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20代でAGA(薄毛)に悩んでいる人へ伝えたいこと

薄毛に悩む20代のみなさまこんにちは。

自分は今33歳ですが、読者のみなさんと同じように20代からAGAに悩みました。

当時の写真はこちらです。

治療前、23歳の写真(2010年9月18日)

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なかなかのものでしょう?

ただし、自分は23歳からDクリニック大阪にてAGA治療を開始し、半年後にはもう十分の毛量を手に入れました。

半年後の写真がこちらです。

半年後の写真(2011年2月26日 23歳)

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そこから10年以上治療を継続し、現在もフサフサを維持しております。

治療6年目からは、自分の体験記は有益な情報になると感じ、ブログ・Twitter、LINE相談等を通じてAGAに関する発信を続けてきました。

今回のnoteでは、その5年以上AGAに関する情報発信を継続して、強く感じる思いを記載します。

題して「20代でAGA(薄毛)に悩んでいる人へ伝えたいこと」です。


20代でAGA(薄毛)に悩むのは辛すぎる

まず最初に言いたいが「辛い気持ちめっちゃわかる!!!」ということです。

だって若ハゲはモテないから!!

はっきり言って若ハゲほど最低なものはありません。

ハゲでもモテる人いるよ!!と巷ではよく言われますが「モテるハゲ」はいても「モテる若ハゲ」はいません。

もう一度言います。

若ハゲは絶対にモテません。

そう、もう普通にいったら最低の人生なんです(この事実から目を背けてはいけません)。


若ハゲがモテない理由① ハゲていること自体が不自然だから

若ハゲがモテない最大の理由は、「周りの同年代がまだハゲていない」ことです。

例えば40代の男性がハゲていても、周りの男もかなりの確率でハゲています。女性も「40代で髪が薄くても、まあ別に仕方ないよね」という感覚になるのです。そこまでハゲてること自体が気になりません。他の男もハゲている確率が高いですしね。

ところが20代の若ハゲにとって、周りの同年代はフサフサです。

みんなフサフサなのに、自分だけ薄毛。。。

周りから見ると、若くしてハゲていることは、見た目として不自然なのです。

シビアなもので、女性はわざわざ不自然にハゲている人を好んで選びません。他の男はみんなフサフサですからそっちを狙うに決まっています。

若ハゲがモテるわけないのです。

若ハゲがモテない理由② ハゲを隠したがる

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若ハゲは、どうしてもハゲを隠そうとします。

仕方ないですよね。周りはハゲていないのに自分は若ハゲ。自覚した以上、隠したいに決まっています。

ところが、このハゲを隠す行為が、何よりも女性にモテない行動なのです。薄いところをなんとか髪型で隠そうとしたり、髪のポジションを気にしていたり、いつも帽子かぶっていたり・・・

女性は、こういう小さい男性を最も嫌います。完全 NG、生理的に無理というやつです。

若ハゲは堂々としていてもモテないし、隠したら余計に嫌われる。。。もうお手上げです。

若ハゲがモテない理由③ 他でカバーするには若過ぎる

「俺はハゲている。でも、それがどうしたっていうんだい?」

若くしてこう言える人はなかなかいないでしょう。

男にとっての魅力は見た目だけでなく、経験値からくる器の大きさや自信が大切です。どんどん出世したり、独立して成功したり、大きなプロジェクトを成功させたり。。。そういう男は経験から得た自信や人間力で、ハゲていても魅力がありモテるのです。

たとえハゲていることがマイナスであっても、それを受け入れる度量と、カバーできる力を得ているのです。

しかし、若ハゲはまだまだ若手です。経験が乏しく、ハゲていることをカバーできる「器」や「人間力」を身につけるには年齢的に厳しいのです。

プロスポーツ選手でもない限り、若くして圧倒的な結果を出すことは難しいですからね。

他でカバーできない以上、若ハゲはマイナスのままです。

若ハゲがモテない理由④ 周りの女性も当然若い


若ハゲの辛いところは、周りの女性もまだまだ若く「ハゲを受け入れる人間力」が乏しいということです。

若い女性が、あえて彼氏に若ハゲを選ぶと思いますか?

