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小学生でも英検準2級に合格する自宅学習法
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小学生でも英検準2級に合格する自宅学習法
~子どもの力を引き出す親の関わり方~
過去問の使い方、単語、リスニング、ライティングの勉強方法を徹底解説
はじめに
この度は、「小学生でも英検準2級に合格する自宅学習法」をお手に取ってくださり誠にありがとうございます。
私には、中学生と小学生の子どもがいます。
私自身は英検は持っておらず、留学経験もなく、英語も話せません。
しかし長男は、週5日少年野球の練習、残りの2日も野球教室と自主練という野球漬けの日々を送りながら、小学生のうちに、それも「自宅学習のみ」で英検準2級に合格することが出来ました。
長男が英検を受けていく過程で、たくさんの保護者様と英検受験について話す機会があり、皆様、同じような悩みを抱えていている事がわかりました。
子どもが自力で勉強して英検に合格できる環境を安価に用意してあげられたら、子ども達にとって良い未来が待っているのではないかと考え、本書を出版しました。
令和 4年10月、本書の出版前に身近な親御様に向けて英検に合格するには?という説明をする機会がありました。
私の説明を聞いてくださった小学4年生を持つお母様から準2級に合格。
同じく小学4年生のお子様が3級に合格。
幼稚園年長さんのお母様からも4級に合格したという嬉しいお知らせが入りました。
このように「親に受験経験や英語の素養が無くとも、子どもに合格させることは可能である。」ということを知って頂きたく、本書を書くことにしました。
また勘違いしてしまう方が多いのですが、「英語塾に通う」=「英検での合格力がつく」ではありません。
私が、英検取得を目指すお子様を持つ親御さんと話していてわかったのは、以下のような事です。
・英語塾に通っていても英検の対策はしていない場合が多い。
・英語塾で行う内容では、英検5級の簡単な英単語、文章が読めない。
・週1回、英語塾で先生と話しただけでは、簡単な英単語を聞く事ができない。
・英会話を聞く事はできても、英単語を見て、意味を理解し発音できない。
・英語塾は英会話が中心のため、文章を書く事をしない。
・英語塾で英文に触れる機会は、穴埋め問題や並び替え問題だけで、自分の考えを英語で書くという事をしない。
ということが、多々ありました。
そこで本書では以下のような流れで英検合格に向けたお手伝いをしていきます。
まず第1章では 英検とはどんな試験か を説明します。
基礎的な英検の説明、英語レベルや問題形式がどのようなものか、求められる難易度がどのくらいのものかを説明しました。
第2章では、 英検を受けるメリット、デメリットを具体例を挙げて説明します。
長男に英語の勉強方法を教えてくださった2人の先生方からのアドバイスも含めて書きましたので、メリット、デメリットを確認した上で勉強をはじめましょう。
第3章は、 英検の勉強をはじめるにあたっての準備、おすすめの習慣をご紹介しています。結論から申しますと、音読なのですが、回数や親の声かけの仕方、音読の活用の仕方をご確認ください。
第4章では、 英検の勉強の始め方について書きました。勉強をはじめるにあたってお子さまと学習時間を決める必要があります。その際に参考にしていただくように勉強内容と勉強時間、英検対策に必要な英単語の勉強方法をご紹介しました。
第5章では、 英検の各分野別 (ライティング、リスニング、 スピーキング)勉強方法について解説しました。各分野でのおすすめの参考書や参考書を選ぶポイントもご紹介しています。
最後に第6章では、試験日までの準備、過ごし方についての解説をしました。
本書を通して、英語塾に通わず家庭でも、あまりお金をかけず、親がサポートをして英検に合格出来る、再現性をもった方法があるという事をお伝えしたいと思い、本書の執筆に至りました。少しでもお力になれれば幸いです。
第1章 英検とはどんな試験か 英検って何?
英検の勉強方法に入る前に、「英検とは何なのか?」について解説したいと思います。
本書は完全な初心者様も取り残さないような構成になっています。
受験経験のある親御さんには基礎的な内容かもしれませんが、ご容赦いただけますと幸いです。
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