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2021年、在宅ワークで買ってよかったもの

2021年も年の瀬ですね。前からやってみたかった、買ってよかったものの記事を書いてみることにします。

筆者の属性はこんな感じです。

  • ソフトウェアエンジニアで作業デスクにこだわる

  • 完全リモートワークでずっと家にいる

  • 奥さんと二人暮らし

今回の記事では、自身の生活スタイルを紹介しながらそれに合う買ってよかったものを「デスク編」「衣服編」「生活編」に分けて紹介していきます。
それでは行ってみましょう!

デスク編

さて、デスク編です。僕はソフトウェアエンジニアとして働いていて、日々パソコンに向かってプログラムを書いたり設計を考えたりしています。趣味もプログラミングなので起きている時間の大半はこのデスクで過ごすことになります。現在のデスクはこのようになっています。

横幅200cmのデスクの左半分100cmを我が城としています。もう半分は奥さんが使っています。
置いているものは色んな記事で紹介されている有名なものも多いため、特に紹介したいものだけピックアップして取り上げます。気になるものがあればtwitterなどで声をかけてみてください。

Corne Cherry V3

安心してください、自作キーボードの話題はこれ以降は出てきません。(元ネタ)
今年買ってよかったものの一つ目は自作キーボードのCorne  Cherryです。これはキットとして販売されていて、自身ではんだ付けをして組み立てるキーボードの一つです。遊舎工房で買いました。

元々キーボードはHappy Hacking Keyboardを使っていて、その打鍵感やキーボードとしての完成度の高さを気に入っていました。しかし自身の使い方としては「数字キーがブラインドタッチしづらい」という問題がありました。
プログラムを書く上での数字キーの重要性は高く、どちらかというと記号を入力することが圧倒的に多いです。Shiftキーを押しながら数字キーをブラインドタッチで入力するのは、僕にとってはいくら練習しても難しいことでした。毎日毎日打ち間違えてフラストレーションが溜まっていきます。
そんな中40%キーボードというキー数が通常の40%しかないキーボードの存在を知りました。レイヤーと呼ばれる機能で一つのキーに複数の意味を持たせ、キーの同時押しによってキー数の少なさをカバーします。
これだけキー数が少なければホームポジションから離れずに済みタイプミスは減るのではないか?と思い導入しました。結果としては大成功で、タイプミスは劇的に解消できました。
導入時はCorneCherryの間に緊急時用にHHKBを置いてたりしましたが、1週間もすればレイヤー入力にも慣れました。今は間にトラックパッドとiPadと飲み物を置いています。

この位置にiPadを置くのは結構良いです。普段はSlackを表示させていて、Apple Pencilを使う際は傾斜をより下げたりします

Dell 曲面ディスプレイ

ウィンドウを縦に3面並べ、メインのウィンドウに向かう際は正面を向けるようにしたい、という理由でワイドタイプのディスプレイを選択しました。ベゼルの狭いこのデザインがお気に入りです。ディスプレイの基礎要件として以下を重要視しました。

  • Thunderbolt 3での映像出力

  • USB  PDによる給電(今はMac miniを利用しているのでそこまで重要ではありませんが)

  • マイクやWebカメラをMacにバイパスできるUSB端子があること(これがあるとディスプレイの背面でケーブルを完結させられてスッキリする)

  • スタンドなしで11.3kg以内(今使ってるディスプレイアームが対応している重さ)

7万円台なのでミドルレイヤーの機体ですが、ディスプレイに求める要件をほぼ満たしてくれてかなり満足しています。電源オフ時からの起動も速いです。欲をいえば4K・5Kだと望ましいですが、ワイドタイプだと数が少ない(まだない気もする?)ので良しとしています。

左から、ブラウザ・コードエディタ・ターミナルを基本並べています。

NATIVE UNIONのMAGNETIC WIRELESS CHARGER

https://www.unby.jp/c/item/Goods/NU-SNAP-2IN1-WL-BLK

デスク上にあるモノの中で、巷であまり話題に上がらないもののオススメなのがこのiPhoneスタンドです。何よりマットブラックのデザインが良い…
MagSafe対応なのでiPhoneを簡単に固定できることと、イヤホンの居場所が作れるのが良いです。以前はAppleWatchも充電できる3Wayタイプの無接点充電スタンドを利用していましたが、外出時にしかAppleWatchを使わないことと、平置きのためiPhoneの通知が読みづらいことから現在のスタンドに乗り換えました。
出力は7.5Wなので急速充電というわけではありませんが、デスクで常に充電しているので特に気にしていません。