中身が大事なのはわかっています。それは、外見が許容範囲を超えてからの話です。

若い女性があえて同年代のハゲを選ぶわけがありません。

これも若ハゲがモテない大きな理由の1つです。

若ハゲは「治しやすいハゲ」

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さてさて、ツラツラと筆が進みましたがこのnoteで伝えたいことは「若ハゲはモテない」ということではありません。

というかそんなこと、言われなくてももう痛感していますよね?

1番伝えたいことはズバリ「若ハゲはラッキーなハゲ」だということです。

若ハゲはラッキー??

は??

若ハゲは絶対にモテないのに??

頭おかしなったんか?

と思ったかもしれません。

でも正気です。実は「20代のうちに発症したAGA」は「30代以降に発症したAGA」よりも治療効果が出やすいのです。

つまり、あなたは「治りやすいハゲ」なのです。

30代、40代で薄毛に悩む人は、その後治療しても思ったような効果がでず、ずっと悩み続けるパターンが多いです。

それに比べ20代から治療した人は、短期間で毛量をアップして髪のある人生をあゆむ可能性がグッと上がるのです。

それだけではありません!

20代でAGA治療を始めれば、多大なメリットを得られるのです!

そうです、僕のように!!(もっかい載せますね)

治療前、23歳の写真(2010年9月18日)

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半年後の写真(2011年2月26日 23歳)

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より詳しく紹介していきます。

20代からAGA治療をするメリット① 効果が出やすい

AGA治療は「若い」ほど効果が出やすいです。

自分がAGA治療ですぐに効果が出たのも、

20代(若いとき)からAGA治療を始めたから
まだ髪が抜けきっていなかったから

です。これはお医者さんにはっきりと言われました。

つまり、30代、40代、50代になってから治療をするより、20代から治療を始めた方が治療効果が出やすいのです。

また、抜けきった髪(ハゲまくった状態)を元どおりに戻すより、まだ「これから薄毛が進行していく」という状態の方が、治療が簡単です。

これは想像に容易いですよね。

ツルツルハゲを元どおりにするのは困難です。

まだちょいハゲの段階で治療をすべきなのです。

この2点が実質的に可能なのは、20代でAGAが発症した人に限られるわけです。

だからこそ、若ハゲは治しやすいハゲ。

若ハゲはラッキーなハゲ。なのです。

20代からAGA治療をするメリット② 料金が安く済む

20代から治療を始めれば、今後の人生ずーっと治療費がかかるため「高くつく」と思っていませんか?

