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JBCF南魚沼クリテリウム

レース情報

 距離 50km 順位 6位
出走メンバー
 畑中勇介、トマ・ルバ、新城雄大、
 ライアン・カバナ、ドリュー・モレ
 孫崎大樹、宮崎泰史、津田悠義

レースレポート

長方形型の1周1.2kmのコース。
道幅も広く、コーナーもノーブレーキで曲がれるため、バンクのような感覚だ。

さらに、エントリー人数が少なかったからか、1チーム8人出走のため、作戦に大きく影響すると思われた。

過去2回開催されたこの大会では、全てスプリント勝負になっていること、コースレイアウトと8人出走のため、逃げが不利と判断した。

そのため、過去2回勝っており、今年のレースでコントロールしきって勝つことができている愛三がコントロールすると予想した。

キナンとしては僕のスプリントで狙うことを主軸にし、津田を僕の後ろにつけ、できるだけ上位に食い込ませ、総合順位を落とさないようにすることにした。

ランキング上位は最前列へ✨

もちろん、序盤から逃げの動きには対応していくし、チャンスがあればライアンが逃げ切りを狙うパターンも共有した。

レースはスタートから、シマノ、愛三、キナンが先頭で固まり、どのチームも主導権を握れるような動きで進む。
流れるコースのため、トマさんが「楽に踏み続けられる」と、言いながらほぼ先頭固定で走る。

常に前へ

まあまあ早いペースwww

時折、アタックがかかるが、1人で抜けだす選手が多く、すぐにトマさんに回収される。

シマノの選手がアタックし、そこに愛三、ドリューが入ったことで、一度集団が緩む。
ライアンが隙を見て飛び出し、そこに飛びついたシエルブルーの選手と2人で追走に入る。

キナンはドリューとライアンの2人が入り、他は1人ずつと、有利な展開のため、蓋をする動きに移行。

シマノは石原選手が入っており、総合的にも、スプリント能力的にも不安要素はあるが、ライアンなら勝てると判断し、数的有利もあるので今日の勝利を優先した。

また、逃げ切りを確定させたあと、メイン集団のゴール勝負はチームの連携確認と津田と僕が少しでもポイントを稼ぐため、上位を狙うことも確認する。

3人で出走したBSが後手を踏む形になり、すぐに前を追う。
その番手にキナンで収まり、集団の追う意志を奪う動きをする。

BSは人数が少なく、どうすることもできない模様。
前は強力な逃げで、シエルの選手がこぼれてくるが、ペースが落ちない。

1分まで開き、メイン集団に先頭集団が追いつくのではないかというような差になってきた。

愛三からは石上選手が乗っているが、分が悪い展開なので、愛三が集団コントロールを開始する。
しかし、少し縮まるが、なかなか追いつくまでには至らない。

次第に愛三も崩壊し始め、気づけばメイン集団もかなり人数が減っていた。

残り10周を切り、愛三が崩壊したため、再びキナンが前を陣取る形になる。
特に追う必要もないので、トマさんのコントロールが始まる。笑

残り5周で、総合リーダーを要するシマノが動き出す。
中井選手のリーダーを守るためにゴールを狙うのだろう。
一度、番手に下がり、残り2周辺りで攻撃することにする。

前では、ドリュー、ライアンが数的有利を利用し、攻撃に出る。
石上選手を離すことに成功するも、石原選手は粘る。
石川ロードでも粘られた選手だ。

3人になった逃げ

結局、石上選手にも追いつかれ残り2周。

僕らは、作戦通り、残り2周からシマノトレインに一気に並びかける。
枚数を残していた、シマノに粘られる。

そのままラスト1周。

キナンは僕と津田をシマノトレインの後ろにはめる。
最終コーナー。
愛三の草場選手が岡本選手を連れて一気に前にでる。

ほぼ同じタイミングで津田も早がけを仕掛けて突っ込む。

僕は8番手でコーナーを曲がる。

前では、発射された岡本選手と津田がもがく。
僕もコーナー立ち上がりからもがく。

かかりも良く、足もあったので、岡本選手に届きそうだったが届かず集団2位。
津田も粘り、集団3位の6位と7位になった。

前では、ライアンが最終コーナーでトラブルにより遅れてしまい、石原選手がスプリントで勝利。
ドリューが2位、ライアンがすぐに復帰でき3位。

勝てなかったが、キナンが支配し、どのような展開でも勝つ可能性が高いレースができていたので、良かった。
ライアンもトラブルがなければ勝てていたと、自信があったそうなので、良い雰囲気だ。

明日もキナンが得意とするコースレイアウトなので、レースを支配し、勝利に繋げたい。



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