため息が出る味でした。
 カフェオレもしっかりした甘さでおいしかったです。

 私は飲料水ではコカ・コーラ製品が好きです。
 コカ・コーラ製品で印象に残っているのが、日本茶の「一(はじめ) さえみどり」と、「THE TANSAN」のミント味です。両方ともすぐに消えてしまったので、開発中の製品だったのかもしれません。

 「一」は「綾鷹」の前にあったコカ・コーラの日本茶のブランド名です。そのブランドで「さえみどり」という茶葉のお茶を出していたことがありました。苦味がなくすっきりした日本茶で、私はとても好きだったのですが、二週間くらいで自動販売機から消えてしまいました。
 「THE TANSAN」のミント味は、炭酸水にミントフレーバーをつけたものでした。私は製品が消えてほしくなくて、それなりに一生懸命飲みました。が、一ヶ月ほどで店頭から消えてしまいました。

 コカ・コーラ社は試作品をつくる体力があって、開発中の製品を市場に売りに出すのかもしれないと思いました。
 COSTA COFFEEはキャンペーンを打っているので、すぐに消えることはないかもしれませんが、しばらく買おうかなと思いました。

現在サポートは受け付けておりませんが、プロフィール欄のリンクから小説や雑文の同人誌(KDP)がお買い求めいただけます。よろしくお願いいたします。