そう考えるのが普通でしょう。

ですが、断言します。その逆です。

20代から治療を始めた方が、治療コストはトータルで安くすみます。

先ほど紹介したように、「つるっぱげをフサフサ」にするには、たくさんの治療薬が必要となり、さらに効果も満足いくまでは出ない確率が高いです。

そうなると、高い治療費がずーっと長く続くわけです。

一方、20代で治療を始めると、短期間で毛量アップし、そこからは減薬しながら増えた毛量を維持するための治療に変わっていきます。

つまり、少ない薬の量で治療が継続でき、その分治療コストは安くなるのです。

僕自身の話をすると、AGA治療を始めた最初の1年間は月3万円払っていました。

1年でもうフサフサになったため、治療2年目からは薬を「2日に1回」飲む処方に変え、それに応じて料金も半額になりました。

そして治療11年目の今、月1万円以下の料金でフサフサを維持できています。

23歳の月3万円はお財布事情きつかったけど、効果が出まくったので不満はありませんでした。

そして33歳の月1万円なんて余裕です。スマホ料金より安いですから。

AGA治療は、どんどん勝ちゲーになっていくのです。

もし仮に、自分が30代になってもっとハゲてから治療を始めていたら、ずーっと月3万円を支払い、それでも治療効果は満足に出なかったはずです。

結局のところ、AGA治療のコストが高いのは「毛量アップ期間」だけです。

すぐに毛量が増えてしまば、結果的に「毛量アップ期間」は短く済み、そこからは減薬しながらより安いコストで治療が可能なのです。

20代からAGA治療をするメリット③ 副作用リスクが低く抑えられる

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料金だけではありません。

AGA治療のもう1つのテーマ「副作用」についても20代でAGA治療を始めれば勝負ありです。

何度も同じ例で説明しますが「つるっぱげをフサフサにする」には量的にも期間的にもたくさんの治療薬が必要になります。

当然、薬は飲めば飲むほど副作用リスクが上がります。

一方、20代からAGA治療を始めると、早い段階で毛量アップが完了し、そこからは減薬しながら毛量を維持する治療に変わっていきます。

治療期間が経過するほど、摂取する薬の量は減っていくため、副作用リスクをどんどん減らしながら治療ができるわけです。

実際のところ、僕自身ミノキシジルの「体毛の増加」という副作用以外は一切の副作用を感じていません。

AGA治療の典型的な失敗の1つが「不作用が出て薬をやめる」ことですが、10年間指の毛が少し増える以外の副作用を一切感じることなく、余裕で治療を継続できています。

若いころから治療を始める方が「ガンガン薬を飲まなくても治療効果が出る」わけですから、副作用リスクが低いAGA治療が可能なわけです。

20代からAGA治療をするメリット④ 治療したことがバレにくい

30代、40代になって、もうかなり薄毛が進行した状態でAGA治療に踏み切る方も多いです。

仮に、毛量が満足いくまで増えたとしましょう。

その場合、周りの目はどうでしょうか?

紛れもなく自分自身の髪なので大成功なのですが「治療した」という事実は周りからバレバレなわけです。

下手すれば「アデランスで増毛した?」などの噂がたつかもしれません。

「カツラをかぶった人」のような目で見られるかもしれません。

一方、20代のまだハゲきっていない人が治療をすると、マジで人から気づかれません。

「気づかれないなら意味ないんじゃない?」と思うかもしれませんが、リアルにありがたいです。

僕自身、23歳でこれ↓↓↓

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だったにも関わらず、人生で1度も「ハゲキャラ」になっていないのです。

誰も、人の髪の毛なんてそんなに見ていません。

この程度の薄毛が徐々に治ったところで、周りは「お前!髪なんかしたな!」なんて気づかないわけです。

そして毛量が増えたらもう勝ちです。

勝てば官軍。

今では髪があることが当たり前です。もともともフサフサだった人かのように生きていますよ^ - ^

20代とはいえ、AGA治療を失敗する人も多数

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20代ならAGA治療の成功率が格段に高い!

しかも安く!副作用リスクも低く!気づかれずにフサフサになれる!!

と、ここまで紹介しました。

ところが実際には、僕のように成功している人の方が少ないくらいです。

治療しているにも関わらず、結果が出ない人も多いのです。

なぜでしょうか?

それは「典型的な失敗パターン」にハマってしまっているのです。

20代でもAGA治療が成功しないパターン① AGAじゃない

AGAじゃないのに、AGA治療薬を輸入して飲んでいる人って大勢います。

AGAじゃないのにAGA治療しているのですから、笑い話のようですね。実際はアルアルです。

大前提として、薄毛の原因が「AGA」だからこそ「AGA治療薬」を飲むのです。

AGAという原因に対し、すでにAGA治療薬(フィナステリド・デュタステリド)が存在するからこそ、20代のAGAはラッキーなのです。

「20代のAGAがラッキー」であり「20代のAGAは治りやすい」のであって、AGAじゃない場合はアンラッキーです。

「円形脱毛症」なんて、どんなに治療しても治らない場合も多いです。AGAよりよっぽど最悪ですよ。

なんにせよ、自分の薄毛の原因を全くわかっていなければ、対策しようがありません。

まずは薄毛の原因を知ることが大切です。

例えば、銀歯を抜いたら薄毛が治った方だっています。

薄毛の原因が金属アレルギーだったわけですね。

抜け毛の原因はAGAだけではなく、特に多いのが「脂漏性皮膚炎」です。

もちろん皮膚炎が原因で抜け毛が増えているのに、AGA治療薬を飲んでもなんの意味もありません。

20代でもAGA治療が成功しないパターン② 過度にクリニックを拒否する

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AGA治療に成功しない人は、なぜかAGAクリニックに過度な拒否反応を示す人が多いのです。

