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Tour de Taiwan(UCI2.1) St.1

レース情報

距離 83.2km 順位 16位

レースレポート

今シーズン3戦目のUCIレース、ツールド台湾が開幕した。
今日は台北の街中の10.4kmを8周する、クリテリウムのようなド平坦コース。
昨年、愛三の岡本選手が勝ったコースだ。

前髪を綺麗に入れるのルーティーンかもしれない

キナンは僕で勝負するため、ラスト1周は皆に前方で位置取ってもらう。
ゴール前3kmくらいからは他のスプリンターチームのトレインが強力なのと、ラスト500mから3回直角コーナーがあり、石畳区間も挟むので、カオスになると予想。
僕はフリーで位置取りをした方が良いと考え、ラスト3kmからは単騎で挑む作戦にした。

ゴール前以外はド直線の道を行って、帰ってくるだけのため、逃げが決まりにくい。
アタック合戦もあまり激しくなく、どこのチームも様子見と行ったところ。

タイの選手が1人抜け出し、宮崎含む追走が出て、1回目のSP(スプリントポイント)を通過。
すぐに逃げが吸収され、次のSPを前に少し緩んだ集団からドリューがアタック。

いいタイミングとかなりキレのあるアタックで、ぐんぐん集団を引き離す。
集団は追う気配を見せないので、すぐに蓋をするような形で先頭に出る。

一気に2分差をつけたドリューがそのまま2回目のSPを1位通過し、ボーナスタイムを獲得。
そのまま逃げを続け、最後の3回目のSPも取りに行く。

集団からは追走が2人出たが、ほどなくして集団に戻る。
集団はBardianiチームが引きはじめていたが、まだ巡航といったところ。
キナンはドリューが逃げているので、その後ろで位置取り、安全に消化していく。

後ろでちっちゃく潜んでます😂

ドリューが3回目のSPもトップ通過し、ボーナスタイムを獲得する。
この頃には集団を複数のチームが引き始め、ドリューとのタイム差を詰めて行く。

残り1周半、ゴールまで15kmほどでドリューを吸収。
各チームのトレインが前に出始める。

トマ、宮崎、ライアン、僕でキナンも先頭でキープする。

ワンピースにエアロシューズカバー✨️

ラスト5kmをすぎる頃には各チームのトレインがスピードを上げ始め、キナンも最後のライアンを使い、先頭をキープし続ける。

予定通り、ラスト3km付近で被せてきた他チームのトレインに僕が乗り移り、ライアンが離脱。
ここからは、単騎で捌いて前に居続けるが、強力に抜け出すトレインがおらず、すでにカオスになりつつある集団。

愛三トレインがフルメンバーを揃え上がって行くのが見えたので、飛び移る。
愛三トレインも先頭まで出るが、抜け出せず崩壊してしまった。
すぐに、別のトレインに乗り移るも、あまりいい位置でラスト500mに突っ込めなかった。

そのまま、かなり多い集団のままコーナーが3回続くゴール前に突入し、埋もれてしまい前に上がれない。

そのまま20番手くらいでスプリントし、16位でフィニッシュ。

最後、カオスになるのと、先行有利とわかっていたのだが、想像以上に集団のスピードが遅かったこと。
どこも、ラスト500mの先頭を狙っていたことにより、そこに向けた集団の動きが予想以上に大きかったこと。

これらの予想を外れた展開により、前に位置取りきれなかった。
どうせなら、無理やりでも足を使って、流し先行のような形で前にいた方がよかったかもしれない。

難しいコースと聞いてはいたが、クリテリウムを得意としている自分としては、やらかしてしまった。

逃げに逃げまくったドリューが敢闘賞を獲得。
そして、総合もボーナスタイムを獲得していたことにより、3位。

敢闘賞のドリュー

総合も狙いつつ、この後のステージでもチャンスがあるので、狙っていきたい。

引き続き応援よろしくお願いします!

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