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ひとあめごとに寒さはまし

ひと雨ごとに寒さは増し、本当の冬はそこまで来ているようです。
駅まで行く道すがら、みなさんの格好はまちまち、なかにはダウンを着た人もいます。
寒いといってもまだそこまでではないような、この先どう過ごすのだろうと思ってしまいます。
まさか、冬眠するなんて事はないでしょうが。

霜月も中旬、師走が近づき思い返すと今年もいろんなことがありました。
年齢を重ねるとともに増えていく永遠の別れ、若かった頃とはその捉え方が変わってきているのが分かります。
若い頃はただひたすら悲しかったものです。

これは死というものを理解が出来なかったからではないかと思っています。
誰もが死を迎える。
そして、その形は様々でしょう。

しかし、死は、死なのです
その理解だけだと思います。

職業で人の死に多く立ち会う人には早くからそんな死への観念が備わるのでしょう。
悲しさや寂しさの感情は一時的なものでいずれそれは前向きな感情に変わっていくのだと思います。
いい奴だったなぁとか、アイツのためにも頑張ろう、みたいに。
だから、前を向いて進むことが出来るのでしょう。

死、ばかりではないでしょう。
生きて行く全てにおいて前向きに考え、心を整理して進める。
もともと人間が持っている力なんだと思います。

年々増えていく親族や友人、知人の死に悲しさや寂しさを覚えたのですが、当たり前にある人の生の営みの区切りに立ち合わせてもらえたんだ考えれるようになりました。

年末のスケジュールの話がちらほら出だしてそんなことを考えていました。

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