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春を迎え春をおもう

もう明日は弥生3月、少し前に正月を迎えたと思っていたのに早いものですね。

3月は別れの季節です。

40年前の今頃、私はは進学先も決まり、ウキウキと引越しの準備をしてたと思います。

でも母は私の旅立ちを喜びつつも寂しい思いで過ごしたことでしょう。

東京まで送ってくれた母、東京駅のホームで別れた母の顔を思い出します。

訣別と始まりが春ですね、こんな春が私は好きです。

これまで60回の春を迎え、人生におけるこの春との出会いは百歳まで生きても100回しか無いのですね。

そう考えると人生ってのは短いものなんだなぁ、と気付きます。

この春の訣別と始まり、それに抱き合わせで付いてくる寂しさと喜びが人の感受性を育ててくれるように思います。

そして、ここまで生きてきてやっと時間の大切さを感じることが出来るようになってきました。

迎える春が過ぎ行くまでしっかり春を感じながら自身の生を享受したいと思います。

何か新しい事が始まる予感を感じながらの毎日がこれからしばらく続きますね。

さあ、春がやって来ましたよ。


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