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すいみんの秋

深まりゆく秋、なんだかいつでも眠いのは私だけなのでしょうか。
夏の疲れの残党かとも思いましたが、どうも眠りの質が良くないようです。
夢は覚えてません。
考えごとをしながら寝ていてそのまま起き出して忘れないように書き留めたり、手紙を書いたりしています。
決して身体には良いことはないでしょう。
しかしこれがこの一年二年のことではありません。
学生の頃からかも知れません。

だから、と言うわけじゃないのですが、寝ることの出来る時に寝る。
どこでも眠れます。
風呂でもよく寝ました。
まだ若い頃の営業時代です。
どんなに酔っ払って帰っても風呂に入ってました。
それぐらい酔っ払う時は相当疲れてます。
そのまま気がつくまで寝てるのです。
気がついた時には水風呂です。
顔面蒼白、手はシワシワで布団に潜り込みます。
そしてすぐ起きて疲れ切って会社に向かいました。
真冬でも、よく風邪を引かないものでした。

でも、もうそんな生活とはサヨナラしています。
最近あるのは電車での寝過ごしです。
もちろん酔っていない日中です。
座った座席の背に当たる陽射しは柔らかく、暖かく、ひょっとしたらこの時間が私には一番の睡眠の時間かも知れません。

年齢とともに自分の身体や能力に変化が起きているのが分かります。
それを私は面白いと受け止めています。
これまでとは違う環境の下、変わっていく体力、能力でどう生きて行くか、どう合気道の稽古を続けて行くか考えるのも面白いものです。
でもしばらく寝る時には考え事をしないようにします。
少し窓を開けて、虫たちの鳴き声を聞きながら、残り少ないこの秋の心地良い夜を楽しんで眠りにつくことにします。

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