「絶対にAGAクリニックに通院すべし!!!」なんて言いません。

ただし「絶対にAGAクリニックに最初は話を聞きにいくべし!」とは主張しています。

まず最初に専門医に頭皮を見てもらい、相談することはめちゃめちゃ大切だからです。

それこそ「AGAというより、頭皮が炎症おこしていますね」なんて言われたら、AGA治療が必要なくなるかもしれません。

ところが、失敗する人の多くは断固クリニック拒否!クリニックは悪徳!治療は自己流がベスト!

と、セルフで洗脳されているようです。

初回相談はだいたい無料ですし、むしろ行かないともったいないと思います。

逆に、成功する人の多くは、、、

・とりあえずクリニックに相談する
・薬を飲んでもいいか検査してもらう
・早めにクリニックをやめる
・全く同じ薬を個人輸入する

など、効率的で賢い方法を選んでいます。

授業寝てても友達にノート借りて、高得点とるタイプですね。

成功する人は要領がいいんです。

成功する人と失敗する人の差は、こんな感じです。

20代でもAGA治療が成功しないパターン③ AGA治療を短期的に考えている

AGA治療は1年や2年の話じゃありません。

AGA治療は10年や20年の話です。

20代から始める場合、40年続くかもしれません。

僕自身、今治療11年目を迎えています。

年月が経過し年を重ねるにつれて、自分に必要な薬の服用量が変化していきます。

その薬の量を常に追い求め、可能な限り少ない薬の量で毛量を維持するのがAGA治療なのです。

ところが、多くの方は「毛量を増やす」ことしか考えていません。

増えるかどうか?しか考えていないのです。

実際のところ、20代ならAGA治療で毛量を増やすことは難しくありません。

難しいのは、その増えた毛量をずっとずっと長期維持することです。

増えた!やった!と、毛量が増えた後薬をやめてしまう方さえいます。

自分に合ってない量を飲みすぎて副作用が出てしまったり、薬に耐性ができて途中から薬が効かなくなる人もいます。

AGAに完治はありません。

AGA治療は髪が増えてからが長いのです。

未だに多くのAGAクリニックでは「1年契約」が主流で、1年間素晴らしい効果が出たのに、その後で結局元どおりハゲてしまう方も多いです。

10年、20年とずっと付き合ってくれるクリニックを選ぶことも大切なのです。

20代でもAGA治療が成功しないパターン④ 自己流で治療を続ける

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すでに説明したように、20代からAGA治療を始めた場合、30年、40年と治療が続くわけです。

その間、自分の毛量を維持できるだけの「最適な薬の量」は時間の経過とともに変化していきます。

それを、自己流で見つけることができるのか?という話です。

「何を飲むか?」ではありません。

「何を何mg何日に何回飲むのか?」を常に求めていかなければなりません。

治療初期は、単純に毛量が増えてやったー!と思うかもしれませんが、そこから何十年もその方法が通用するでしょうか?

途中から副作用が出たり、薬の耐性ができて効果が出なくなるのはアルアルです。

自分に相談してくださる方も、一度は毛量が増えたのに!という方が本当に多いです。

個人輸入している方は「値段」を優先しているのだと思いますが、命ほど大切な髪の毛の治療を「値段」で選ぶのはかなり疑問です。

それに、そもそもAGAクリニックに通っても、そんなに高額なものではありません。得られる効果に比べればコストなんて安いものなんです。

また、安全面からも疑問です。

特に、血液検査等をせずに自己流でミノキシジルを飲んでいる方は、注意が必要です。

AGAクリニックでは、定期的な血液検査により「薬で体に異常が生じていないか」を常に確認しながら治療をすすめています。

ミノキシジルは、本来副作用が恐ろしい薬ですので、くれぐれも注意してください。

20代でもAGA治療が成功しないパターン⑤ 理論ばっかで何もしない

AGA治療なんて薬漬けでしょ?

