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独自の語彙は、様々な経験と「自分への問い」から誕生

けいさんは、面白い表現をする。

例えば
「『寝かせていた子を起こしてみましょ』
と思って、温めていたインタビュー取材を
テープ起こしした」と
けいさんは話した。

けいさんは、
さとゆみビジネスライティングゼミの卒業生。
現在、講師のさとゆみ(佐藤友美)さんが
ゼミの卒業生に毎朝Twitterスペースで
インタビューをしている。
4月29日は、
けいさんがインタビューを受けた日。
私は「書く筋力」をつける強化月間中である。

「書く」筋トレの紹介文

けいさんは、冒頭の表現の他にも
なっこいという表現など
私にとって初めて読む表現を多くされている。

そもそも語彙が少ない私は、
けいさんの表現方法が
とても心に残っていた。

けいさんの表現の独自性が作られた理由が、
本日のインタビューで分かったような気がした。

けいさんは、現在、産前産後のお母さんとサポートの仕事している。またライター業も行っていて、小学4年をお持ちの母であります。

けいさんは、
大学で文化人類学を専攻していた。

東南アジアの人々の生活に触れ、どんな時代になっても、どこに行っても人の暮らしをサポートする仕事を夢見たそうだ。

だが、
ピューリッツァー賞のハゲワシと少女の写真の出来事を通じて、
けいさんは人をサポートする仕事に向いているんじゃないかと感じたそうだ。

その後、看護師を目指して
看護師と保健師の資格を取得した。
3年間病院で働くが、
病気を予防できるようなの知識を提供したいと思うようになり、けいさんは方向を変える。

その後、企画編集の会社に就職し、その次は会社の健康管理室の保健師になった。その時、産後のお母さん達を知り、産前産後のサポートをする仕事をしたいと思ったそうだ。

けいさんの仕事は
書ききれないほど
様々な経歴があるけいさん。

看護師の専門学校に入学し、
そのまま12年同じ病院で働く
私との圧倒的な違いを感じた。


けいさんは
人生で様々な選択をした時、
自分の心の声を聞いて
選択してきた。

ハゲタカと赤ちゃんの件では、
「私なら赤ちゃんを先に助ける」
その思いがあって、看護師の資格を取ったそうだ。

けいさんの独自性の表現は
様々な経験について
その時その時に
感じた心を声にしっかり耳を傾けてきたからこそ
生まれてきたのだと感じた。

けいさんは
ハゲタカと赤ちゃんの問題について
「自分だったらどうするか問いを立てた」とおっしゃっていた。

「自分に問いを立てる」
という表現が個人的に気に入った。

この「問いを立てる」という表現にも現れるように
けいさんは、様々な場面で
自分に質問し、
自分なりに考えてきたのだと感じた。

けいさんが
編み出させれて
いたのだと思う。

私は普段自分の心の声を
聞いてきたと思うが、
「自分に問いを立てる」
ことしてこなかったと思う。

けいさんにしか作り出せない表現を
これからもずっと知りたい。


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