日記のような、びぼーろくのような(2022.11.30京都大原野さよならの秋)
昨日午前、仕事を終わらせて京都大原野の放置竹林整備のNPO事務所まで行きました。
町内会である西山善峯寺西国第20番札所の境内にある手水場の竹で作った出水口の取換えです。
冷たい山水がこの石槽の底から噴出しているのですが、ニューコロナに対応して、誰もが触れる柄杓を使うことなく竹で作った出水口から出る水で直接手を洗えるようにしています。
枯れかけた秋は紅葉の鮮明を奪われつつありましたが、京都大原野の足元から忍び寄る冬の先兵は樹々に最後の猶予を与え、最後の最後まで燃え尽きさせようとしてるかに見えました。
そして事務所に戻ります。
松竹芸能、ボルトボルズの河口さんが待ってます。
こちらの、笑顔にする門松『笑う竹』の制作の依頼を請けて交流は続いています。
多くの人に知っていただくことが第一義と考えて活動しています。
しかし同時に動かねばならない現実もあります。
京都府、京都市、UR都市機構の協力もあり、徐々にこのNPOに足を運ぶ人が増えています。府、市に来る竹の相談事はここに回ってきます。人と人がつながり、そのつながりは増殖していきます。
私たちの子ども達の未来のために残さなければならない自然の一部です。私たちがやっている事は全ての中のほんの一部なのです。
でもこの一部が無ければならないのです。
昨日が最後の秋っぽい一日だったようです。すぐに冬がやって来ます。寒い冬にも作業は続き、年始に向けての門松づくりもにぎやかになります。
私は暖かな事務所の中でコーヒー片手に理事長とこの先の打ち合わせです。
次はアルミホイルに包んださつま芋を昼飯代わりに持って行きます。
焼き芋作って昼飯です。
京都大原野さよならの秋、そしてこんにちはの冬
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