Biblia studere LⅠⅤ, Luc9:1-6、 遣わす

iPad＋各種生成AIを用いて聖書研究に取り組んでいます。そのお裾分けを記事にしています。

今回は、イエスが12弟子を派遣する際に語った言葉が記されている箇所からのお裾分けです。お付き合いください。

テキスト

新共同訳聖書から今回の箇所のテキストをご紹介します。

「イエスは十二人を呼び集め、あらゆる悪霊に打ち勝ち、病気をいやす力と権能をお授けになった。 そして、神の国を宣べ伝え、病人をいやすために遣わすにあたり、 次のように言われた。「旅には何も持って行ってはならない。杖も袋もパンも金も持ってはならない。下着も二枚は持ってはならない。 どこかの家に入ったら、そこにとどまって、その家から旅立ちなさい。 だれもあなたがたを迎え入れないなら、その町を出ていくとき、彼らへの証しとして足についた埃を払い落としなさい。」 十二人は出かけて行き、村から村へと巡り歩きながら、至るところで福音を告げ知らせ、病気をいやした。」
‭‭                                        ルカによる福音書‬ ‭9‬:‭1‬-‭6‬ 新共同訳‬

ChatGPTの「Biblehub Bot」による解説

ChatGPT4oには、特定の用途に特化したGPTを構築するカスタム機能があります。その機能を使って私は私専用の聖書研究に特化した「Biblehub Bot」を作って使っています。

以下のようなものです。

Biblehub Botは、BibleHub.comからの情報を活用して、聖書のテキスト、辞書、コメンタリーの情報を提供するAIです。このボットは、特にBDAG（バウアー、ダンカー、アーント、ジンリッヒ）の語彙の解釈も取り入れ、学術的な視点から聖書の内容を深く理解するためのサポートをします。ユーザーが聖書に関する質問をした際に、ボットは関連する聖書のテキストやその解釈を提供し、辞書的な意味やコメントリーを参照して詳しく説明します。教義的な意見や信仰には関与せず、あくまで学術的・情報提供の観点から対応します。質問が曖昧な場合でも、ユーザーの意図を深く理解し、必要な情報を提供するよう心がけます。

今回はこのマイGPTによる解説をご紹介します。

ルカによる福音書‬ ‭9‬:‭1‬-‭6‬について

ルカによる福音書9章1-6節は、イエスが十二弟子を送り出して宣教活動をさせる場面です。

１-2.  イエスは十二弟子に悪霊を制し、病気を治す力と権威を与えます。これは、弟子たちがイエスの代理として働くための準備です。彼らは「神の国」を宣べ伝え、癒しを行うことで、そのメッセージの信憑性を証明します。

3.  イエスは弟子たちに、「道(旅路)のためには何も持って行ってはならない」と命じます。これは、神への完全な信頼と依存を示しています。弟子たちは自分たちの力や準備に頼るのではなく、神の供給に依存するように教えられます。

4.  弟子たちがどの家に入っても、そこにとどまるように指示されます。これは、彼らが物質的な利益を求めず、誠実な宣教を行うことを示しています。

5.  もし人々が弟子たちを受け入れない場合、その町を出る際に足のちりを払い落とすように言われます。これは、その町が神のメッセージを拒否したことの証拠としての象徴的な行動です。

6.  弟子たちはイエスの指示に従って村々をめぐり、福音を宣べ伝え、病気をいやします。これは、イエスの力と権威が弟子たちを通しても働いていることを示しています。

まとめ.
この箇所は、イエスが弟子たちに与えた権威と使命について述べています。彼らは神の国の到来を宣言し、その証拠として病気を癒し、悪霊を追い出します。イエスの教えに従い、物質的な準備なしに旅をすることを通じて、弟子たちは神の供給と導きに完全に依存する姿勢を学びます。これは、現代の信仰者にとっても重要な教訓であり、神への完全な信頼を示すものです。

3節のイエスの言葉「旅には何も持って行ってはならない。」について

弟子たちが宣教の旅に出る際に心得ていなければならないことが語られています。

それは、弟子たちが神に完全に依拠すべきことを強調しています。物質的な準備や物品に頼るのではなく、神の導きと援助に信頼する姿勢が求められています。

「つえも」
つえは旅の際の支えや防御のために使われました。弟子たちは神の保護に頼り、自らの防御手段を持たないことが求められています。
「袋も」
袋は、旅の間に必要な物品や食料を入れるためのものです。これを持たないことは、彼らが食料や他の必要品を神が提供する方法に依存することを意味します。
「パンも」
パンは基本的な食料です。パンを持たずに旅に出ることで、弟子たちは自らの食物のために働くのではなく、神と他の人々の助けを受け入れる姿勢を示します。
「銀貨も」
銀貨はお金を意味し、必要品を購入するために使われます。これを持たないことは、弟子たちが物質的な豊かさや経済的な自立に依存しないことを示しています。
「下着の替えも」
下着の替えを持たないことで、弟子たちは自らの快適さや衛生に頼るのではなく、神の導きと供給に依存することを強調しています。

霊的および実際的な意義

1. 神への信頼
弟子たちは、旅の間に神が彼らの必要を満たしてくださることを信じるように求められています。これは、彼らが信仰を実践する具体的な方法です。
2. シンプルな生活
物質的なものを持たないことは、シンプルで依存しない生活を象徴しています。弟子たちは、自分の欲望や快適さよりも、使命に集中するように求められています。
3. コミュニティの信頼
弟子たちは、行く先々で人々の善意と支援に依存する必要があります。これは、コミュニティとの関係を築き、彼らが宣教するメッセージが現地の人々に受け入れられることを促進します。
4. 教訓としての示範
この指示は、後の信仰者に対する模範ともなります。信仰の旅において、物質的なものに頼るのではなく、神の供給と導きに信頼する重要性を教えています。

イエスのこの指示は、弟子たちが純粋な信仰を持ち、神の導きと支援に完全に依存することを学ぶためのものであり、現代の信仰者にとっても重要な教訓となるものです。

アウトラインがよく捉えられていると思います。熟読し、メディテーションへと繋げることが出来れば、マイGPTは役に立つかと思います。

今回はここまでです。お付き合いくださり有り難うございました。