不作用のリスクしらないの?

EDになる人もいるんだよ?

と、変に中途半端な知識で武装し、結局何も動き出さない人もおおいです。

僕に質問してくださる人の中にも「まだ治療すらスタートしてない」のに、延々質問してくる人がたくさんいます。

自分が「治療を始めない理由」を必死で探しているようにさえ感じます。

AGAは進行性なので、何もしなければ薄毛は進むのです。

すでに紹介しましたが、AGA治療が成功する方は

①とりあえずクリニックに相談する
②薬を飲んでもいいか検査してもらう
③早めにクリニックをやめる
④全く同じ薬を個人輸入する

など、行動力が伴い、賢い選択をしている人なのです。

①にも行けていない人は、どんなに知識があってもハゲが進行するだけです。

正しい方向に、まず一歩踏み出そう!

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ちゃんとした手順を踏めば、AGAは克服できるんです。

断言します!20代のAGAなら勝てるんです!!

薄毛に勝てるんです!!

ですので、まず最初の一歩を踏み出してください。そしてその最初の一歩は、正しい向きに踏み出すことが大切です。

ここからは、若ハゲを改善するためのステップを用意しています。

どこに一歩目を踏み出していいかわからない方は、ぜひステップ1から読んでください。

このステップ通りに進めれば、フサフサの人生を手に入れられるはずです。

まずはこのステップを読むことからスタートしてみてください。

すでに治療を進めている方は、今自分がステップ1〜ステップ6のどこの位置にいるのかを把握してください。

そして、どの部分で壁にぶち当たっているのかを、理解してください。

若ハゲ改善ステップ1 AGAとなにかを知る

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まず何より大切なことは、AGAのことを知ることです。

AGAとは「Androgenetic Alopecia」の略で「男性型脱毛症」のことを言います。

僕のようなM字ハゲや、てっぺんハゲは典型的なAGAです。

また、AGAの厄介な点は「進行性の脱毛」だという点です。

AGAは放っておくと治らないどころか、どんどん薄毛は進行していきます。

AGAの原因

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AGAの原因は男性ホルモンです。

男性ホルモンは正式にはテストステロン(TS)という物質ですが、このTS自体が抜け毛を引き起こすわけではありません。

TSが頭皮の毛根細胞の中で、5α-リダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロン(DHT)に変化することがあります。

まさにこのジヒドロテストステロン(DHT)こそが、AGAの原因です。

AGAになる人はDHTに対する感受性が高い、もしくはDHTが生成されやすいと考えられています。

つまり、男性ホルモンが濃い人が薄毛になるというわけではなく、テストステロン(TS)が多いからと言って、ジヒドロテストステロン(DHT)に対する感受性が低い人やそもそもDHTが生成されにくい人はAGAにはなりません。

AGAの治療方法

上の動画にも出てきましたが、AGAの治療方法は単純です。

テストステロン(TS)がジヒドロテストステロン(DHT)に変化するのを止めるのです。

元々のTSの量を減らすのではなく、TSからDHTへの変換をいかに止めるかが重要です。

そこで注目されるのが、変換にかかわる酵素「5α-リダクターゼ」です。この酵素の働きをいかに止めるかが、抜け毛の抑制につながるのです。

そして、5α-リダクターゼの働きを止める効果のある薬こそが、AGA治療薬である「フィナステリド」「デュタステリド」です。

この2つこそが「AGA治療薬」。

AGAには明確な専門治療薬がすでに存在するのです!

(ミノキシジルについては後ほど解説します)

若ハゲ改善ステップ2 AGAかどうかを知る

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さて、AGAとは何か?ということがわかりましたね?

