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夢と理想

『夢と理想』、似て非なるものと思う。
軌道修正が可能なのが理想であろう。
夢は一本筋を通して持ち続けたい。
どちらもなるならないは二の次である。
まずはそれに向かって進むことである。

しかし、向かって進んでもどうにもならないこと、例えば強く切望していた世界に入れなかったりすることもあるだろう。
そして仕方なく甘んじて準じた世界に入るとする。
でもそこは案外気持ちが良く、次へのステップとして余裕を持って生きることができる世界だったりするかもしれない。
それから最終的に切望していた世界に入れた時には、ストレートにたどり着いた場合よりも数段上の生き方が出来るかもしれない。

難しいが頭の切り替えができるかどうかだろう。
頭の切り替えは訓練である。
それしかあり得ない、って事は無いと思うことからスタートだろう。
そう思って生きた方がいい。
優柔不断と言われる方もいるだろう。
でもそれでいいと思っている。
理想は現実との対であり、現実をしっかり理解するならば理想を軌道修正しても構わないだろう。

自分を追い詰めず自分の夢に向かって行けばいいと思っている。
理想は努力するために、夢は叶えるために持つものだと思っている。

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