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New Zealand Cycle Classic(UCI2.2) St.1

レース情報

距離 158.1km 順位 44位

メンバー
 山本元喜、ライアン・カバナ、新城雄大
 ドリュー・モレ、孫崎大樹、宮崎泰史

レースレポート

昨年に続き、今年もこのレースからスタート!
今年は晴天に恵まれそうで良かった。

が、朝起きて、外を見ると曇天、、、笑

まあ、寒くないしいいかと見なかったことにする。

朝食後、天気予報を確認すると、お昼頃から晴れるらしい。
いや、ゴールしとるわ。笑

とりあえず、雨は降らないようなので、良かった。

いつも通り、ホテルの入口スタートなので、ゆっくりできるため、コーヒーを淹れてリラックス。

海外遠征仕様の簡易セット

ニュートラルが5kmとローラー等もないので、アップをしないため、直前まで部屋でリラックス。
出走サインついでに、チームプレゼンという名の大会公式フォトグラファーの撮影を受ける。

スタートまで20分、補給食の確認や日焼け止めを塗り、準備万端。
スタート地点に並びに行く。

スタート前はアスリチューンの赤!

ホテルの前からスタートし、5km地点からリアルスタート。
のはずが、先頭の審判者がスタート地点をしっかり理解してないためか、何度かリアルスタートっぽい動きをしてから、リアルスタート。笑

今日の、キナンの作戦はシーズン初戦なので、チームの動き、個々の状態等を確認しつつ、危険な逃げを防ぐこと。
ドリューがオーストラリア選手権もあり、調子が良いとのことなので、今回はドリューの総合を第一に狙う。

そのためにも、逃げは行かせず、ひとまとめでゴールしたい。
仮に、決まりそうな逃げがあれば、元喜さんとライアンのどちらかが乗り、2人の総合も目指していく。

僕、雄大さん、泰史はそれ以外の逃げを潰す動きになる。

リアルスタート後から、今年も激しい打ち合い。
大柄な選手が多いためか、本当に速い。
アタックの反応のたびに、約10秒間500~600wを出す。

アタック合戦に備え、先頭に位置取る。

もちろん、その後も坦々と踏み、潰されては反応を繰り返すインターバル。

どのチームも逃げたいためか、様々な選手、タイミングでアタックが起き続けるカオス。
3人で対応するが、対応しきれない時もあり、元喜さんも動いてもらう。

40分経った頃に、道が悪い所があり、アタック合戦の最中で避けれず突っ込んでしまいパンク。
タイミングが悪く、スピードが上がっているし、道が狭く、アップダウンが激しく、ワインディングしており、復帰するのに時間と足を使ってしまう。

なんとか復帰するも、まだアタック合戦が続いている。
さすがに、集団後方は死にそうになっている選手が増えだす。

このカオスで、雄大さんと泰史だけに任せるのは大変なので、少し休んで前に戻る。

ちょうど最初のスプリントポイントがあり、当初は狙う予定だったが、足がないため、様子を見るだけにする。
スプリンターのチェックと、各チームの動きも見る。

確認したまま、SP後のアタックに反応。
そのまま、登りに入ったタイミングのアタックにも反応するしかなく、反応したはいいが、死にそうになる。笑

雄大さん、元喜さんがあがってきたので、一度下がって休ませてもらう。

この登りが、唯一長めの登りだったため、かなりキツイ。
ちょうど前では、チームで上がっていき、ペースをかち上げしていたみたいで、集団も分断される。

そんなこともつゆ知らず、必死にへばりつき乗り越える。
前も止まったみたいで、下りきったところで集団は一つになる。

さすがに集団もへばってきており、何人か抜け出したタイミングで有力チームや逃げに乗ったチームが蓋をする。
「やっと終わった、、、笑」

キナンとしても、危険な逃げではないため、見送る。

今回の有力チームとして、ブリッジレーンとNZナショナルチームを警戒しており、他は何人か強い選手をマークするイメージ。
逆に、キナンもアタック合戦の際、しっかり見られているように感じた。

位置取りも割とやりやすく感じる。

とりあえず、一旦落ち着いた集団で、ひたすら回復に努める。
最後、スプリントになったらチャンスがあるからだ。

が、約1時間、TSSが100と実質全力。笑
データ的には出し切っている。笑

平均スピードも48㎞とカオス具合がわかっていただけるだろう。
が、見なかったことにして、回復に努める。

スタートに並びに行く日本人クインテット

地元クラブチームが集団コントロールを開始する。
NZナショナルチームを消耗させたい僕らは、彼らが動かない限り、動かない方針で行く。

しかし、タイム差がしっかり開いてきても出てくる様子がなかったので、ライアンにNZナショナルチームに一緒に回すようにネゴシエーションしてもらいに行く。

とりあえず、キナンから泰史がけん引に加わる。

少し経ち、NZも来てくれ、追撃ムード。
坦々と、じわじわ逃げと差を詰めながら距離を消化。

僕は、回復が思うようにしていないのと、最後のゴール前は登りスプリントのため、足がないと勝てない。
なので、今日は無理にもがかず、ゴール前の動きだけ見るとチームに伝える。

ステージレースなので、ダメな日に無理やり足を消耗する必要はない。

悔しいが、今日は無理をしない。

ラスト20km、逃げとも30秒ほどになり、集団スプリントの雰囲気に。

ラスト15km、逃げが捕まり、各チームがトレインを組み位置取り。
キナンもトレインを組みながら、前方をキープ。

ラスト5km、キナントレインとはぐれ、僕は単騎で気になるチーム、スプリンターをマークしに行く。
あと、個人的に位置取りの確認。

NZナショナルチームのメンバーが、昨年までブラックスポークというプロチームメンバーで、今年は何人か別のプロチームに入ってるので、全員強い。

必ずトレイルを組むだろうし、技術もあるだろうと思っていた。
予想通り、うまいし、落ち着いており、強そう。
しっかりマークしていく。

ラスト1km。
うまくNZとブリッジレーン、アメリカナショナルトレインの争いを利用し、5番手辺りで最終コーナーを回る。

ラスト600m。
登り口でも5番手辺り、いつもならここから踏み直しそのままスプリントに混ざっていくが、しっかり登りのため、足がないと戦えない。

そのまま踏み込まず、流してゴール。
実際、最後はキツかったので、足にきていた。

明日が勝負。

勝ったのはNZナショナルの選手。
3位もNZナショナル。
2位は去年ブラックスポークの選手。

しっかり強いメンバーが表彰台だった。

久しぶりのレース強度で、体が反応できない部分や長距離移動による体の不快感もあったが、今日のレースでいい感じになったと思う。

レース後はアスリチューンの青!

明日はもっと良い走りができるし、狙いたいステージだ。
去年4位になっている、良い印象のコースなので、狙っていく。

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