2つの例大祭をハシゴした

2024年5月3日。
この日、東京では二つの例大祭が開かれていた。
一つは、魂天神社例大祭。
もう一つは、博麗神社例大祭。
ハシゴした日の日記です。


まず、魂天神社例大祭。
雀魂にはいつもお世話になっているから、行くことにした。

客層がかなり意外で、カップル風な人たちがたくさんいた。
意外とソロ参加の層は薄くて、オタクも基本的に群れている。
それと、年齢層がかなり高かった。
見てからに若い感じの人はほぼいない。
そもそも雀魂の客層って分からなかったけど、麻雀が好きな層がベースだったんだね。
もしかすると、プロ雀士とVtuber目当てだったのかもしれない。
つまり、私は客としてターゲット外だったってワケ。 

ステージと観覧席とイベントブース(雀魂対戦ブース)に場所を取られすぎていて、他のコンテンツが無いに等しかったから、公開生配信に対戦イベントが付属している認識の方が正解だった感がある。
これに関しては、行けば何かあるだろうと思ってた、こちらも悪い。
でもさ、ソニアのでっかいポスターは見たかったよ。どこかにあったのかな。パネルは見つけたけど、すごい端っこにあって悲しくなってしまった。

物販だけは買って帰ろうと思ってたけど、列形成すらされていなくて、全然買える感じがしなかったので、結局滞在時間30分ぐらいで出てきた。


次に博麗神社例大祭。
これは存在自体を前日に気づいたから、ほぼ思いつきでの参加になった。

東方の中に、めちゃめちゃ好きで、心がぶっ壊れそうなほど好きなキャラがいるんです。
ナズーリンなんですけど。
で、ナズーリンを本当にずっと描いてくれている、本当に最高の作家さんがいるんです。
好きすぎて刺激が強すぎるので、普段は忘れてるんだけど、たまたま前日に思い出して調べたら、サークル参加してくれていたんですよね。
本当にありがたい。まだナズーリンを描いてくれている。

その方のツイッターの履歴を見たら、更にナズーリンが可愛くなっていて、星も可愛くなっていて、本当に心臓が止まりそうだった。
この方は、進化している! 感動。そして感謝。

この方のことはたまに思い出してるぐらいの好き度だけど、今でもナズーリンを描いて、サークルで出てくださっていて、本当にありがたい。
大袈裟じゃなくて、人生の一部だと思ってる。
重くなるから、これ以上やめとく。

とにかく、このタイミングで思い出したのも天からの啓示と思って、行ってみることにした。

会場は東4-6ホールだった。
1-3は使っていなかった。
会場図を見ると、3分の1は企業スペースだった。
かつての隆盛ぶりから振り返れば、この状況だけ見てもジャンルとしての最盛期は過ぎたと言わざるを得ないだろう。それはそうだ。

ただ、中に入ったら笑ってしまったよね。
あまりにも同人誌即売会すぎるのはもちろんなんだけど、あまりにも東方すぎる。
ポスターには相変わらずレイマリが描いてあるし、コスプレした蓮子は歩いてるし、よく見れば小学生が歩いているし。
雑多な感じが、東方すぎる。
老若男女にこだわらない感じというか、月並みな言い方をすると「全てを受け入れる」ということ。

とりあえずナズーリン島に行って、その方のブースで買えるものを全て買った。
新刊もあった。良かった。
これからも出来ればでいいのでナズーリンを描いてください。お願いします、と祈った。
お参りかって話。
でも私には祈ることしか出来ない。
要望は通らないが、夢は叶うはずだ。

それからはツイッターで見かけた作家さんの作品だけ買って、あとは会場をぐるぐる回っていた。
相変わらず音屋がたくさんいるし、何故か痛車は展示されてるし(ルーミアの痛車がとても良かった)、迷子の案内放送は流れるし。

楽しかった。
卒業後に行く文化祭のような、自分の中でだけで、懐かしさと後悔の感情に浸る感じ。
老害丸出しだけど、あそこには間違いなく同じような老害もたくさんいたはずだ。

でも、もう少し予習した方が良かったな。
今調べてて、買いたいサークルさんがたくさん出てきた。
今度また東方のイベント行きたいね。
紅楼夢なのか、秋例大祭なのかは、調べてないけど。
自分のルーツって案外ここなのかもしれない。

思ってたより書いてしまった。
魂天神社の方はいらないくだりだったかも。
でもこれは日記なので。

ここで一曲。

東方星蓮船から、「春の湊に」。

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