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東日本ロードクラシックday2

レース情報

距離 60km 順位 5位

レースレポート

今日は昨日に比べ、レース距離がかなり短く、コースも比較的集団有利な平坦基調。
だが、昨日のキナンの作戦により、スプリンターチームに大きなダメージを与えられているだろうと信じ、今日も攻めることに。

距離も短く、我々ならスタート直後から攻撃しても最後まで戦える自信もあったので、出し惜しみせず行くと決める。

攻めるからこその緊張

スタート直後は比較的どのチームも少しけん制。
しかし、すぐに元喜さんがその状況を打破するようにアタックする。

総合ランキングTOP10なので、最前列✨️

そこからは早いペースで進む。

2周目に入り、少し緩んだ所でBS橋本選手、愛三岡本選手、マトリックスマンセボ選手が抜け出すのを見て、僕も行く。

元喜さんが前にいて反応しそうだったが、メンバー的に僕が行くべきと判断し、制止するように行った。
すると、すぐに気づいてくれた元喜さんが集団の蓋をするように動く。

そのまま下り区間で抜けだし、後ろから数名ジョインし、10名ほどの逃げができる。
ジョインしてきた中に雄大さんがおり、キナンとしては、この逃げを決めていきたい。

比較的にローテを綺麗に回すが、少し躊躇しているチームと、すでに苦しい選手がおり、そこまでペースが上がらない。
僕は余裕があり、調子の良さを感じていたので、ここはしっかりめに引く。

雄大さんと逃げに!

むしろ、人数も余裕で強いメンバーが入った逃げなので、ついてこれないきつそうな選手を早めに落としたい。

マトリックスもマンセボ選手と小森選手が乗っており、この逃げを決めたそう。
しっかりめに引いてくれる。

あまり綺麗に回っていないが、良いペースを刻めているので、集団とのタイムギャップが一定で逃げれている。

このまま逃げが決まりそうなメンバーなので、スプリントの際に敵になる、BS橋本選手、愛三岡本選手を警戒する。
特に単騎の愛三岡本選手が数的不利なことから、先頭を引きたがらない。

なので、岡本選手の動きを警戒し、僕がマンマークし、雄大さんが逃げを積極的に引いてくれた。
これで、僕は休めているので、どうなっても動ける状態だ。

23番は岡本選手

その直後に後ろから追走3名ほどが追いついた。
人数が増えたこともあり、俄然逃げ切りの可能性が高まる。

半分の5周が過ぎたころに、集団が一度15秒差程までに縮めてくる。
その際、抜け出そうとした選手をうまく利用し、元喜さんが一人で追いつく。

キナンは前に3枚そろえ、さらに有利に。
僕は2連勝を本気で考え出す。

最悪、捕まりそうになったら、アタックし単独でも逃げ切れるのではないか?
と、思うほどに足も軽い。

だが、そこは冷静になり、落ち着かせる。
自信を持つのは良いが、過信はダメだ。

追いついた元喜さんも調子が良さそうで、すぐにけん引に加わり、逃げを決定的にするために積極的に引いてくれる。

しかし、集団もなかなか離れない。
絶妙なタイム差で粘られている。

残り、3周で20秒差を切ってきた。
さらに、残り2周に入るころには7秒差。

もう見えてる。

ここにきて、捕まった際の動きをしっかり考える。
足はまだ余裕で、どのパターンでも粘ってついていき、スプリントに持ち込めれば勝てると思った。

ラスト2周の登りで集団に捕まり、引き戻される。

BSが強烈に引いていることあり、そこからアタックはかからない。
落ち着いて、キナンが位置取っている所に入る。

このままでは愛三、BSのスプリンターチームが集団をまとめ、トレインを組んでスプリントが目に見えているので、攻撃をかけることに。
元喜さんやトマさんがペースアップや、アタックで集団に揺さぶりをかける。

どれも決まらず、最後の登りへ。
僕は休ませてもらっていたのと、足はまだ大丈夫。
勝てると思い、自分の位置取りへ。

白川や津田がサポートをしようとしてくれるが、うまく連携は取れなかった。

愛三、BSの並びでバックストレートに入る。
その後ろに位置取れた。

両チームともにいつものキレがない。
明らか消耗しており、ゴールまでの逆算がミスしている。

これは、ゴール前少しけん制が入るかもしれないと考え、自分から早めに仕掛けることにする。

ラスト200m手前。
緩やかな登り斜面で前が緩み、集団が広がる。

ここだ!!

すぐさま集団から外れ、もがこうとするタイミングで左からシマノトレインが、、、

なんとか飛びつき、ラインを探す。
中井選手のリードアウトから入部選手が右に流れる。

1人分は空いている、いける!

その後ろにいたイナーメの選手が入部選手についていくように右に流れたので、真ん中を突きさせると思い踏み込もうとした瞬間、イナーメの選手が戻ってくる。。。

まじか、、、

やってしまった。

一瞬の判断ミスで埋もれてしまい、もがききれずに不完全燃焼。

最後、一番右端から伸びてきた石原選手にさされ5位。

チームの動きも良く、今日も僕を信じてもらったのに、申し訳ない。

最後、自信があるのであれば、大きく捲ることになっても一番右に流れてもがけばよかった。。。

チームの動きは悪くなかったと確認。

2連勝にあと一歩及ばず、悔しいです。

二日間たくさんの応援ありがとうございました。

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