AGAなら専門の治療薬が存在しているので、医学の進歩に感謝です。

次の問題は「あなたがAGAかどうか?」ということです。

以下のように、抜け毛の原因はAGA以外にもたくさんあります。

皮膚炎を原因とする抜け毛
・アレルギーを原因とする抜け毛
・乾燥を原因とする抜け毛
・ストレス等による脱毛
・円形脱毛症

AGA以外を原因とする薄毛なら、もちろん「AGA治療薬」は効果をなしません。

要は、自分の薄毛の原因が「AGA」なら薬があるから治療ができる!ということです。

つまり、まずは自分の薄毛の原因が「AGAなのかどうか」を知ることがスタートになるのです。

若ハゲ改善ステップ3 無料カウンセリングにいこう

では「自分がAGAなのかどうか?」をどうやって知るのでしょうか?

「俺はてっぺんハゲだからAGAに決まっている!」

「俺はM字だからAGA確定!」

このように思っていませんか?

それは半分正解で、半分不正解です。

確かにAGAではあるかもしれませんが「AGA以外」でもある可能性があるのです。

例えば「AGAかつ脂漏性皮膚炎」です。

このように、抜け毛の原因がAGA以外にもある場合、AGA治療薬を服用しても効果が今ひとつでないことが多いのです。

そこでまずは「AGAクリニックの無料カウンセリング」を利用しましょう。

実際に専門医に自分の頭皮を診てもらい「僕ってAGAですか?」と聞いてみてください。

「はいそうです」だけでは決して終わらないはずです。

例えば「AGAではありますが、頭皮の乾燥が原因のフケが生じています。フケ自体が抜け毛の原因になっているとも考えられます。」

と言われるかもしれません。

それだけで、いくらの価値があるでしょうか?

AGA治療薬だけではなく、パックコンディショナーや部屋の加湿等、対策方法が見えてくるわけです。

AGAクリニックの無料カウンセリングは、クリニック側も顧客を確保したいので、はっきり言って親切丁寧です。当たり前ですね。

この無料の機会を使わない手はありません。

それに、通院する前にクリニック内を実際に見られる良い機会にもなりますので、ぜひ色々なクリニックに足を運び自分の目でAGAクリニックを比較してみてください。

若ハゲ改善ステップ4 フィナステリドorデュタステリドを服用

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さて、自分の薄毛の原因が「AGA」だということがわかりましたか?

ここで初めて「AGA治療薬の服用」に進むわけです。

AGA治療薬とはなんだったでしょうか?

そうです。フィナステリドとデュタステリドです。

フィナとデュタ、どちらを選ぶかは専門医と相談すれば良いと思いますが基本的にポイントは3つ。

・どちらも「抜け毛を減らす」効果
・デュタの方がフィナより効果が出る場合が
・デュタの方が体内に残る時間が長い

という感じです。

デュタステリドの方が少し割高ですが、体内に残る時間が長いため、2日に1回の服用や3日に1回の服用にしても効果が出やすく、結果的に割安に治療ができます。

個人的にあえてフィナを選ぶのは「今後妊活の際に、断薬をする予定がある方」のみだという考えです。

これはフィナの方が体内に残る時間が短いというデメリットをメリットとして考えているわけです。

飲む量、飲む頻度等は専門医と相談して決めますが、個人輸入の方はくれぐれも飲みすぎないように注意してください。

若ハゲ改善ステップ5 ミノキシジルの服用

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AGA治療の特に初期段階ではミノキシジルの服用がおすすめです。

ミノキシジルとは「新しい髪を生やす」唯一の薬です。

ミノキシジルは「AGA」とは直接関係ありません。

AGAじゃない人にも効果がありますし、女性でも服用可能です。

飲んだら毛が生えますし、塗った場所にも毛が生えます。

現在のAGA治療は、ミノキシジルで発毛しフィナステリド・デュタステリドで抜け毛を減らすことが定石です。

この方法で「薄毛が治る時代」になったわけです。

ミノキシジルは必ず必要なわけではありません。

ミノキシジルを服用すべき人は「現在の毛量に満足行かない人」です。

治療初期には積極的に利用することがおすすめですが、毛量が十分に増え、安定すれば内服薬の量や頻度を徐々に減らしていくのが基本です。

ミノキシジルの内服薬は危険?

