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Tour of Japan(UCI2.2) St.2
レース情報
距離 103.6km 順位 25位 総合 36位
出場メンバー
トマ・ルバ、レイモンド・クレダー
ライアン・カバナ、ドリュー・モレ
孫崎大樹、宮崎泰史
レースレポート
今日からロードレースのスタート。
このステージは道も細く、テクニカル。
サバイバルな展開になりやすい。
また、少数の逃げができやすい。
なので、キナンとしては危険回避のためにも前々での展開はもちろんだが、逃げに乗っていきたい。
今年もJCLに強力なスプリンターがいるので、昨年同様にコントロールする可能性がある。
そのため、レイモンドは集団スプリントに備え、あまり動かない。
僕はレイモンドがいるので、暴れる覚悟だ。
逃げて、山岳賞やステージ勝利を狙っていく。
前日にしっかり降ってくれたおかげか、予報がずれて朝から晴れ間が見えはじめていた。
が、路面が所々濡れていたり、砂利が出ていると、大会オーガナイザーから注意された。
![](https://assets.st-note.com/img/1716206062861-C0nOeHkwfv.jpg?width=800)
今日はニュートラルが長いこともあり、前に並ばず、自分のペースで並びに行く。
ニュートラルスタート後、一気に先頭まで上がっていく。
JCLが予想通り、コントロールする意思を見せるかのように、先頭に集まっていた。
リアルスタート直後、数名抜け出した途端に、JCLが蓋の動き。
「これは無理やりでも早めに抜け出せば行かせてくれる。」
と、判断し、横から力で無理やり上がって踏んでいく。
数名連れてきてしまい、集団が繋がる。
![](https://assets.st-note.com/img/1716206008669-4FKA5aQ041.jpg?width=800)
さすがにJCLも5人以下くらいの逃げに抑えたい模様。
その後、カウンターでトマさん含む4名ほど抜け出すが、まだまだ逃げに乗せたいチームが多く、すんなり決まらない。
登りに入り、道が狭くなるため、JCLの蓋がしやすくなる。
ここを狙いアタック。
4名で抜け出すことに成功する。
が、僕はしっかり踏むが、他の選手があまり踏めていない。
ここは踏めば確実にJCLを中心に行かせてくれるパターン。
踏みたいが協調が取れない。
結果、KOM前に捕まる。
僕は下がりながら、下りに入る。
下りでライアンが1人抜け出したみたいだ。
僕は知らずに、下りきって集団が緩んだタイミングでアタックをしようとする。
トマさんやJCLの大喜さんや小石さんに叫ばれて辞める。笑
登り返しのタイミングでブリッツェン、シマノ、ルージャイの3名の追走が出る。
追い付けば良いメンバーの逃げになるので、僕もJCLと一緒に蓋の動きをする。
何度か、ブリッジレーンを中心に追走の動きがあったものの、全て潰し、集団は落ち着く。
すぐに総合リーダーチームのアスタナもコントロールに加わり、2チームによるコントロールが始まった。
そこからは登り口に向けて、僕、トマさん中心に毎回前で入れるように位置取りを行い、消化していく。
ラスト2周の登りを越え、下りに入ったタイミングで先頭付近で落車が発生。
トマさんの目の前で起き、避けきれずにトマさんが落車。
一瞬、止まって、トマさんのヘルプに回ろうか考えるが、ドリュー、泰史のサポートを優先させた。
この落車により、1度集団が割れるも、まとまる。
この際、レイモンドが後ろに位置していたようで、レイモンドが見当たらなかった。
ラストラップで逃げは捕まるので、レイモンドのスプリントを狙いたいが、総合を狙える2人のサポートを優先し、レイモンドは自力で上がってきてもらうのを願う。
ラスト1周。
ドリュー、泰史を引き連れ、先頭付近で登りに入る。
![](https://assets.st-note.com/img/1716206099155-TbTOFPyEBX.jpg?width=800)
案の定、一番早いペースで登り始める。
僕も、レイモンドを探しながら少し下がりつつ登る。
後ろではこぼれ出す選手が多く、気づけば一番後ろになっていた。
KOM手前で後ろをよく観察するも、レイモンドが見えず、下りで追いついてきた場合に引き上げることに切り替え、集団についていった。
下りきり、後ろを確認すると、審判車とニュートラルサポートカーがいたので、追いついて来ないと判断し、僕で狙う覚悟に切り替える。
が、思いの外、脚にキテいた。
だが、ライアンは逃げていたし、ドリューや泰史よりかはもがける。
自分がやるしかない。
レイモンドが遅れ、自分がチャレンジすることを伝える。
ブリッジレーンが枚数を揃えていたので、そこに着き、前に上がっていく。
ラスト1.5km辺りの左コーナーで位置取りから、早くペダルを回した結果、ペダルをかき、後ろに迷惑をかけてしまった。
申し訳ない。
(ゴール後、謝りにいきました。)
落車にならなくて、よかった。
すぐにリカバリーし、前に上がっていく。
ラストコーナーに向けて、位置取りが激しくなる中、単騎だったので、怯んで前に上がれなかった結果、最終コーナーを10番手辺りで回る。
さらに、最終コーナーで、膨らんだ選手がおり、その煽りを受けて立ち上がりが遅れる。
そのまま、もがくも脚がない上に最悪な位置。
どうしようもなく、踏むのを辞めた。
![](https://assets.st-note.com/img/1716206150498-yIFBJUAopg.jpg?width=800)
昨年と同じようなシチュエーションで、チャンスがあったものの、気持ちで負けてしまった気がする。
昨年もキツかったが、しっかりもがいていた。
明日はホームステージ。
切り替えて、明日は表彰台へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1716206159784-56588YfhC1.jpg?width=800)
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