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日々考えることのはなし

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毎日考える何か、何かが引き金になり考える何かを綴ってみました
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2023年4月の記事一覧

南信で考えたこと(竹の旅の記録)

宮島のこの理事長との付き合いは長い。足掛けで25年の月日が過ぎる。 まだゼネコンにいた時、入社後二度目の京都赴任を営業職の立場で命じられた。赴任初日からいきなり四条河原町のマンション建設の地元対応の責任者を仰せつかり発注者であるデべとともに地元自治会長らへの挨拶に回って夕方営業所に戻った。事務所は高島屋の並びの南に少し下がった河原町沿いにあった。8階の事務所に入るとそこから見える東山の山並みは夕陽で赤く染まっていた。そんなデカい一面のガラス窓の前に所長の机はあり、社内だけで使

日記のような、びぼーろくのような(2023.4.06 竹の旅・付録編 遠い記憶の彼方の父の実家)

NPO法人京都発・竹・環境流域ネット(通称:竹ネット)の仕事で長野県伊那市まで来ています。こちらの本題はまとめて日曜日に記事としたいと思います。 伊那市は父の実家長野県の寒村に遠くない場所です。中央道を走り途中その実家近くを横目でながめながら通過しました。父はずっと実家を愛していたようです。三男坊の父は中学を卒業して飯田市内の電機機器の修理店で働いて名古屋に移り、その後、高度成長の猛々しいなかゼネコンに就職して電気技術者として職務を全うしました。日本国内のみならず東南アジア

2023年4月1日、夕陽を見て感じたこと

四月一日、夕陽を見ながら歩いて思う。特に景勝地でもなければ、緑溢れる土地でもない。でも夕陽の赤さ、美しさに胸を打たれる。大阪でもこんな気持ちになれるなんて思ってもいなかった。 生活に追われ、仕事に追われて帰り道は星もない夜道を歩けば自然と街の赤い灯青い灯に誘われて、いつも夕陽などとは無縁の生活を送った。そして何故だか二日酔いの朝は霞んだオレンジ色の朝焼けだった。 誰もがその時々の脳ってのがあると思う。おかしな言い方をするけれど、仕事にハマれば仕事脳。家族の介護に巻き込まれれ