2023年シーズン振り返り③
7月
熊野、全日本と大きな大会を終え、前半戦は終了。
ひとまず軽いオフを入れる。
シーズン入りし、6ヶ月も経つが意外と疲れていなかった。
が、身体は疲れているはずなので、後半戦のこととコンディショニングのことも考えて、一度しっかり休む。
友達の結婚式があったので、そのまま富山にて家族旅行に行った。
第二子が産まれてから、4人での旅行が初めてだ。
子供がまだまだ小さいので、大変はことも多いけど、すごく充実し楽しめた。
旅行から帰ると、すぐにJCL広島と翌週にはJBCF石川が控えていたので、トレーニングを少しして挑む。
軽くオフを入れたからか、すごく体が軽く感じれた。
が、やはり調子は落ち気味、、、
TOJ、熊野、全日本にピークを持ってきていたので、予想はしていた。
ある意味コンディショニングがうまくいっている証なので、良い傾向だが、出るレースは活躍したい。
幸いにも、コースは僕向きのそこまで厳しくないコース。
実際、広島の展開は完璧だった。
キナンが先頭に枚数を多く乗せることに成功し、完全に僕らの展開にすることができた。
最後の登りでは、キンテロ選手と谷選手と抜け出すことができたので、よかったが、またしても最後の詰めが甘かった。
また、キナンとしても、ゴール前での連携がうまくいき始めているが、この日は少し失敗した。
翌週の石川では、同じくキナンの展開を作ることができた。
クリテでは、BSが怖かったが、うまくいき始めていたゴール前の連携がうまく決まり、完璧だった。
最終コーナーでは相手チームのエースを完全に出し抜き、先頭を取れる勢いだったが、前を引いていたアシスト選手の斜行により、ストップさせられてしまう。
だが、やっと連携がうまくいった。
その良い流れからか、翌日のロードレースではキナン劇場を繰り広げ、ワンツースリーを決められた。
僕は集団ゴールだったが、しっかりと頭を押さえることができた。
石川が終わり、バンクリーグがあるが、少しレースが空くのでオフを入れる。
バンクリーグでは、レアキャラ真平さんが参加し、楽しくレースができたが、最後の最後にやられてしまい、2位だった。
8月
9月のUCIレースや後半戦に向けてトレーニングをしっかり行い、調子を上げていく。
久しぶりのAACAに参加した。
かなり強度の高いレースなので、めちゃくちゃ良いトレーニングにもなる。
(自分たちがそれぞれの目的を持って好きに暴れているだけだが、、、笑)
結果はベテラン畑中さんにしてやられてしまった、、、
めちゃくちゃ悔しいので、次は畑中さんをいじめてやろうと思ってましたが、もう畑中さんが出てくることはなかった、、、笑
その後、個人合宿とチーム合宿を行い、9月に向けてさらに仕上げていく。
個人合宿とチーム合宿の間にシマノ鈴鹿が合った。
個人的にはBSで出場して以来の2回目の参加。
(プロとして)
キナンにとって難しいコースだが、こういったコースでこそ僕の出番だ。
が、スプリンターチームの壁は高く、5位に沈んでしまった。
9月
調子がしっかりと上がってきて、挑むツールド北海道。
このレースについては、色々思うことはあるし、今後も忘れてはいけない大会だ。
ここでは長くなってしまうので、触れないでいようと思う。
翌週にはすぐにJBCF南魚沼があり、実は、年間リーダーが取れる可能性があり、重要なレースになっていた。
キナンはライアン、ドリューの海外組もおり、万全の状態。
あとは、僕次第だ。
クリテリウム。
最近、ゴール前の連携は良くなってきていたのと、ライアンがいるので、厚みが増した。
自信を持って挑む。
が、まさかのライアンとドリュー含む4人逃げができる。
「あいつらも調子良いやんけー!」
と、思いながら、キナンとしてはGO。
後ろの頭を取ることを考える。
最後、コーナー立ち上がりで、ライアンにトラブルがあり優勝はできなかったが、2,3位になる。
僕は、足を残していた愛三トレインに最終コーナーでやられてしまい、集団2位の6位。
悪くはないが、良くもない。
ロードレースでは、キナンとして得意なコースのため、僕の総合というより、この日のレースの優勝をチームで目指す。
自力でどうにかするしかない。
畑中さんからも、エースはこういう時に自力でやり切る。
と、言われたので、燃える。
登りがきつく、その後もアップダウン、下ってまた登るというサバイバルコース。
エース格と一緒に動いても厳しいと考え、逃げに乗り、前待ちで勝負すること。
できれば、総合争い上位の選手を置いてけぼりにした逃げが良い。
2~3回なら、この登りでも耐えられると判断した。
作戦通り、総合上位がいない良いメンバーの逃げができ、乗ることに成功する。
結果的に、逃げ切り3位になることができた。
が、総合上位陣も割と上位でゴールしたため、逆転はできなかった。
レース後、畑中さんと2人で帰宅した際、やたらと褒めてくれて嬉しかった。
結果は3位だったが、やれることをしっかりやったこと、前日に言っていた通り、実行できたことが良かった。
そして、翌週にはJBCF群馬が開催され、ここで逆転できなければ総合はないというレース。
また、キナンは同日開催のJCLにも参加するため2部隊編成。
「エースなら、関係なく勝たなければいけない。」
気合いを入れて挑むものの、シマノの壁が厚く、接戦にはなったが、負けてしまい逆転はかなわなかった。
その翌週にはすぐにUCIアーバンクラシックだ。
9月は本当に忙しい。笑
クリテリウムでは僕が狙いにいくものの、最後に埋もれてしまい不発。
翌日のロードレースではライアンが最後抜け出すことに成功し、見事優勝。
そして、ドリューも集団頭を取り、3位と素晴らしい成績を収められた。
僕は、翌週にはツールド九州があったため、トマさんと2人で増田塾に入校し、良いペースでゴールをした。笑
ちょっと長くなってしまったが、振り返り③はおしまい。
次回は最後となる振り返り④へと続く。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?