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iPad、私のためのアクセシビリティ (その3)

高橋洋之著『iPadがあなたの生活をより良くする』(以下「本書」と呼ばせていただきます)を読んでアクセシビリティを見直しました。それで、僭越ですが本書を紹介させていただきながら、私にとってのアクセシビリティの話をさせていただきます。今回は その3 です。お付き合いください。

前回の記事を参考に貼っておきます。良かったらお読みください。

リーズナブルな汎用機 iPadでアクセシビリティ

iPadのアクセシビリティで、障害を抱えている多くの方の必要をカバーできる、と本書にあります。

これは気が付かないことでした。iPadはそこまで考え抜いて作られているのですね。

そして、アクセシビリティのためにiPad活用が望ましいことについて、機能の限定された専用機に比べるとずっとリーズナブルなこと、そして広く一般に使われていている汎用機であること、と記されています。

なるほど、使う人も使いやすく、支援する人も自らも使っていたりよく知られているのて支援しやすいということです。

慣れ親しんでいて、ほんの少しの努力で知らずにいた使い方に気がづいたり、よくわかっている人が身近にいることは大事なことだと思います。

費用面でも良いということでしょう。障害者の費用負担の軽減のためには行政の支援に制度上の課題があるようです。解きほぐして欲しいと思います。

デジタル化で、選ぶ自由を手にする

iPadにデジタル素材が表示され、また、音声を入力してデジタル化し、デジタル化された音声を聞くことができる等々、デジタル化による恩恵は多々ありますが、

iPadでアクセシビリティを活用する利点について本書は「『自分に、あの子に、あの人に合った方法は、どれかな?』と適した方法を選ぶ、この自由を手にする」こと、と記しています。

そうだと思います。アプリケーションで多彩な使い方が生み出されています。ソフトウェアの進化が今後さらに期待できます。もっともっと工夫が加わっていくでことしょう。

また、自分の身体的なコンディションも変化するに違いありません。

デジタル化は、使用者が同じ一台のiPadで、その時々に適して痒いところに手の届く使い方を選ぶ自由を可能にしてくれています。

道しるべ、7つのタグ

本書は数あるアクセシビリティ機能から、使う人の状態にあった適切な使い方を見つけることができるように、道しるべとしてタグを7種類作成してiPadのアクセシビリティ設定の道案内をしてくれています。(冒頭の画像が本書で紹介されている7つのタグです、許可なく失礼しています)

○ 視覚
○ 聴覚
○ 身体
○ 言語
○ 発達
○ 認知記憶

以上の6つは、それぞれに障害を持つ人にとって役にたつ可能性が高い機能が含まれていることを示します。
人それぞれ障害の度合いや性質に違いがありましょう。タグを道しるべとして自分にあった機能設定へと辿り着くことができるように工夫されています。

○ 便利

これは特に病気や身体の状態に関わらず、使ってみたら便利という機能を示しま

iPadのアクセシビリティ設定の一項目に一つのタグというのではなく、項目によっては5つも6つも7つもタグが重なる項目もあります。

私も 本書のタグを道しるべに、自分にあった設定を探っていくことにしたいと思います。

今回はここまでです。次回は私のタグを辿る道程です。

お付き合いくださり、ありがとうございます。







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