フィンペシアとミノタブ5ミリ個人輸入でAGA治療に失敗する5つの理由
どうも。マグネシウム秀です。
23歳からDクリニックでAGA治療し、治療期間は10年弱になります。
現在のコストは1ヶ月10,300円です。
治療前、23歳の写真(2010年9月18日)
半年後の写真(2011年2月26日 23歳)
直近の写真(2020年1月10日 32歳)
いつもはAGAクリニックの情報を中心に発信していますが、今回のnoteは「個人輸入」について書きます。
というのは、個人輸入でAGA治療に失敗している方が本当に多いからです。
僕は「LINE薄毛相談」というものをしているのですが、相談者は個人輸入している方がほとんどです。
みなさん「個人輸入とはいえ、正しい薬を飲んでいるのになぜうまくいかない?」と疑問を持っています。治療を諦めてしまう方も多いです。
特に多いのが「フィンペシア+ミノタブ5ミリ」を利用して失敗している方です。
値段の手頃さもあって、このパターンはもはや定番です。
正しい治療薬を処方しているのに、なぜ失敗するのでしょうか?
それには、はっきりとした理由があるのです。
フィンペシアとミノタブは王道のAGA治療方法です。
まずはじめに、現時点においてAGA治療の薬はすでに明確です。
「フィナステリドで抜け毛を抑え、ミノキシジルで新しい髪を生やす。」
これに間違いありません。
2つの薬のおかげで「薄毛が治る時代になった」と言われています。
フィンペシアはフィナステリドを含有する薬ですし、ミノタブは文字通りミノキシジルのタブレットですので、この2つを選ぶことは間違っていません。むしろ王道の治療方法と言えます。
ところが実際のところ、フィンペシアとミノタブ5ミリでAGA治療が成功しない方はとても多いです。
あなただけじゃありません。本当に本当に本当に多いんです。
その理由を以下で解説していきます。
理由①フィンペシアは効かない人が特に多い
以前僕は、こんなツイートをしたことがあります。
長い間、LINE薄毛相談をしてきて、今はもうはっきりと感じています。
個人輸入で「プロペシア」を飲んでいる方や「フィナロイド」を飲んでいる方に比べて「フィンペシアが効かない!!」という相談者が圧倒的に多い事です。
もちろんこれは、実際に中身や成分を比較した化学的根拠ではありません。
肌感覚で感じるのです。
薄毛相談を分析すると「フィンペシアが効かない人が多い」ことをはっきりと感じるのです。
ですので僕は、個人輸入でフィンペシアを利用してうまくいっていない方には、フィンペシアからプロペシア(アメリカ)に切り替えることをおすすめしています。
プロペシア(アメリカ)を処方している方の方が、効果を実感している方が多いです。またフィナロイドを使っている人はそもそも数が少ないです。
これからフィナステリドを処方しようと考えている方は、安いという理由だけでフィンペシアを選ぶのではなく、プロペシアを利用することをお勧めします。
理由②ミノタブは5ミリからスタートすべきでない
ミノキシジルは新しい髪が生える薬です。
フィナステリドと異なるのは、薄毛の原因に関わらず誰でも効果的に処方できることです。女性も飲むことができます。
ただし、ミノタブ「5ミリ」というのは量として結構多いです。
筆者の僕自身、ミノタブ5ミリなんて10年間で1度も飲んだことがありません。
特に、個人輸入でミノタブを手に入れた方は、血液検査等をせず、ミノキシジルが身体に合うかどうかわからないまま、自己流で服用する方がほとんどだと思います。
そういう方は、絶対に5ミリからスタートすべきではありません。
思った以上の初期脱毛や体毛の増加、体調の変化等に恐れをなし、途中でやめてしまう方が多いからです。
ミノキシジルはフィナステリドとは比べ物にならないほど、副作用リスクが高い薬です。
本来は、血液検査等をせずに、自己流で飲むべき薬ではないのです。
個人輸入する方はそれを肝に命じて、あまり大きな効果が実感できなくても「2.5mg程度」からスタートすることが重要です。
なお、僕が通っているDクリニックでは、ミノキシジル8mgが上限となっています。もちろん定期的に検査しながら医者の管理下で服用します。
自己流で10mg飲んでいる人等は、もってのほかです。副作用か耐性ができて、長く続くことはありません。
理由③AGA以外に抜け毛の原因がある
フィナステリドは、AGAだけに効果を発揮します。
まさにAGA治療薬と言われる薬です。
薄毛の原因がAGA(男性型脱毛症)のみであれば、フィナステリドは抜群に効果を発揮します。
