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JBCF石川クリテリウム

レース情報

距離 45km(1.8km×25周) 順位 2位🥈

レースレポート

コースがかなり特殊で、常に一列棒状となり、前にいないと終わるコース。

キナンとしては、例年の展開やコースから、最初から集団コントロールをすることにする。
ある程度人数を減らし、中盤からは攻撃をかけていく作戦だ。

ただ、最後スプリントになることも予想し、ゴール前を津田と入念に確認しておく。

前に並ぶために、チームメイト達は早く並びに行くが、僕は総合上位のため、最前列に並べる。
しっかりアップと準備をして、ゆっくり並ばせてもらった。

最前列でストレッチ

ニュートラルから位置取り争いが激しいが、しっかりと前をキープする。

リアルスタートから畑中さんを中心に全員で前に上がり、ペースをあげていく。
シマノやBSも同じ考えのためか、前に固まっていた。

1チームだけで引くと、ダメージを自分たちだけが負うので、回したそうな数名を混ぜながらローテーションを回す。

5周目には20人ほどに減り、狙い通りだ。

畑中さんにも、もう割れまくってるんで、もう少し行きましょう!

と、瀕死の畑中さんに発破をかける。笑

めちゃくちゃ引いてくれた畑中さん

その畑中さんの引きもあり、実質勝負できる人数が10人ほどになった。

シマノが5人、BS4人、キナンが宮崎、津田、僕の3人と3チームの争いになり、キナンは数的不利になる。
なので、他のチームの動きをみることにする。

シマノが最大勢力で、攻撃をかけてきそうな雰囲気があったので、そこをうまく潰していきたい。

案の定、シマノの攻撃が始まる。

ここは、冷静に判断し、1人の逃げは怖くないコースなので、単発アタックは無視し、スプリントにしたいBSと協力して追うことにする。

宮崎にローテーションに入ってもらい、シマノを追い詰める。

宮崎はずっとローテーションに入ってくれた

すぐに捕まり、再びシマノのカウンターアタック。
ここも泳がす。

この展開で1人で飛び出すのは勇気と力がないとできない。
敵ながら称賛を送りたいが、これはレース。

できるだけ1人で頑張ってもらい、シマノの消耗を狙いつつ、最後1つにまとめスプリントに持ち込みたい。

BSも同じ展開を目指していたので、しっかり強調できた。

ここで、津田と最後の確認をする。

最初のプランはラスト200mのコーナーを頭で回れば勝てるコースなので、そこに向けて、ラスト400~500mから津田がスプリントを開始し、僕を連れていくプラン。

しかし、思いの外バックストレートが流れるため、津田では上がりきれない可能性と、下手に並ぶだけだと、コーナーがごちゃついて危険かつ、番手を下げる可能性があった。

なので、僕が自分のタイミングでもがき、そこに津田を連れていくパターンにする。

津田が後ろ

津田がついてることにより、抜け出しに気づいたBSやシマノが飛び付くのを防ぐ効果もある。

また、ゴール前の経験値や感覚は僕の方が優れているので、その感覚などを教えれる機会でもあるからだ。

ただし、逃げているシマノの選手が早く捕まるか、捕まる前から他のシマノ勢が攻撃をかける場合は津田が乗っていくことを確認した。

うまく泳がせるようにコントロールが成功し、残り2周。

その後、すぐに捕まえる。
残り1周半でシマノがトレインを組み、上がってくるがBSがうまく合わせて、競り勝つ。

ここは冷静に判断し、しっかり位置をキープ。

ラスト1周。

BSのいつものパターンになっていると誰もが思っている。

いい展開だ。

ラスト半周。
再び、シマノの入部選手、中井選手が前に出てくるが、早く出たためにもたない。

BSが前を奪い返して、ペースをあげる。

児島選手、岡本選手のみになっている。
また、岡本選手が後ろを確認しない。

ここだ。

ラスト300m辺り、自分が事前にこの辺と決めていたタイミングで仕掛ける。

岡本選手、児島選手が全く気づいていない。

来た、、、!

っと思ったタイミングで、児島選手が気づきこちらのトレインに飛んでくる。

少し、危険な走行でこちらは減速せざるえない。

完全に出し抜けたと思ったが、速度がかなり出ていたので、あまり大きな速度差を付けられなかった。

60km前後から、抜け出すときは65km

そのせいで頭にできる前に気付かれたのが失敗だが、あれはしてはいけない動きだと思う。

ただ、あのまま普通にコーナーに入れば勝っていた。
ここは、間違いないと思うくらい、出し抜けていたと思う。

そのままコーナーでは被されており、アウト側から抜けた岡本選手がそのまま優勝。

2位

最終コーナーを曲がり、最後までもがき2位は獲得。
津田は僕の後ろでシマノの飛び付きを防ぎつつ、4位に入ってくれた。

4月から始めた、僕と津田のホットラインが完成しつつあり、今回は大成功の可能性があっただけに残念だ。

振り返りと反省会

また、普通に負けたりするならば悔しいが、今回は悔しいというよりは、すっきりしないレースになってしまった。

ゴール後、危険な動きが認められ、対象選手が降格になり、津田が3位になった。

明日こそは優勝だけでなく、今日の分ワンツーを決めてやりたい。

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