デスク周りは2年ほど買い増ししてきたので、ある程度満足できてきたかなあと思っています。残るとすればキーボードのBluetooth対応でケーブルを減らすのもやりたいですね。

 衣服編

続いて衣服編です。僕は「ファッション雑誌を読む程度には服は好きだが、趣味と言えるほど買うわけではない」という志向です。この場合の戦略として、「品数を最小限に絞りつつ、汎用性高く組み合わせられるモノを吟味する」とするとリーズナブルに済ましつつファッションを楽しむことができるため、今まではこの方針で過ごしていました。
さて、2021年は昨年に引き続き完全に在宅ワークをしていたため、よそ行きの服を着る機会は多くて週1回程度となってしまいました。大半の時間は部屋着を着ることになりますが、適当な部屋着で過ごすと着替えが億劫で外に出なくなり、健康上よろしくありません。僕の場合はリモートワークで外に一切でない生活をするとメンタルに影響が出てしまいます。
そのため今年は「部屋着にお金をかけ、いつでも軽く駅前に出れる程度のファッション性を保つ」という方針にしてみたところ、割と楽しく過ごせました。
というわけで前置きが長くなってしまいましたが、今年買ってよかった衣服を紹介していきます。部屋着中心に季節ごとにまとめて紹介します。

春・秋:ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ + ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ


1年の大半はこの組み合わせで過ごしていました。上は5分袖下は細身といわゆるVラインシルエットで(大丈夫?死語じゃない?)、外出時はこれにニューバランスかスポーツサンダルを合わせていました。
どちらもポリ混でシワになりにくく伸びたりもしにくく良いです。色のバリエーションは無彩色で揃えると合わせ方を何も考えずに済むので楽です。
とはいえTシャツは比較検証をしたわけではないためまだ検討の余地はあるかもしれません。来年は色んなブランドを試してみたいですね。

秋のカフェなどちょっと肌寒いなと思ったらここにPUBLIC  TOKYOのカーディガンを加えていました。

このカーディガンも軽くてシワもつかず(これが最重要かもしれません)、シルエットにちょっとした遊び心もあるので着ていて楽しいです。

夏:ユニクロのエアリズムコットンオーバーサイズTシャツ + パタゴニアのバギーズ・ショーツ

暑くなってきたら下をバギーショーツに切り替えました。このラクさは本当に良いですね。一本しか持っていませんが来年は買い増ししようかと思っています。
丈が短すぎるとヤンチャなお兄さんが着てそうな感じになってしまうので、膝あたりに来るように試着して調整しました。
速乾性もあり水着としても使えるので、夏以外でも友人とテントサウナに行った際にも重宝しました。

冬:ユニクロのモックネックプルオーバー + ウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ + White MountaineeringのTWILLED DOWN JACKET

冬もインナーウェアにはユニクロにお世話になりつつ、そのままサッと外に出られるようなダウンジャケットを探してWhite Mountaineeringのものに落ち着きました。
細身のシルエットなのでもっさりせず、首まで暖かくてお気に入りです。
毎朝起きてすぐに散歩するのを日課にしているのですが、冬でもなんとか続けられているのはこのダウンジャケットのおかげです。東京の寒さであればヒートテックとこのダウンジャケットで難なく過ごせるんじゃないかなと思います。
めちゃくちゃ肌触りがよく、半袖を着てダウンを羽織るとすごい気持ちいいです(それで外に出たりはしませんが)。
インナーダウン専業のTAIONとのコラボ商品ですが毎年出ている定番商品とのことなので、来年の秋頃にまた在庫が出てくるかもしれません。

生活編

生活編です。

BenQのモバイルプロジェクター GV30

生活編で今年最も買ってよかったのはBenQのモバイルプロジェクターです。
元々プロジェクターを買う予定は特にありませんでしたが、今年の9月の発表時に見かけ、そのデザインとコンセプトを見てすぐに自身の生活の中で使っている様がありありと目に浮かんできてワクワクしてしまい、気づいたら買っていました。僕もプロダクトを作る身ですので、そんなプロダクトを作っていきたいですね。

