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年度末のきょう

3月31日、年度末である。
この年度末を意識しなくなり、しばらく時間がたつ。

サラリーマン時代のこの時期は飲み食いの機会が激しく増えた。
建設業での営業ではこの飲み食いも仕事のうちだからルーチンの業務のようなものだが、人の出入りするこの時期の夜の時間は多く、長く、深かった。
こんなことは官民関係ないことで、時期も時期、もっとうまくやりゃあいいのにと思わせるニュースで大臣や首相までもがコメントを出さねばならないなんとも情けない国となってしまったと勝手に思っている。

そしてこの時期には体重が増えるのである。
歳を重ねるごとにカロリー消費が減り、体重が落ちにくいことを実感した。
学生時代には朝に三合の飯を炊き、朝昼晩をそれで済ませようと思いながら、朝から三合を食べてしまったりしていた。

それでも今ほどの体重はなかった。
カロリーの摂取と消費だとわかっていてもなかなかバランスよく摂取することが出来ない。
カラダの消費力がエコ仕様に変わりつつあるのもわかる。

しかしこのエコ仕様、カラダ自体が老化によって変わるのもあるだろうが、意識の変化によるものも多いような気がする。
無駄な動きをしなくなっているように思う。

普段の生活ばかりではなく、合気道の稽古においてもそうである。
若い頃の技と変わってきているのがわかる。
今考えるとなんと無駄な力を使っていたんだろうと思うが、一度通ってみなければ理解はできなかったことかも知れない。
机上でわからぬことは多い。
実地での気づきは多い。
これは合気道に限ることではないであろう。

それにしてもなかなか体重は減らない。
永く実地体験を積みながらもなかなか理想に近づけない。
消費を抑えてもいいはずであろうが、なかなかそうならない。
欲には勝てぬということだろうか。

今日は休みで、朝早くから一人起き出し部屋でごそごそしている。
日中、久しぶりにゼネコン時代にお世話になった方とお会いする。
その方のお勤めの会社の産業医が独立するので医院開設の改修工事のお手伝いをした。
もう15年以上前だったと思う。
その産業医が持病で閉院しなければならなくなったとのこと。
解体工事の相談にのって欲しいと。
その産業医の先生とお会いするのは辛く悲しいものがあるが、久々の若いその方と会うのは楽しみでもある。
今の活躍を聞いてくる。

場所は大阪京橋の近く、ついでに最近の昼の京橋の賑わいを確認してこようと思う。




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