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【番外編】燃え尽きたのではない。熾火となったのだと考える。

こんにちは。はまです。
デザインチームで、「はまは考える」という記事を、書かせていただいていますが、今日は少し、番外編となります。

年が明けてから年度末になってからあっというまにGW明けですが、みなさんお元気ですか。特にこの4月から社会人です。という方、体調を崩されたりしていませんか。

私自身、2年目ということで、後輩ができました。
前よりも、何かを教えたり、自分の仕事を引き継いだりする機会が増えて、教える中で、自分が教わったり、改めて気付かされる部分も多々あり、日々勉強です。

今年、ロジカルに入社した方々は、私にはないものを持っている方が多く、話しているのを側で聞いて、「なるほど、そんなことを感じたのか」と思ったり、最初出来なかったことが少しずつ出来るようになっていく姿を見て、元気を貰ったり、励まされたりしています。

そんな皆さんにとって、4月から今までの時間は、いかがでしたか?
なんかあっという間で覚えてないや、という方もいるかもしれませんし、悔しい。もっと出来るようになりたい。と燃えておられる方もいるかもしれません。


その中で、もしかしたら「燃え尽き症候群かも」「自分なんかだめだ」「やる気がなくなっちゃった」という方もいるかもしれません。

ここで、燃え尽きたのではない。熾火となった説 
勝手に提唱したいと思います。


目にうつる、不完全燃焼。

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こちらの炎を見てみましょう。
赤く白く、ゆらめく炎。キャンプファイヤーであったり、焼肉屋さんでホルモンを大量に焼くとよく起こる炎です。「焚き火」といえばこちらが想起されることが多いかと思います。

こちらは「不完全燃焼」の状態です。燃料も温度も十分、だけど酸素が足りない状態。ビジュアルとしては様になりますし、見ていて何かみなぎるものもある炎ですが、このままでは燃え広がる可能性があり、もくもく煙も出てきます。実はまだまだよくよく面倒を見て、操作が必要になる炎です。

一見わからない、熾火。

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この不完全燃焼の状態から酸素を十分に与えて、しばらく様子を見ると、このような炎になります。あの勢いは消え、燃やしたものの影に炎が隠れてしまって、一見「あれ?消えた?」と思うくらい、煙も音も静かになります。

これをおき火(熾火・燠火)と言います。
実は不完全燃焼より温度が高く、さっきは手も触れられないくらい危なっかしかった炎が、手をかざしてそっと温めることもできるようになります。ようやくここまで来ると、上にポットを置いてコーヒーを作ったりすることができます。

新生活が始まって、皆さんそれぞれ、焚き火のように燃えていたと思うのです。きっと。私もそうです。
その中で、上手くいったと感じる人もいれば、そうでない人もいると思います。焚き火のように燃えて、周りをどんどん巻き込める強い炎もあれば、一見分からないけれど、実は密かに燃える炎もあると思います。

もし今、周りの人が凄くよく見えて、自分は大したことないって思った時、周りのみんなみたいに、自分は出来ないと思った時。その時に、本当は燃え尽きたのではなくて「今はただ、燃えてはいるんだけど、熾火のように見えないだけじゃないか?」という考えも、あるんじゃないかと考えます。

そして、こころに小さな熾火が燃え続けているかぎり、人を暖めたり、いろいろなことに出会って、また燃え上がったりするのではないでしょうか。

私も、激しくも穏やかにも燃えるロジカルの皆さんと共に、これからも頑張ります。体調に気をつけて、お互い自分のこころといのちを大切にして、これからも少しずつ、でも、わくわくしながら。やっていきましょう。

私も、自分のことだけではなく、一歩下がって、まわりをよく見回して、いろいろなことに気づきたい。そしてまた考えていきたいです。
それではまた、#はまは考える 本編等でお会いしましょう。

休日はたまに焚き火をします。デザイナーのはまでした。
読んでいただき、ありがとうございました。

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