どんな薬にでも多少の副作用がありますが、ミノキシジルの副作用は比較的リスクが高いです。

フィナステリドやデュタステリドの副作用リスクとは、全然レベルが違います。

ですので、基本的にAGAクリニックでもミノキシジルは「血液検査」とセットです。

服用前にはミノキシジルを飲んで良いか検査しますし、定期的な血液検査で問題がないかもチェックしながら服用していきます。

なお、ミノキシジル内服の副作用は

1.体毛の増加
2.初期脱毛
3.むくみ
4.動悸
5.不整脈

ですが、1や2はほとんどの人に表れる症状です。

逆に、3、4、5のような症状が現れた場合は一旦ミノキシジルの服用をやめる必要があるので注意してください。

ミノキシジルは副作用リスクが怖い薬だということを認識した上で、特に個人輸入の方は血液検査のもと少なめに(保守的)に服用するようにしてください。

ミノキシジルの外用薬は積極的にGO!

ミノキシジルの内服薬は「リスクあり」と説明しました。

ただし、ミノキシジルの外用薬(いわゆる塗りミノ)はリスクありません。

内服薬と比べると効果は落ちますが、リスクなしで確実な効果が見込めますので積極的に活用してください。

塗った箇所に新しい産毛が生えてくるのを実感できるはずです。

なお、ミノキシジルの外用薬(塗りミノ)のことを「発毛剤」と言います。

育毛剤とは全然ちがいますので注意してくださいね(育毛剤にはミノキシジルは絶対に入っていません)。

若ハゲ改善ステップ6 減薬こそAGA治療成功の鍵

ステップ5までで毛量がアップし、自分が満足のいく毛量を手に入れることができましたでしょうか?

そこからは、その満足のいく毛量をキープしていく治療に変わっていきます。

AGA治療は、毛量が増えてからが長いのです。

毛量キープで難しいのは「薬の服用量」です。

自分の毛量をキープするのに必要な「薬の最少量」を知ることが大切です。

3mgで維持できる人が5mg飲む必要はないのです。

4mgに減らしても維持できる!3mgに減らしても維持できる!2.5mgに減らしたら維持できない!!というふうに、減薬しながら最適な薬の量を見つけていくのです。

それこそがAGA治療を長期成功させる鍵です。

なぜなら、薬に頼りすぎた治療は副作用に悩まされたり、薬への耐性ができて長期的に見れば再びハゲに戻ってしまうからです。

そして、自分に必要な薬の量は年齢とともに変化していきます。

それをまた追い求めるのです。

AGA治療に終わりはありません。

30歳の時に服用する薬の量と、40歳の時に必要な薬の量は違うはずです。

その間、常に服用量を模索するのです。

また、できるだけ少ない薬の量で髪の毛を維持するためには「健康的な生活」が不可欠です。

ストレス過多、睡眠不足等は抜け毛に直結します。

規則正しい日常生活を継続できれば、より少ない薬の量で毛量は維持できるのです。

3mgでしか毛量維持できなかった身体が、2.5mgでも維持できるようになるかもしれません。

AGA治療は最終的に「より健康的な日常生活の実現」に行き着くわけです。

最後に〜20代でAGA(薄毛)に悩んでいる人へ

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AGA(薄毛)を克服する手順は、すでに公開しました。

方法はハッキリとわかったはずです。

もっと言えば、方法はこれまでもわかっていたはずです。

あとは「一歩目を踏み出すかどうか」だけです。

何か理由をつけて後回しにしたり、とりあえず育毛剤に手を出してみるのは今日でやめにしましょう。

AGAに完治はありませんが、AGAを克服することはできる時代になっています。

そして20代のAGAは「成功確率」がグッっと上がるのです。

遅れをとっている場合ではありません。若ハゲは最低ですが、若ハゲの方が克服しやすいのです。

このnoteを読んで、若ハゲに悩む方が髪のある人生を送ることを願っています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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