GV30の特徴は「円形の筐体により縦方向の角度を簡単につけられること」「内蔵バッテリーやキャリングケース、落下衝撃性能など、持ち運ぶ前提の設計となっていること」「3基のスピーカーを内蔵しており音質が良いこと」の3つが挙げられます。
そのため部屋のいろんな場所に持ち運んでいます。夕食中にリビングの壁に投影したり、寝室の天井に投影したり。NetflixやAmazonプライムビデオを観る頻度が上がって生活が豊かになった気がします。

持ち運びも簡単です。余談ですが着ているのは上述したユニクロのモックネックプルオーバーとウルトラストレッチアクティブジョガーパンツ

あまりオーディオに詳しくはないのですが、体感としては音質もとても良いです。低音がしっかり鳴ります。初期設定が始まる前のSEの時点で音質が良いことが実感でき、良いオンボーディングだなぁと感心しました。
昼間の仕事中にはBluetoothスピーカーとして音楽を流す用途でも利用しています。

余談ですが、GV30はRentioで1週間レンタルしてから購入しました。

値段も張るので、レンタルして満足できるか検証してから買いたいなあと思い利用したのですがとってもよかったです。返却までのガイドが同梱されていてわかりやすく、返却日の23:59までにコンビニに出せば良いのも楽です。レンタル中気に入ればそのまま購入もできるのですが、次の方の予約もあるので返却日当日の意思決定では流石に遅すぎて間に合わず、今回は返却して別で購入しました。
来年はお掃除ロボットを買い替えたいと思っているので、またRentioのお世話になりそうです。

Oura Ring

今年の初めにOura Ringを買いました。自身の健康状態を計測してくれる指輪型のウェアラブル端末で、睡眠の質や体表温度、安静時の心拍数などを計測し、「コンディション」という独自の指標で自身の健康状態を100点満点で可視化してくれます。Appleのヘルスケアアプリとの連携ももちろんできます。

軽くて気にならない。防水なのでそのまま入浴もできます。

太めのデザインもとても良く、生活を邪魔しない設計になっているのがとても良いです。充電も2日は持つので入浴時の充電以外は身につけています。
1年ほどデータが溜まってきていますが、僕の場合「データを基にゴリゴリ改善していこう!」みたいにはあまり使っておらず、あくまでライフログとしての位置付けで利用しています。お酒を飲んだ次の日はコンディションの値が目に見えて下がるのが面白いです。
今年はモデルナ製ワクチンを接種したのですが、日本人は結構な割合で高熱を出していると聞いて自身の接種でどんなデータが取れるのか楽しみにしていました。結果的に僕も高熱を出し、コンディションの値は最低レベルまで落ち、心拍数が一気に上がり、1日程度で徐々に回復していることがわかりました。

最近新型が発表され、血中酸素濃度が測れるようになったり月経予測もできるようになったとのことです。僕は壊れるまで乗り換えたりはしないつもりですが、持っていない人にはオススメです。生活の楽しみ方がまたひとつ増えました。

その他細々とした生活用品

最後に細々とした生活用品をいくつか紹介して記事を締めくくりたいと思います。

3つ端子がついていて何にでも使えるのと、巻き取り式ですぐしまえるのが便利。

勝間和代さんの勝間式 超ロジカル家事という本でこの方法を知って購入。元々の用途はセーターなどを平干しするためのものですが、主に靴下やハンカチなど細々したものを干すために使っています。細々したものをピンチに留めるのは地味に面倒だったので、これを買ったことによりポイポイ投げ込むだけで済むようになって便利。何らかの理由で乾燥機付き洗濯機を使わない人にオススメです。

浮かせられると掃除がしやすくなるシリーズ

浮かせられると掃除がしやすくなるシリーズその2 水捌けも良くなって嬉しい。

風呂場で動画を見るときに便利。

終わり

以上です。2021年も楽しく買い物ができました。2022年は広い部屋に引っ越したいと考えているので、合わせて生活家電やインテリアを買い替えていくつもりです。


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