見出し画像

明けない夜が無いように

明けない夜が無いように私の未来は変わりゆく。
明けない夜が無いようにあなたの未来も変わりゆく。

誰かがこの地軸の回転を止めない限り、必ず朝はやって来て必ず夜がやって来る。一度や二度の失敗や自分の生まれた境遇を今は悩むがいいだろう。大きな時間の流れのなかでそれは些細な失敗であり、悩みに至らぬ境遇であったと気付く時が必ずやって来る。それを気付いた時には乗り越え大きく成長した自分がいてあなたがいる。

辛いと思うこの時も私の時間は止まらない。
辛いと思うこの時は貴方の時間も止まらない。

誰が時間を創り出したのであろう。時間は途切れることなく過去から続き時間は途切れることなく未来に続く、寝ていても起きていても、泣いていようが笑っていようが永遠に続く。楽しかった日常はいつしか思い出に風化する。辛く涙で濡れたあの夜も必ず思い出に変えてしまう。時間は平等なのである。

「私だけ」と思うから、「あなただけ」と思うから間違いは起きてしまうのである。でもそれは人間である証明でもあるのだろう。生きるためには間違いも失敗も起こさなければならない。なにが良く、なにが悪いかを知るために間違いも失敗も繰り返さなければならないのであろう。ひょっとして、私たちは良いと悪いを知るためにこの世に生を受けているのかも知れない。そこからいろんな事が生まれてくる。そして私たちは考える。そして生きるのである。

明けない夜は無く、止まる時間は存在しない。考えをやめることなく生き続けなければならない。ならば流れる時間のなかで、止まらぬ大きな時間の力を借りて気楽に生きるがいいだろう。変わること無い失敗も変わること無い間違いもいつかは昇華して癒してくれる。
そのために朝はやって来て、時間は止まることはないのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?