ところが実は、多くの方の薄毛の原因はAGAだけではありません。自分では気づいてないのです。
Dクリニックに無料カウセリングに行く方の4割は「脂漏性皮膚炎」だそうです。
つまり自分はAGAだと思ってAGAクリニックに相談に行く方の4割が、脂漏性皮膚炎による抜け毛なのです(AGAを兼ねている場合も多いです)。
それではいくらフィナステリドを飲んでも無駄です。
風邪じゃないのに風邪薬を飲んでいるようなものです。これは、笑い話ではなく典型的な失敗例です。
もちろん脂漏性皮膚炎だけではありません。
銀歯を抜いたら髪が生えた人だっています。抜け毛の原因が金属アレルギーだったのです。
繰り返しますが、AGA以外に抜け毛の原因があれば、フィナステリドを飲んでもうまくいきません。根本が解決していないから抜け毛は減りません。
自分の抜け毛の原因がどこにあるのかを明確に把握するためにも、最初は専門のクリニックで頭皮を診てもらうことがおすすめです。
理由④長期的なプランで治療していない
「髪が増えるかどうか」ばかりを考えて治療を始める方がほとんどです。
ところが実は、AGA治療の失敗は「そもそも髪が増えなかった人」よりも「髪は増えたけどまた減った人」の方が断然多いです。
結局、短期的なプランで始める方は失敗するのです。
個人輸入の方だけではありません。
AGAクリニックによっては1年契約のところもあり、1年たった後せっかく生えた髪が一気になくなっていく人も多いです。
AGA治療は1年や2年で終わるものではありません。髪が生えてからが長いのです。
僕の場合、半年でババっと髪が増えて、そこからまだ10年目ですが、60歳になるまでは続けるつもりでいます。
あと30年くらいありますが、髪のない人生なんて最悪なので淡々と続けるつもりです。別にしんどいこともありませんし。
大切なことは、長期的なプランで治療をしているかどうかです。
「1年だけやってみよう」とか「生えたらもう終わり」と考えている人は、成功するはずがありません。
経済的なこと、薬を飲み続けること、副作用のこと、妊娠・出産のこと、うまく行かなくなったときの対処、個人輸入のままで続けられるか等、10年単位の長期的な計画のもと治療することが大切です。
これから治療を始める方も、「AGA治療は髪を増やすことよりも、増えた髪を長期間維持することが難しい」と知っておいてください。
理由⑤減薬を実施しない
・副作用が出て治療をやめる。
・耐性ができて、薬が効かなくなる。
せっかく薬が効いていたのに、この2つが原因で治療を断念するのは、もう定番中の定番です。
理由ははっきりしています。
「薬に頼りすぎ」。
要は「減薬を怠っている」のです。
AGA治療は「自分の体に合った薬の最少量」を探し求める作業です。
年齢を重ねるにつれ薬の量も変わってくるので、この作業は永遠に続きます。
フィナステリド0.5ミリで抜け毛を減らせる人は1ミリ飲む必要はないわけです。
ミノキシジル5ミリでなんとか毛量が維持できる人は、3ミリに減らしても維持できる努力をすべきなのです。
それなのに「薬さえ飲んでいれば大丈夫」と治療が軌道に乗っているつもりの人は大勢います。
自分の身体に必要以上の薬を飲んでいれば、いつか副作用か耐性に負けます。
食事・睡眠・ストレス・シャンプーからしっかり見直し、できるだけ少ない薬の量で髪を維持できるようにするのが、AGA治療です。
少しずつ服用する薬を減らしていき、ダメならまた元の量に戻して問題ありません。
減薬に成功すれば、コスト・副作用リスク・薬に耐性ができるリスクが全て減り、治療がどんどん楽になっていきます。
減薬こそが「AGA治療を長期成功させる鍵」なのです。
まとめ
以上、フィンペシアとミノタブ5ミリでAGA治療に失敗する5つの理由を紹介しました。
・フィンペシアは効かない人が特に多い
・ミノタブは5ミリからスタートすべきではない
・AGA以外に抜け毛の原因がある
・長期的なプランで治療していない
・減薬を実施していない
フィンペシアをやめて、ミノキは少量(2.5mg程度)からスタートしましょう。
効かない場合も無理に薬を増やさず、AGA以外に抜け毛の原因がないか検討しましょう。わからない場合はクリニックで頭皮を診てもらいましょう。
軌道に乗ってきたら、徐々に薬の量を減らし、コストもリスクも減らしながら治療しましょう。
このnoteを読んだからには、絶対に成功させてください。なんでも質問してくださって結構です。
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